無駄で有害な分子標的薬

抗がん剤が効かないだけでなく、有害であることを著書「断薬のススメ」を始め、繰り返し伝えてきましたが、では最新の分子標的薬はといえば、これも効果はありません。
さらに厄介なことに、最新の抗がん剤のため、データが不足し、一般の人は中々本当の情報にたどり着けません。
そこでここで有害な抗がん剤の背景を絡めて、この薬の毒性を簡単に説明しましょう、
 
分子標的薬として有名なものに、イレッサがあります。
イレッサは世界に先駆けて日本では超スピードで承認され、人体実験された分子標的薬です。
イレッサはすでに訴訟となっていますが、イレッサ弁護団でさえも日本人についても延命証明をされていないと言っているほどです。
間質性肺炎などを発症するのは4%、亡くなるのは1・6%、2012年9月までの副作用で亡くなった人は857人です。
 
血液がんで使用されている分子標的薬にはマイロターグは全例調査633例中550例(86・9%)に副作用が発現したという調査結果があります。
薬害オンブズパーソンの調査では338例中306例で被験者が死亡しています。
つまり9割は死に至るということです。
アメリカでは発売中止になっていますが、日本の血液学会では今でも使用しているのです。
 
では他はどうかといえば、最新の分子標的薬「オプジーボ」では、効果がないうえに、皮膚がん適応だったのを、肺がんにまで広げたのです。
間質性肺疾患という副作用が報告されているにも関わらず、です。
肺がんの従来治療法と比較しても、生存期間は約3か月しか延長しないということですが、この数字にも実はからくりがあります。
製薬会社のやり口はいつも同じで、脱落組を作る、母体を自分たちの都合よく分ける、論文を捏造する、繰り返しの調査でおあつらえ向きのデータが出た時だけ採用する、試験期間の改竄などいつもやっているのです。
だいたいそんなに高くていいクスリなら、もっと生存期間が延長するはずだ、ど素人の方々でも思いますよね(笑)。
 
オプジーボは、治療費が一か月で約300万円かかるとも言われています。
医療費は国民健康料と税金から支払われます。
他の分子標的薬も約数十万で、飲み薬は月に十万以上はざらです。
どうしてこんな分子標的薬が出てきたのか。
それは製薬会社の利潤追求の賜物だからです。
オプジーボの年間売上高は1000億円とも言われています。
 
さらになぜ分子標的薬で救われないかといえば、例え分子標的なんてお題目を掲げていても、液体抗がん剤を使いがん細胞に攻撃を仕掛ける限り、一時的に腫瘍が小さくなったように見えてリバウンドが必至だからです。
この薬が本当に効くのならもっと劇的に効くし、もっとたくさん治る人が出ます。
しかし残念ながら現場では分子標的剤の結果は出ていません。
治らないどころか、強烈なリバウンドによって死を早めることになるのです。
抗がん剤を断つことは、がん治療の要の一つと考えています。
 
<医者に頼らなくてもがんは消えるより抜粋>
 
 
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