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コンセプトはまさしく今の自分が求める姿[ソワカ⇸ミロク]

前略 ミロク様

ミロクちゃん、いかがお過ごし?

またまたわたくしソワカからのお便りになります。
せっかく2通にもまたがってお話させていただく機会を得たので
もう少しじっくり内容を掘り下げた回にしたいの。
...最初からそうしなさいよ、とミロクの声が聞こえてきそうね。
それができたら最初からやっていきたいところなのだけど、そこがわたしよ。

今回のノートは後編です!前編はこちらよりお読みいただけますのでよろしければお先にどうぞ。

充実した作業

わたしはノートをつけてるのね。
思い立った時に想いやアイデアなどなど、その都度メモをとるの。一時期はそこら中でノートとペンを取り出してメモ魔と化していたわ。すぐ忘れちゃうもの。
後にそのメモを読み返すのだけれど自分で書いたのに!何を書いているのか一見わからない。

でもね。いつか考えをまとめなければならない時がくるぢゃない?
時がきたら精一杯、そのメモを頼りにまとめページを作るという具合。
この”考えをまとめる作業”はとても時間がかかるのでいつも途中で止めたくなるし、泣きたくなるのだけれど、それと同時にワクワクも止まらないの。例えるなら、大好きな推理小説を読み進めてぼんやり犯人が分かったかも!...そんな感じかしら?
...最近本を読めていないわ。本は寝不足になりがちなので...久しぶりに癖の強い名探偵の映画観たいわ。
失礼。またお話が脱線してしまったわね。

話を戻して...今回はそのまとめページの一部なんだと思って諦めて読み進めてちょうだいな。

コンセプト...その前に、のその前に

ミロクに「何で食だったの?」と聞かれ、
前々回のお便りのお返事でわたしはこう返事しました。
ー「食にピコーんとなったから」
これはこれで真実なのだけれど、実は続きがあるの。
先ほどお伝えした”まとめページを作る作業”で卵が先か鶏が先か的な発想なのだけれどここでもわたしなりに答えを出した。

「五感の哲学 (ベスト新書) – 加藤 博子著」という本によると、食は味覚、嗅覚、触覚を中心に聴覚、視覚まで五感をフルに駆使した体験であると記されていたの。まさしく!!と納得したわ。

五感は生命体を守るためのセンサーだと言われているように、正しく機能することで心も安定し、ますます感覚が研ぎ澄まされる。

日本固有の大和言葉(古来より日本人が言葉として大切にしていた考え方なのかしら)には6つの感覚があるの。
ミル(視)・キク(聴)・カグ(嗅)・アヂハフ(味)・サワル(触)・サトル(悟)。この”サトル”は覚る=感づく、察知する、第六感のこと。

滋味という言葉があるわよね。
辞書によると、栄養があって味がいいこと。
また、豊かで深い精神的な味わい。

”精神的な味わい”のところ、気分が落ち込んでいる時の食事と楽しい時間での食事では同じ物を食しているのにも関わらず味の感じ方が異なる。
精神的なものもとても影響してると誰しも感じたことがあるかもしれないわ。味がしているならまだしも、味を感じない、また満腹感や空腹感を感じないって時もあるかもしれないわね。

このことから、わたしは「食は六感(五感+第六感)をフルに使う体験」だと思ったの。

六感に気づく

先ほどの大和言葉にひどく心惹かれたのでこうゆうことかしら?とまとめてみたのでここで共有させていただきたいわ。

<大和言葉 六つの感覚>
①ミル(視) 本質を捉える眼
②キク(聴) 物事を受け入れる耳
③カグ(嗅) 空間を感知する鼻
④アヂハフ(味) 本当に必要なものを見極める舌
⑤サワル(触) 情報、経験を記憶する皮膚
⑥サトル(悟) 繊細な変化を把握する心

この六感を育てることで日々を楽しく快適に過ごすことにつながるのではないかしら?

大きな目標だけれど、わたしがこうなりたいと思う。ミロクちゃんもよね?
ここはミロクちゃんと真剣に詰めたところ。
あの時間は本当に有意義だった。今思い返しても良い時間だったわね。

ここでまたもや「何で『食』だったの?」

あなたまたこの話題なの!?とお思いでしょうね。
えぇそうですとも。しつこいけど。
完全に後のせ状態なのだけどお話しさせていただきます。

「食」は六感を駆使した体験で日々の生活で幾度となく行うにも関わらず、無意識であることにもったいないと思ってる。

食べなくてはならない、時間がきたから、
この食べ物が体に良いらしいから。

「わたしはどうなの?」
「本当は何を欲しているの?」

今の自分を知るということは必要であり、放棄してはならないと感じてるの。
それが、”わたし”の為。
だってわたし以外の誰かが一生管理してくださるなんてことないのよー

あ! でもここ聞きたいところだわ。
世間では、「自分だけが自分のことをわかっている」「自分より他人の方が分かってる」論争あるぢゃない?...あるのか不安になってきたけどこの際だから聞いてみることにするわ。
これってどう思う?
わたしはどちらも合っていてどちらも間違いだと思ってる。
そもそも質問をしておいてこんなことを言うのはどうなのかと自分でも思うのだけれど。
はぁ。また脱線してしまったわ。

直感的に感じたことは瞬時に計算している説

ミロクはいつもわたしにこう言うわね。
「キミは直感を研ぎ澄ませることに集中するんだ!」
...最初聞いた時耳を疑ったのを覚えてる。

苦手なことが多いから使えないってこと!?なんて子なの!?って。
でも真剣に褒めてくれたわね。
たまに直感が良いと。

そこからわたしも真剣に受け止めて、どう研ぎすまそうかって必死なわたし...
コンセプトではあるけれど、まだ発展途上ですからー!!!!

しかししかし...
直感的に感じたことは瞬時に計算しているとも言えるみたいよ。
何だかスーパーコンピュータみたいね。

今回本当に聞きたいところ

人って直感的に思うことってあるわよね?
ミロクも今までのお仕事は直感的に選んでるわね。
その時のことを思い出しながら教えて欲しいの。
離れて暮らしていた期間も長かったから、今になって初めて聞くことも多い。
結構新鮮だったりして楽しんで聞いているわ。

2日間も出しゃばってしまったわ。
今回はこのあたりで。
...って気付いてしまったのだけれど、結局のところ、大切なコンセプトについてきちんとお伝えできていなかったわね...大変申し訳ないと反省してる。
結論に行き着くまでに熱くなってしまったわ。
ミロクちゃん、宜しく頼むわね。
いつもありがとう。

SOSO

草々


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