病気の正体

病気とは何か?と問われた時にほとんどすべての人が、「苦痛」や「症状」と同列して語ることが多い。
確かにその気持ちはわかる。
しかしこれは拙著「大笑い!精神医学」にも述べたが、この考えこそが医原病を作り出す根幹なのである。
その苦痛が病気であること、その症状が病気であることを直結させてしまえば、それは対症療法であるアロパシー医学への道を開くだけである。
そしてそれは病気を治すことに結局つながらない。
なぜ医学において診断をするのかを考えねばならない。
その診断は枠にはめて安心したり、グループ化するためのものではない。
その診断はすべて本質的な治療に結びつくためにこそ存在する価値があるのである。
違う意味でいえば医学不要論では、その病気、その定義、その診断が治療に本質的に直結しなければならない。
それを具体的に述べるとすれば、100%因果関係が明らかとなっており、それが治療に直結し治癒に結びつくもの、それのみが病気であるということである。
 
<医学不要論より抜粋>
 
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