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イマーシブシアター『Venus of TOKYO』を観に行ってくれ

うつる(@Utsuru_T)です。元々は表立って謎解き制作に関わっていましたが、今は裏側でこっそり謎解き制作に関わっている人をやっています。
この記事は謎解きクラスタによる謎以外Advent Calendar 2021用に執筆したものです。遅刻してごめんなさい。

今回は9月半ばから私が狂ったようにハマっている「Venus of TOKYO」の話をします。


​1.Venus of TOKYOとは

この辺最初はちゃんと書こうとしてたんですが、そういうの向いてないなって途中で気づいたので布教記事を置いておきます。イマーシブシアターの説明・Venus of TOKYOの説明・おすすめポイントなど一通り書いてあるので、Venus of TOKYOを全く知らない方はまずこの記事を読むのをおすすめします。(長いです)
https://shioring78.hatenablog.com/entry/2021/08/02/182840

サラッと概要を知りたい方向けに公式HPのURLも載せておきます。
https://venus-of-tokyo.com/

REALは1日3公演あり、平日か休日か/通常チケットかプレミアムチケット(特別な体験ができる。1公演10名まで)かによってチケットの値段が変わってきます。あと25歳以下は通常チケットが1500~2500円安い値段で買えます。
ONLINEは毎日19時半回のみ開催。2000円で購入でき、ONLINE終了後24時間はアーカイブで何度でも見れます。

ここより下は、Venus of TOKYO(以下VoT)の概要等の知識をある程度有している前提で紹介していきます。
謎解きクラスタがなるべく興味を持てるように紹介頑張るよ。


2.『Venus of TOKYO』はどういう人向け?

■こんな人には合わないかも
・「謎を解く」こと以外に興味がない人
・自力歩行、階段の上り下りが難しい人(会場が2階建てのため)

■こんな人にはおすすめ、絶対損しないから1回は見に行ってほしい
・上記以外のエンタメが好きなすべての人類

■こんな人にはめちゃおすすめ、というか絶対何回も行きたくなるから一刻も早く行け、後で後悔するぞ
・舞台を見に行くと推しキャストを作りがちな人
・音響照明が派手な舞台が好きな人
・細かい表現や文脈をもとに考察するのが好きな人

つまりたいていの人は見に行って損することはありません、行きましょう。3月末までの開催なので、行くのが遅ければ遅いほどもしハマったときに通える回数が減ります、一刻も早く行きましょう。
ちなみに私の周りでVoT見に行った人の中で「2回目は見なくていいかな」ってなった人は一人も見たことがありませんが、初回見て即2回目(その日の次の回とか)のチケットを買った人は複数人見たことがあります。
私は9月半ばに初めて行きましたが、6月のスタート時から通っていなかったことをめちゃくちゃ後悔しています……


3.『Venus of TOKYO』の推しポイント

■装飾
下の画像を見ていただければわかる通り、それぞれ全く雰囲気の異なる多彩な装飾が施された部屋がたくさんあります。もう会場内に入った瞬間から別世界です。テンションぶち上がりです。
しかもこの装飾、演者さんたちが自ら準備したものでして、時期によっては一部イベント用装飾が追加されてたりします。詳しくは後述!

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■音楽・音響
ダンスシーンではたいてい音楽が流れているのですが、これが全体的にめちゃくちゃいい。特に私はオープニングのフロア全体の音響をフルに活用した音楽が好きで、キャストが出てくる前後の音楽は何度聞いても初めてのようなドキドキと感動を味わえます。

■キャラクター
VoTにはメインキャラクターが10人おり、いわゆる「主人公」的なものはいません。それぞれのキャラクターたちが過去や背景を持ち、自分の目的や意志に従って個々で行動しています。
しかも、全てが演技の中で明かされているわけではなく、会場内に散らばった情報や未だ明かされていない情報がたくさんありそうなのが恐ろしいところ。何度見に行っても100%完璧に理解することは難しく、考察がはかどるタイプのコンテンツです。

