野菜の栄養素

ニンゲンが食べているものは栄養的にカスであるといわれています。
これまでも書いてきたように、これは現代食品を語る上での基本であり、たとえばサプリメントをとる人々の多くの論拠にもなっています。
確かにこの数字を見ればサプリメントを飲みたくなるのも道理というものでしょうし、ここにさらに農薬が混ぜられ(というより含有しているから栄養素が下がり)、ほかの毒も混ざっているとなれば人々が不健康になるのも当たり前のことといえるでしょう。
一例として人参とその栄養素の含有量推移をあげておきます。
 
にんじん, 水分(g), カルシウム(mg), 鉄(mg), A(IU), B1(mg), B2(mg), C(mg)
1947, 87.9, 11, 2 , 9000, 0.10, 0.03, 15
1950, 87.8, 11, 2 , 13500, 0.10, 0.05, 10
1954, 87.8, 47, 0.6, 13500, 0.10, 0.05, 10
1963, 85.8, 35, 0.5, 4000, 0.06, 0.04, 7
1982, 90.4, 39, 0.8, 2028, 0.07, 0.05, 6
2000, 89.5, 28, 0.2, 2527, 0.05, 0.04, 4
2010, 89.5, 28, 0.2, 2527, 0.05, 0.04, 4
 
これは巧妙に作られてきた食品業界全体の甘い罠といえます。
30品目というウソ、必要栄養素量というウソ、これらをまき散らすことで普遍的な利益が得られるように大衆を洗脳してきたわけです。
さらにいえば一日三食主義も一つの洗脳であるといえます。
 
現代の栄養士というのはどうしようもない存在だといっても過言ではありません。
医学者は栄養の勉強をしないからどうしようもないのですが、栄養士は間違った栄養学を広めていくのでさらにどうしようもないといえるのです。
 
サプリについては必要性を訴える人もいますが、本当に今必要なものは、添加物や農薬などない、普通の栄養素豊富な食べ物であり、さらにいえば産業構造そのものの変化ではないでしょうか?
日本に土地がない、土地がないといいますど、その割には余っていますよね。
そしてその割にニンゲン、特に日本人は、土ではなく金と利権に属しているほうが「カッコいい」と洗脳され続けてきたと思いませんか?
有益な食を作るニンゲンたちに名誉と報酬が渡るようにシステムを変えることなくして、もはや日本が真の意味で独立することなどないと思う次第です。
 
<おかんと医者の社会科見学より引用>
 
 
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