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メタバースをリードする 海外・国内企業について 〜〜IT業界を将来のキャリアの選択肢に〜

はじめに

今回、ヒューマンアカデミー様よりメタバース、デザイン、クリエイティブ、キャリアに関して複数回にわたって講演会をさせていただけることになりました。
メタバースに関して今年2月に開催させていただきました講演に関して、皆さまから「同じ業界に進みたい」や「勉強になった」、「楽しかった」などありがたいお声を頂戴し、非常に充実した経験となりましたので内容を少しだけレポートさせていただきます。

今回の講演では、次世代のテクノロジーであるメタバースについて解説しました。
メタバースは、現実世界と仮想世界が共存する3Dデジタル空間で、リアルタイムで人々が交流や共同作業を行えるのも特徴です。

様々なアバターを使って、エンターテインメント、ビジネス、教育などの分野で活用され、新たな体験とコミュニケーションの形を提供しています。

参加者の皆さまに、メタバースの基本概念や、なぜメタバースが重要なのか、そして海外・国内企業のメタバースへの取り組みについてお話しさせていただきました。

メタバースとは?

仮想世界と現実世界を融合させた3D空間、
リアルタイムでのコミュニケーションなどが可能なデジタル空間です。
アバターを通じて、人々が仮想世界で活動し、エンターテイメントやビジネス、教育など様々な分野で利用されています。

例としてマインクラフト、フォートナイト、どうぶつの森などが言われますよね。

何故、メタバースが重要なのか?


メタバースが重要視されている理由は、新しいビジネスチャンスや今後のキャリアに密接に関わっているからです。メタバースは、仮想空間での広告、イベント開催、デジタル商品の販売など、さまざまなビジネスが展開されている新しい市場を提供しています。これにより、新たなビジネスチャンスやキャリアが生まれる可能性が高まっています。

また、現状では人材不足が懸念されており、メタバースの専門家やスキルを持った人材が求められています。これは、今後のキャリア選択においてメタバース関連の職種が重要な選択肢となることを意味しています。

さらに、メタバースは国や言語の壁を越えることができるグローバルなプラットフォームとして注目されています。これにより、世界中の人材を活用し、ビジネスチャンスを拡大することが期待されています。

そして、リアルタイムの情報共有がメタバース内で可能となるため、迅速な意思決定や問題解決が実現できます。
これにより、効率的なビジネス運営が期待できるだけでなく、新たなコミュニケーションスタイルも生まれています。これらの要素が組み合わさり、メタバースは今後ますます重要性を増していくと考えられています。

海外・国内企業のメタバースの取り組み

海外の取り組み

  1. Facebook(Meta) は、社名を「Meta」と変更し、メタバースへの取り組みを強化しています。同社は、VR/ARデバイス「Oculus」を開発し、仮想現実を活用したコミュニケーションやゲーム、エンターテイメントを提供しています。また、「Horizon Workrooms」を通じて、仮想空間でのミーティングやコラボレーションを実現しています。

  2. Microsoft Microsoftは、仮想空間「Microsoft Mesh」を開発し、メタバース環境でのコラボレーションやコミュニケーションをサポートしています。また、同社のクラウドサービス「Azure」を活用して、メタバースインフラの構築に取り組んでいます。

  3. Epic Games Epic Gamesは、オンラインゲーム「フォートナイト」を通じて、メタバースの実現に向けた取り組みを行っています。イベントやコンサートなどの仮想空間での体験を提供し、さまざまな分野でのメタバース活用を促進しています。

GAFAM(Google, Apple, Facebook(現Meta), Amazon, Microsoft)とは、テクノロジー業界の5大巨頭企業を指します。各社は、メタバースにおいて異なるアプローチで取り組んでいます。

  1. Google Googleは、AR技術「Google Lens」や3Dマッピング技術「Google Earth」を通じてメタバースに関連する技術開発を行っています。また、ゲーム開発者向けに提供している「Stadia」プラットフォームや、クラウドサービス「Google Cloud」を活用し、メタバース環境の構築やサポートを行っています。

  2. Appleは、ARヘッドセットやARグラスの開発を進めており、将来的にメタバースと連携したプロダクトが登場する可能性があります。また、「ARKit」を活用した開発者向けツールや、iOSデバイス上でのAR体験を提供しています。

  3. Facebook(Meta)は、社名を「Meta」と変更し、メタバースに全力で取り組んでいます。VR/ARデバイス「Oculus」の開発や、仮想空間「Horizon Workrooms」を通じたコラボレーション環境の提供など、メタバース関連のサービスを展開しています。

  4. Amazonは、ゲーム開発エンジン「Lumberyard」やクラウドゲーミングサービス「Luna」を通じて、メタバース環境におけるゲームやエンターテイメントの提供を行っています。また、クラウドコンピューティングサービス「AWS」を活用し、メタバースインフラの構築やサポートを提供しています。

  5. Microsoft Microsoftは、仮想空間「Microsoft Mesh」を開発し、メタバース環境でのコラボレーションやコミュニケーションをサポートしています。さらに、「Azure」クラウドサービスを活用して、メタバースのインフラ構築に取り組んでいます。

これらのGAFAM企業は、メタバースの潜在能力を最大限に活用し、新しいビジネスチャンスやイノベーションを創出するための取り組みを続けています。


国内の取り組み

「NTT XR World」は、新しいクロスリアリティ(XR)技術を活用したメタバースプラットフォームです。XRとは、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、および複合現実(MR)を総称したもので、これらの技術を組み合わせることで、よりリアルな仮想空間の体験が可能になります。
NTTグループが持つ高度な通信技術やクラウドインフラストラクチャを活用し、様々な分野でのメタバース活用を目指して開発されました。

ソニーのメタバース領域での取り組み
PlayStation VR2の開発:より没入感のあるゲームや仮想空間を楽しめる次世代のVR体験を提供。

mocopiの発売:スマートフォンを使って動作を瞬時にキャプチャし、メタバース内のアバターに反映させることができるモーションキャプチャデバイス。

XRライブプロジェクト:音楽やエンターテインメントの分野で、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を活用したライブプロジェクトを展開しており、観客はリアルタイムでアーティストとの交流やコンサートを楽しむことができます。

VR上にマンチェスターシティのスタジアムを再現

街や施設を巡りながら楽しむ音声ARアプリLocatoneを展開

これらの取り組みは、ユーザーが現実とメタバースが融合した体験を楽しむことができます。


体験会:メタバース体験会で高校生とかくれんぼを行いました。

メタバース体験会で、高校生と一緒に仮想空間でかくれんぼを楽しみました。参加者はアバターを操作して鬼を見つけることで、メタバースの魅力を体感しました。
この体験を通じて、高校生はメタバースが提供する新しいエンターテインメントや今後のキャリアやビジネスチャンスについての理解を深められたのではと思います。さらにこのイベントは、私たちにとっても高校生にメタバースの可能性を伝える貴重な機会となりました。


最後に株式会社Uubでは、、

誰もが多くの価値を創り出すことができる
そんな社会を一緒に目指しませんか?

メタバース時代における「いつどこにいても、年齢や人種、出身など関係なく活躍出来る人を育てたい」という思いを実現するため、あらゆる人がメタバースやクリエイティブ、ビジネスに関する技術や学びができる学習プラットフォームを提供したいと考えています。

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