■五感に訴えかけてくる要素
VoTは様々なコンテンツ・クリエイターとコラボしており、視覚や聴覚以外でも楽しむことができます。
例えば、香水ブランド「サノマ」とのコラボにより、会場内では香りを感じる箇所があったり。(私は入場して香りを感じるたびに「今日も来たぞ…」と感慨深い?気持ちになります)
会場内のアイテムに触れ、調べることができるのもイマーシブシアターの楽しいところです。

■世界の中に参加できる感覚
イマーシブシアターは「舞台上」と「客席」という区切りがないため、キャラクターが観客側にコミュニケーションを取ってくることがあります。例えばアイテムを見せられて「これ知ってる?」という問いかけ(無音のアクションですが)をされたり、目があったときに微笑んで会釈をされたり。
そういったコミュニケーションが発生すると、ただの観客ではなく「自分もこのストーリー上に存在する人間である」ということを実感できてとても楽しめます。(参加者側からキャラクターに絡んでいくのはNGなのでご注意ください!)

■常設のためチケットが直前まで取れる
これ、私にとってはかなり重要要素です。
謎解きでもよくある話ですが、「予定が判明したころには行ける日程は売り切れ」「チケット争奪戦に負けて参加できない」みたいなことが常設公演なので発生しにくい!そのため、仕事が早く終わった日や急遽予定が空いてしまった日などに突発で参加することが可能です。こんなにクオリティの高いコンテンツに当日突発で参加できるの、ほんとすごい。
デメリットとしては、チケットが売り切れると「そんな人気コンテンツなら次回行こうかな~」ってなるタイプの人に興味を持ってもらえないところですが、その分私が宣伝します。3月末の終了が近くなると絶対にチケットとれなくなるので、今のうちに行ってください。というか終了が近くなってチケットとれなくなってきたら私も宣伝やめます。自分が行きたいので。


4.『Venus of TOKYO』の楽しみ方

上で記載した通り、VoTはイマーシブシアターなので、後半にある自由時間は会場内を好きに見て回ることができます。そのため、何なら全くキャラクターを追わないことや、VOIDスタッフ(ミュージカル等で言ういわゆるアンサンブル的な立ち位置のキャスト)をずっと追いかけることも可能です。
なので、「ダンス興味ないんだよね…」「キャストから絡まれるの苦手…」みたいな方も十分楽しむ余地があります。
「そんなに言うなら行ってみようと思うけど、具体的にはどうすればいいの?立ち回り方がわからん」というあなた向けに、VoTの楽しみ方のいくつかの例を挙げておきます。

■メインストーリーを追う(謎クラおすすめ度:★★☆)
「秘密オークションに出品されたヴィーナスの腕と、その手が持つ黄金の林檎」をめぐって話が進んでいくので、そのメインストーリーを追うという楽しみ方。
様々なキャラクターの思惑が絡み合っているため、1回で全貌をきっちり把握するのはほぼ無理で、「ぼんやり分かったけどこれは何!?もう一回見たい!」みたいな感じになることうけあいです。
加えて、その回で観客が行った行動によってエンディングが変わる可能性も…?
全体ストーリーを把握したい場合は、1回目は心の赴くままに見て回って、2回目で足りなかった情報を補完するように動くのがおすすめ!

■個別キャラクターを追う(謎クラおすすめ度:★★☆)
各キャラクターは90分間ほぼ舞台(=会場内)からハケることなく行動し続けているので、自由時間のタイミングでは終始一人を追いかけ続けることももちろんできます。
一人のキャラクターを追い続けてると、誰にも見つからないようにこっそりやってることや隠された想いみたいなのも見えてきて、埋まっていなかったパズルのピースがはまるように解像度が一気に高まります!
さらに、そのキャラクターに絡まれる率も格段に上がります。私みたいなファンサが欲しいタイプの人や、コミュニケーションをとるのが好きな方にはおすすめ!(※キャラクターによっては全く絡んでこない人もいます)
運がいいと、キャラクターが自分の隣に座ってきたり、キャラクターと二人で一枚の写真を眺めたり、××で撫でられたりするかも…?靡く服の裾から風を感じたり、香水の香りを感じたりと、距離感の近さにドキドキします。

