解熱鎮痛剤

私は解熱鎮痛剤こそ、最も一般化された医原病薬だと考えています。
解熱鎮痛剤は“鎮痛剤中毒”という言葉があるほど、常習・中毒性があり、鎮痛どころか、飲めば飲むほど痛みを感じることすらあります。
また、副作用として、胃潰瘍や腎障害もよく知られています。
 
感染症などにも風薬を含む解熱鎮痛薬がよく用いられていますが、これほど愚かな行為はないと断言できます。
これは私のようなある意味「過激派」の医師でなくても多くの医師が賛同することでしょう。
感冒などにおいてはウイルス疾患が主となりますが、これを倒せる薬は存在しないため自己の免疫力がカギとなります。
しかしこの薬は解熱作用もあるので免疫力を著しく低下し、サイトカインストーム(免疫暴走)を引き起こしかねません。
また市販の感冒薬で子供の感冒薬などは、シロップが入っているのでさらに治癒を妨げます。
目先の利益のみを尊ぶ日本人の代名詞のような物質といえるでしょう。
 
ある実験では動物実験で細菌やウイルスに感染させた場合、何も飲まなければ死亡率は9.3%でしたが、解熱鎮痛薬を使った場合45.8%まで死亡率は上昇したというものがあります。
つまり熱があるからといってすぐに子どもに風邪薬を投与するなどということは、いい事をやっているふりをして実は虐待に近いのです。
人間が発熱するというのは、免疫反応によって、ウイルスや細菌を殺すためであるという原点を忘れないで欲しいものです。
 
<薬毒論より抜粋>
 
 
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