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うつ病と季節の関係

どうも、しま子です。

残暑引きずり過ぎじゃね?ってくらいまだまだ暑いですが、いかがお過ごしでしょうか?日本には、はっきりとした四季があって季節ごとに雰囲気がずいぶん異なりますよね。

この四季の移り変わりが、うつ病にはあまりよろしくないとされています。

今回は、うつ病と季節の関係について語っていこうと思います。

うつ病になりやすい季節は冬

一般的にうつ病になりやすい季節は、冬です。

理由としては、気温が低く家にじっとしていがちなことや、日照時間が短いことなどから幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌量他の季節に比べてが少なくなるからです。

秋から冬にかけて調子が悪くなり3月ごろにかけて回復する「冬季うつ病」という病気もあるくらいですから、季節はうつ病と大きく関係しています。

また、夜になっても日が沈まない白夜と、昼になっても日が登らない極夜の時期がある北欧では、特に冬季うつ病が顕著であり日照時間と体内時計がずれてしまうのが原因です。

夏バテだと思ったらうつ病だった話

私がうつ病を発症したのは、おそらく10月あたりです。おそらくとぼやかしたのは、うつ病の症状を自覚したのがこの時期でしたが本当はもっと前からうつ病の傾向があったかもしれないからです。

最初に現れた症状は不眠で、疲れているのに一睡もできずに朝を迎えることが増えました。

最初は、夏バテで疲れが出たのかな?程度にしか思っていませんでした。うつ病を発症する前の夏は、非常に忙しく家にいないことも多く仕事も遊びも謳歌していたのを覚えています。

眠れない日々が続いていたら、今度は肩が猛烈に痛くなり痛過ぎて眠れない状況に陥りました。

そこで内科に駆け込み、筋肉の緊張を緩める薬を処方されたのですが、飲んでも不眠は改善されることはなく、最終的に精神科に行きうつ病と診断されました。

私は、うつ病と診断されるまでただの夏バテだと思っていたので、ちょっと安静にしていれば回復するだろうと思っていたんです。

まさか、この一連の出来事からうつ病と診断され数年も苦しむことになるなんて夢にも思っていませんでした。

この夏バテだと思ったらうつ病と診断されるケースは、決して珍しくないようでフリーアナウンサーの丸岡いずみさんも著書である「休むことも生きること 頑張る人ほど気をつけたい12のうつフラグ」で、夏バテに似たような症状が続くといったことを書かれていたので、ぜひ興味がある方は読んでみてください。

季節の変わり目もうつ病に注意

ここまで、うつ病になるやすいのは冬だよ!と書いてきましたが、実は冬以外の季節も注意が必要です。

例えば、春は新年度による環境の変化と冬から暖かくなる寒暖差は、うつ病になりやすい季節といえます。

また、夏も一見すると日差しがカンカンでうつ病とは無関係のように思える季節ですが、暑さによる不眠や冷房の当たり過ぎによる体調の変化などで精神的にも疲労が溜まりやすい季節です。

そう考えると、うつ病になりにくい季節なんて日本にはないのかもしれませんね。

冬季うつ病の対策方法

季節性のうつ病に有効な対策としては、規則正しい生活、食事、運動の3つです。

月並みな対策ですが、これが一番効果のある対策です。

昼夜逆転しないように気をつけたり、意識的に陽の光を浴びてみたり、あとはセロトニンの素であるトリプトファンが多く含む食品を食べるなど様々な対策があります。

また、光療法といって人工的に浴びる光を調整することで、冬季うつ病が改善するアイテムもあります。

毎日の習慣で、うつ病は遠ざけることができますので是非チャレンジできることから始めてみてください。


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