■会場内を探索する(謎クラおすすめ度:★★★)
会場内には大小合わせて10以上の部屋があり、様々な装飾が施されている各部屋は基本的にキャストがいない時間でも自由に見て回ることができます。そして、会場内は接触禁止・立ち入り禁止の部分がシールが貼られることによって明示されています。つまり、裏を返せばシールが貼られていない部分は自由に探索可能!
会場内には意味深な封筒が各所にちりばめられていたり、意味ありげな鍵の付いた箱や誰もいないところで鳴っている音などの「ただキャストを追っていたり、ダンスや演技を見ているだけでは知ることのできない情報・秘密」がそこかしこに隠されています。
ちなみに私は15回リアル参戦しており(12/9現在)、全くキャストを追わずに会場内探索のみをした回もあるのですが、それでもたまに他の人から知らない情報を聞いたりします。単に私が探索下手という説もありますが…
人目を盗んで一人で探索するの、楽しいですよ!ただ、引き出しを外したりとかはしないでくださいね。

■ダンスを楽しむ(謎クラおすすめ度:★☆☆)
VoTは今年結成25周年を迎えたダンスカンパニーのDAZZLEが制作しています。そのため、自由時間の各シーンにもダンスが行われます。
ただ1人で踊ったり、並んで踊ったりするだけではなく、複数人が複雑に組み合うダンスや、椅子や机、そのほか小物などを用いたダンスまで様々なダンスを見ることができます。
加えて、そこかしこに観客がいる中で踊るので、人の立ち位置や物の位置などに合わせてダンスが毎回変わり、空間を最大限に使用したド迫力のダンスが目の前で繰り広げられます。これが本当にすごい。ダンスについて詳しくなくても、普段興味がなくても全然楽しめます。
謎クラにはダンスよりも横にある封筒の中身の方が気になっちゃうかもしれませんが、ぜひダンスも注目して見てみてほしいです。

■キャストごとの違いを楽しむ(複数回参加者向け)
先ほど「VoTにはキャラクターが10+α人いる」と書きましたが、ほぼ欠かさず毎日3公演している関係上、各キャラクターを3~5名のキャストが日替わりで演じています。そして、同じキャラクターでも演じるキャストの違いで雰囲気やダンスの方向性が全然違ってきます。さらにキャラクター同士のやりとりも組み合わせによって変わってきて……という所まで考え始めると無限になってきます。15回通う人が生み出される理由です。
さらに、同じ人でもダンスの振り付けを変えてきたり、お客さんに新たな形で絡んできたりと同じ人を何回追っても毎回新たな感動を得られます。
キャストごとの違いを楽しめるようになってきたらそれはもうハマっているということだと思うので、私と感想戦しましょう。「今日のこのキャラクターのキャストさんよかったけどなんて人?」とかあればいつでも聞いて下さい。即答えます。

■イベント期間や特殊イベントの違いを楽しむ(複数回参加者向け)
装飾の部分でも記載した通り、期間によっては特別イベントが行われていることもあります。例えば、10月中はハロウィン期間として装飾が変わっていたり、オークションでの出品物が変わったりと様々な変化がありました。

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さらに、ハロウィン直前の一週間は参加者の仮装OKになっており、シスターや魔女など自由な仮装の参加者が様々いました。(私はスチームパンクを仮装と言い張って参加しました)
また、12月はクリスマス期間で、クリスマス装飾に変わっていたり会場内にいるサンタを見つけるとプレゼントがもらえたりとイベント盛りだくさんでした!
さらに、そういった期間限定イベント以外にも、雨の日だけ見られるシーンがあったり、前までは無かった情報が追加されていたりと、どんどん進化しているので、しばらく前に見に行った人も再度行ってみると知らないものが増えているかもしれませんよ。


