インターネットに繋がってるのが当たり前じゃなかった時代

「ピ〜…ガガガガガガ………ピ〜……………ゴォォオオオオオオ……」

変な機械音と共に約1分以上待ち続ける。分かる人には分かるこの音。そう、これはモデムの接続音。かれこれ20年ほど前のインターネットである。

私は小学生だか中学生の頃にノートパソコンを買い与えられた。当時の私はただの無知な子供でしかなかったので、インターネットなど当然使いこなせるわけもない。時代は2ちゃんねる全盛期だったが、当時の私は2ちゃんねるの存在すら知らなかった。
ではPCで何をしていたのかというと、ひたすらタイピングゲームをやっていた。そのおかげでタイピングだけは今でも速い。数少ない自慢はどうでもいいとして。
そんなオフラインでタイピングゲーム漬けだった私も、たまにだがインターネットに繋ぐ時があった。ネットに繋いで何をしていたかはあまり思い出せないが。何かググってたんだろうか、いや、当時はGoogleじゃなくてYahoo全盛期だからヤフってたんだろうか。ポストペットとかやってたんだっけな。

そんな感じでインターネットに繋ぐ機会もたまにあったわけだが、まずネットに接続するという行為が必要であり、その接続に約1分を要するわけである。悪い時は5分くらい待ち続けていた。
ブラウザを開いたら当たり前のようにインターネットに繋がっていて、SNSはリアルタイムに話題が動き、スマホにバンバン通知が来る今の時代からすると、縄文時代のようだ。

そう考えると、すごい時代になったなぁと思う。
この20年間で技術はどんどん進歩してるんだなぁ。いいことも悪いことももたらしてくれたんだろう。
一体20年後はどうなっているんだろうなぁ。そんな事を考えた。

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