環境毒の問題

この世界には子供を脅かす毒物であふれています。
たとえばプラスチックというのは現代で使われていないところがないですが、これは一つ間違うとダイオキシンなどを発生する非常に危険な物質です。
ペットボトルの水は高温化するとダイオキシンが含まれるようになります。
低温焼却でも同じことが起こりますが、これらはPCBなどでも同じことが起こります。
ベトナム戦争でダイオキシンやPCBやオレンジ剤が問題になったのは、皆さんご存知のことでしょう。
ちなみにオリーブオイルのビンなどでプラスチックに入っている安物の油と、ビンにちゃんと入っているオリーブオイルがあるのも決して偶然ではありません。
割れやすい割れにくいためでもありません。
 
現代の生物の動向を見てみると我々はすべての毒素に侵されていることがわかります。
たとえば最近はホッキョクグマのような極北の生物からでも、高濃度の水銀やPCB(ポリ塩化ビフェニル類)が検出されています。
水銀はまだ自然界にも存在しますが、PCBは人工的に製造された化学物質ですので、極北地域には本来存在するはずがない物質なのです。
そしてそのような物質が増えるに従い動物にも病気が増え、イヌイットなどの古典民族にも病気が増えていった歴史があります。
もはやイヌイットの母親たちの母乳から高濃度なPCBが検出されるほどなのです。
 
これは海の汚染ともつながっていて、すでに世界中の魚、世界中の海獣が汚染されていると考えたほうが早いと思われます。
ちなみに現在は普通の漁民とイヌイットを比べてもイヌイットのほうがダイオキシンが多いと出ていますが、この主たる理由は海獣(クジラの一部)を食べるからだと推測されています。
また100年以上前の土壌や人体を調べる限り、ダイオキシンは検出限界以下といいます。
このような脂溶毒の場合、ほぼすべてが海中に流れて最後は濃縮される結果となり、それがまわりまわって私たちや私たちの子供の体を犯しているのです。
そのことと現代人に現代病が増えてきたのは決して無関係ではありません。
科学的にだけとらえればこの世界に食べるものはないと考えるのは、至極当然のことかもしれません。
 
<子供を守るためにより抜粋>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?