5.各キャラクター紹介&ピックアップキャスト紹介

ここからはキャラクターの紹介です!公式のキャラ紹介も合わせて見てね。
雰囲気バレとかはあると思うので、気になる人は飛ばしてください。

また、毎日公演をやっている関係上、各キャラクターごとに3~5人のキャストが存在します。そのため、キャラクター紹介と合わせて特に宣伝したいキャストをピックアップして公式インスタグラムの写真と合わせて紹介します。(敬称略)
とはいえ、初回はキャストの細かい様子などに気を使っている余裕は全くないと思うので、「ほーん」ぐらいの感じで読んでください。行ってから読むと「この人自分が行った時のキャストだったかも」ってなって楽しいかもしれません。
※なお、紹介しなかった人がいまいちということではまtttったくありませんし紹介した人がうつるの最推しとも限りません。あくまでVoTにあまり通っていない人向けに独断と偏見でピックアップしたキャストを紹介している形ですのでご了承ください。

■奴隷の少女
感情を無くした少女。顔が見えない状態で出てくる、初見一番インパクトのあるキャラクター。様々な感情を持つキャラクターの中、「感情が無い」ことにより物語の中心となっていく人物。だからこそ表情が変わるシーンでは目が離せなくなります。
【ピックアップキャスト:荒木双葉
まずとにかく目がくりくりで滅茶苦茶かわいい。まじでかわいいので一回見に行ってくれ。
そしてダンスが柔らかくて静か。音のない水の中で踊っているような印象で、まっすぐ前を見つめながら滑らかに動く様子に釘付けになります。月曜と金曜の出演が多め。

■贋作家
とあるものを取り戻すために走り回る感情の塊。他のキャラクターが(少なくとも表では)感情を抑えるのに対し、贋作家は常にフルパワー。4人いるキャストでそれぞれ全然演じ方が違うのも特徴。
【ピックアップキャスト:長谷川達也
このVenus of TOKYOのシナリオを作り上げた張本人で、ダンスカンパニー「DAZZLE」の主宰でもあります。とにかく手足が長くてダンス映えする身体。見るたびに「あの身体欲しい」って言ってる。
ダンスは指先を使ったタットと呼ばれる動きや、長い手足から生み出される直線的でスピードのある動きが特に見ごたえあり。達也贋作家初見の人はだいたい最初に「贋作家が美しかった」という感想を口にするイメージ。火曜と日曜の出演が多め。

■富豪
金に物を言わせる嫌な奴。奴隷の少女の扱いなどを見て、最初は嫌悪感しか沸かなかったはずが何回か見ていると気づいたら好きになってる。なんで?
気まぐれでたまに観客にもちょっかいをかけてきます。最初の頃はイラっとしてたはずが、今や富豪のつけている香水のいい香りを浴びれてご褒美です。どうしてこうなった。
【ピックアップキャスト:EYAMAX
アクロバティックなダンスが持ち味の富豪(通称魔王富豪)。3人いる富豪のうち、魔王富豪だけメイクが濃いのでわかりやすい。一言で言い表すと「美」。目力が強くて目が合うと動けなくなる。
個人的にはリンクの写真のような、飲み物を飲んでマスクを外しているときの片側だけ釣り上げた笑みが邪悪で好き。木曜と日曜の出演が多め。

■鑑定士
紳士で誠実なオークションの仕切り役。自らの目的のため必死にとあるものを探し求める。参加者にもとても優しく接してくれるが、普段は押さえられた激しい感情が現れる瞬間の表情が最高。鑑定士を追いかけていると、不器用で一生懸命な姿に心がぎゅっと締め付けられます。
【ピックアップキャスト:菅野勇城
私は最初の3回が全て菅野鑑定士で、その笑顔で沼に落ちました。出くわしたり目が合うたびにニコってしてお辞儀してくれるので、そのたびに心の中で喜びをかみしめてる。最高。
全身の100%の力を使って踊るような熱量の高いダンスや身振りが特徴。立ち居振る舞いがどこを切り取ってもぴしっとしてて綺麗。ダンサーではなく役者メインの人だからか、演技も分かりやすくはっきりとしているのでとても見やすいです。出演日バラバラめだけど月曜と木曜の出演が特に多め。

