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【うつ病当事者が教える】うつ病になったら読んでほしいおすすめの本9選

こんにちは、しま子です。

今回は、これまでうつ病に関する本をたくさん読んできたしま子が厳選したおすすめの本9選をご紹介します。

うつ病をテーマにした本は、数えきれないほどありますが小難しい本や専門的な内容が書かれていているものは理解するまでが大変です。

なので、今回はわかりやすくて専門家じゃなくても理解しやすい内容のものを厳選しました。

体験談が中心になるので、共感や読んだ後に希望を持てるような内容のものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

ツレがうつになりまして

まず、はじめにご紹介するのは、うつ病の本の中でもベストセラーとも言える細川貂々さんの「ツレがうつになりまして」です。

この本の凄いところは、うつ病を患う所から回復までの道のりを漫画でわかりやすく表現している点です。

当事者目線ではなく、患者の家族としての目線で描かれていますがよく観察して、まるでうつ病当事者が書いているかのようなリアルさがあります。

ツレうつは、シリーズ化されているのでそちらも合わせて読む価値は従分にあるでしょう。

マンガでわかる どんなウツも絶対よくなる ラクになる

有島サトエさんのウツラクは、これまで精神科看護師で「支援者」の立場にいた自分が重度のうつ病になり「患者」としてうつ病に向き合ったお話です。

有島さんなりのうつ症状への対処法や、周りの家族と子どもたちから救われたことなどが描かれています。

個人的には、絵が好きで私が何度も読み返している作品です。

うつ病の原因はウイルスだった

うつ病研究の第一人者である近藤一博 教授の「うつ病ウイルス説」を漫画で解説した本です。

世間的には、まだまだ「怠け」というイメージが強いですが、この本を読むことでうつ病の概念が覆されます。

当事者というよりは周りの人に、読んで欲しい一冊です。

うつヌケ

ハイ、出ましたうつ病の名著「うつヌケ」

この本は、言わずもがな読んでいる人は多いと思いますが、改めて紹介します。

この本は、さまざまな人のうつ病エピソードが収録されている点です。

今までは、1冊につき1人の体験という本ばかりでしたが、さまざまな人の体験を発信することで、偏りがないというか多くの人に共感を得られた作品なんじゃないかなと思います。

うつ病で20代全部詰んだ僕が回復するまでにやったこと

デラさんが書いたこの本は、うつ病から回復するためのマインドや働き方について述べている1冊です。

現在は、フリーターとしてアルバイトをしつつ副業でブログやクラウドソーシングで生計を立てています。

うつ病で、まず困るのは仕事なのでその辺のことのリアルな持論や考えが書かれています。

うつ病の成功体験談というかけ離れた感じではなく、身近な回復の仕方が実に親近感があり読みやすいです。

マンガでわかるうつ病のリアル

続いては、錦山まるさんの「マンガでわかるうつ病のリアル」です。

こちらは、うつ病の症状や当事者の気持ちをリアルに代弁した作品で、理解して欲しい人にこの本を一冊渡しておけば、だいたい賢い人であれば理解してくれると思います。

当事者が言いたくても、言えないリアルな気持ちをお猿さんが解説してくれるという流れも見所です。

うつ病九段

うつ病九段は、プロの棋士である先崎学さんが体験したうつ病エピソードです。

精神科医であるお兄さんからのアドバイスや、家族の支えを糧に将棋の世界へと再び現役復帰するまでの闘病生活が描かれています。

うつ病とは一体何なのかや、症状がよく言語化されている1冊です。

個人的には、原作を元にした漫画版が読みやすいのでおすすめです。

ツレと貂々、うつの先生に会いに行く

お次は、再び細川貂々さんの隠れた名著「ツレと貂々、うつの先生の会いに行く」です。

ツレさんと細川貂々さんが、精神科医の大野裕医師のもとを尋ね、先生に素朴な疑問をぶつけて対談した様子をマンガにまとめてあります。

うつの専門家の意見と、当事者と支える側の家族の感じ方が学べる貴重な1冊です。

当事者への接し方や、うつならではのお悩みに精神科医の視点から説明してくれるので、非常に勉強になります。

ぼくのうつやすみ

最後に紹介するのは、ミヨシさんが書いた「ぼくのうつやすみ」です。

うつ病特有の「焦り」や「罪悪感」というものを見事に可視化してくれています。

復職に対する難しさと葛藤、みたいなのも描かれていて非常に勉強になりますよ。

まとめ

さて、ここまでうつ病である私が読んで、共感したまたは勉強になった9冊を厳選してご紹介してきました。

自分がかかった病気を回復させたいなら、まずは病気のことについて知ることが先決です。

そのためには、本や同じ病気の人の経験談から知識を得るのが一番です。

うつに関する、本はたくさんありますが今回は読みやすさや理解しやすさを重視してご紹介しました。

ぜひ、参考に読んであなたのきっかけになれば嬉しいです。

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