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上達の過程

前回記事のスプラ激重文章を書いていて改めて思ったこと。
「楽しければ下手でも何でもいい」という真のエンジョイ勢におそらく私はなれない。
それをやろうとすると、多分すぐ飽きてやめてしまうと思う。

ある程度の上達は求めてしまう。
だが別に「ウデマエXになりたい!」という気持ちはそこまで持ち合わせていない。
他に具体的な目標があるわけでもない。
ただ“少しずつでも上達している"という実感が欲しい、という結論に至った。
スプラはその実感がなかなか得られないから苦しいのだと。

自分は音ゲーもたいして上手くない。
だが、めちゃめちゃ上手い人たちと一緒にやっても病んでいない。楽しくやれている。
同じ曲でも難易度がいくつか用意されているので、そもそも同じ土俵に立つ必要が無いというのはあるだろうが…

音ゲーはやっていて少しずつでも上達しているという実感がある。
3ヶ月前は絶対に「この譜面フルコン出来なかっただろうな、成長したな」という場面だってたくさんある。
そもそもハイスコアが出るんだから分かりやすい。
いつか高難度譜面もクリア出来るようになれたらいいなーという気持ちである。

絵だってそうだ。
自分より絵が上手い人なんてたくさん見かけるが、病んだりはしない。
マイペースに練習して、その中でも少しずつ上達しているのを感じられるからだ。
このままコツコツ練習していれば、いつかは神絵師になれるだろうという気持ちである。
まあ何年かはかかるだろうが。
というか目標地点はあんまり見えてなくて、上達の過程が楽しくて模写ばかり続けているという節がある。

思えばFF14だってそう。
コツコツレベリングして、装備更新して、スキルが少しずつ増えていって…
増えたスキルを徐々に使いこなせるようになっていく。慣れないIDのギミックを理解出来るようになる。
その過程が好きなのだ。
だからジャンポ…いわゆる経験値をお金で買うのには全く興味がわかないのである。

これらの話に共通するもの、それは上達の実感である。
これさえ得られれば、他人と比べた実力がどれだけ低かろうが構わない。
ずっと続けていればいつかは追いつけるだろうという希望がある。

スプラも3の仕様なら少しは上達が感じられるようになるかもしれない。
2はとにかくその点が良くなかったと思う。ガチマッチの謎の試験管システム然り。

というかウデマエ以外で何かを達成してるという実感が得られればいい気もする。塗りptとか。
2の時にこれを実践しようとしたが、結局何か上手くいかなかった。3で上手くいくといいが。

ーーー

よく「過程をすっ飛ばしてインスタントに技術を得たい」と言う人がいるが、あれには全く共感出来ないのである。
そんなの面白くないしすぐ飽きるじゃん。

もしかしたら自分はレベリングが趣味なのかもしれない。
あと逆境に燃えるタイプだわ。
「わけわからん!」ってなると、それをどうにかする方法を解明したくて躍起になる。寝食を忘れるほどに。

そんな気付きを得た今日この頃。

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