■未来から来た女
謎の多い女性。様々なところに現れては意味深な表情と切なさを残して去っていく。名前の通り、ただの人ではないらしく…?詳しくは毎日19時半回のみ開催されているオンライン版を見ると少しわかるかも。
【ピックアップキャスト:山藤恵里
未来から来た女のキャストは3人いますが、髪が短い人だったらこの人。
大人の色気とミステリアスな美しさがありつつ、大きくて印象的な目から時折何も知らない子供のような戸惑いの表情を見せるので、その不安定さがさらに人を惹きつけている気がします。出演日バラバラめだけど月曜・金曜・土曜の出演が特に多め。

■盗賊
みんな大好きイケメン女キャラクター。手招きや目くばせされるたびにドキッとする。盗賊という名の通り、こっそり動いていることが多いのでそもそも自由行動の間に見つける難易度が高め。序盤で見つけて追いかけるとかなり重要なシーンを目撃出来たり…?
【ピックアップキャスト:野村采可
かっこいい系の盗賊が多い中、キュート系の采可盗賊。そのふるまいを見たら全員恋に落ちるはず。私はいたずらな笑顔とウインクにノックアウトされてその日すべての時間を采可盗賊追いかけに費やしたことがあります。身軽でしなやかな猫のようなダンスやアクションも必見。出演日は出てないので不明ですが、土曜日の出演が多い気がする。

■護衛
富豪絶対守るマン。言葉少なに富豪の横に控えているが威圧感がすごい。ダンスというよりアクションのシーンが多いので、追いかけると緊迫感のあるシーンが見れるかも。
知り合いに護衛がつけているレザーの長手袋に恋に落ちている人が何人かいる。レザーの長手袋に興味がある方はぜひVoTへ。
【ピックアップキャスト:黒川航哉
KRUMPというダンスジャンルを踊る護衛。たれ目で整った顔に反して、力強く打ち付けるようなダンスを踊るのでびっくりする。他の護衛が「必要最小限の力で過不足なく富豪を守る」って感じなので、黒川護衛の全身を躍動させるようなダンスと見比べてみるのも楽しいと思います!月曜と火曜の出演が多め。

■医師
沼生成機。女性の半分ぐらいはVoTに行くと「医師」しか言わなくなって帰ってくる。シャツ×白衣×冷たい目。しかも何か秘密がありそう。そりゃあみんな落ちるわ。
細目流し目タイプとデカ目でバチバチに目を合わせてくるタイプのキャストが2人ずついます。どっちが好み?VoT行った人は教えてね。
個人的に医師が関わってるダンスシーンが全部めちゃめちゃ好きなので、もし見かけたら見てみてほしいです。
【ピックアップキャスト:福島由羅
細目流し目タイプ医師。目と指先の色気がすごいので、手招きやフィンガースナップの時目が離せなくなってしまう…。医師の中では比較的参加者にかまってくれる方で(まったく関わってこないキャストもいる)、唐突に由羅先生の激深沼に落とされる人がちょくちょく表れている。火曜と土曜の出演が多め。
余談ですが私は最近受付(入口でチケット確認してくれるスタッフ)で由羅さんに遭遇してめちゃめちゃ動揺しました。普段あんまり見れない笑顔とか普段聞けない声が聞けるの、それだけで由羅先生沼の人は行く価値があるのでは??

■シェフ
初見は「優しそうな人だ…殺伐としたVOID内の癒し…」って感じからスタートするが、追いかけていくとどんどん不穏な感じが漂ってくる。一人で静かに事を進めているので、追いかけてみて初めてわかることが多いキャラクター。
【ピックアップキャスト:加藤花奈
脚を組んで座っている様子が様になるイケメン(女性です)。複数人でダンスを踊っているときの笑顔と、それ以外の時の表情の差にドキッとします。
花奈さんはなんと写真家も兼任しているのですが、そっちはそっちでいたずらなイケメンって感じでよい。
シェフは水曜と土曜、写真家はランダムに金曜や日曜に登場することが多め。

■写真家
究極のエンターテイナー。キャストとコミュニケーションを取りたい、楽しい気持ちになりたい人は迷わず写真家を追いかけてください。(逆にあんまりキャストに構われたくない人は近づかない方がいいかも)
なお、急に走り出したり狭い部屋に入って行ったりするので追いかけるのは難易度高め。(参加者は会場内で走るのNG)
【ピックアップキャスト:汰椿
アニメーションと呼ばれる、パントマイムやロボットダンスのようなダンスジャンルを踊る写真家。
公演中、写真家は実際に手持ちのカメラで写真を撮っているのですが(公式インスタグラムに掲載されているのは写真家が撮ったもの)、汰椿写真家はほんとにず――――っと撮ってる。何なら踊りながら撮ってる。そして参加者のことも撮ってくれる。その写真売ってくれ。
上述の花奈さんと同様、汰椿さんも兼任キャラクター(護衛)があります。2キャラクターを兼任しているのはこの2人のみ。
写真家は月曜中心、護衛は水曜中心に、計週3日程度出演。

■VOIDスタッフ・看護師
舞台で言う「アンサンブルキャスト」のような立ち位置のキャスト。VOIDスタッフは黒いシャツとズボン、看護師はナース服で服装が統一されています。
25人程度のキャストが日替わりで担当。とはいっても、それぞれのキャストによって持ち味も違い、何回も通っている人はだいたい推しのVOIDスタッフ・看護師がいる気がします。もちろん私も推しスタッフ・推し看護師います。(が、顔のほとんどがマスクで隠れているのでいまだに区別がつかない人もいる。というか10回目ぐらいまではほぼ全員見分けつかなかった)

■監視者(映画監督)
毎日19時半回のみ開催されているオンライン版の映像を配信しているのがこの監視者。ただの配信担当ではなく、監視者自体にもストーリーがあるようで…?日々情報や新たな要素が加えられており、今一番考察がはかどっているキャラクター。
監視者はその日のキャストではない人が担当しています。(現在監視者を担当しているのはDAZZLEのメンバーのうち4名&医師キャストの計7名)
Twitterの専用アカウントから投票を行い、それによって決められたルートに従って様子が映されていくのですが、同じルートでも日ごと・監視者ごとに映し方が異なっていたり、リアル参加だと見れない位置から映像を映してくれたりするので、たまにオンラインも見てみると新たな発見があって面白いです。

6.終わりに

この記事を書き始めた時はリアル参加13回だったのですが、書いているうちに15回に変わってました。おかしいな?(記事内の数字はちゃんと書き替えました)
2でも書いた通り、「謎解き」だけではなく「エンターテイメント」「イベント」が好きな人には全員お勧めできる超クオリティのコンテンツなので、絶対損しないです。1回は行ってください。「絶対複数回行きたくなっちゃうから行かない~~」って謎理論で行ってない人ほんともったいない。

「自由に動くとか無理、何すればいいか分かんないし」って人も大丈夫!!極論を言えば自由時間一歩も動かないで椅子に座ったままでも大丈夫です。まあ絶対動きたくなるけど。
それでも心配な人は私に声をかけてください。一緒に行きます。

TwitterでVoTについて困ってる人(服装など)いたら声かけるようにしてますが、直接私にリプ送ってくれても大丈夫です。なんでも嬉々として答えます。
あとVoTいった後の感想はDMでもLINEでもお待ちしてます。「ここってどうなってるの?」みたいなのも答えますのでいつでもどうぞ!!私は人の感想を見てにこにこしたい!!

あと各キャストなどについてはここに書いた100倍語れるので、万が一聞きたいという奇特な方いらっしゃればお声がけください。全キャスト見たことあるので、「こういうタイプのキャストが見たいんだけど、該当する人いる?」なども回答可能です。
というか誰からも声かけられなくとも話したいのでスペースとか立てて勝手に喋りますね。

というわけで、1万文字オーバーの記事になりましたとさ!
皆様3月末までよきVoTライフをお過ごしください!

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