食回数をどうするか?

我々は食事は一日三回規則正しくと刷り込まれていますが、先住民はいつも三食律儀に食べられるわけではありません。
また農耕の時代であっても一日二食の方が一般的でした。
よって、私は患者によっては断食を勧めることもあります。
また一日1・5食という小食を指導することもあります。
しかしそれはいつも小食を指導しているわけではないと、なかなか理解されません。
これは狩猟民型の食事、いわゆる栄養補充型の食事を指導するときに変わります。
栄養を入れたい食事をするときは、食回数はむしろ多くなるのが自然です。
一度にたくさん食べれない人の場合、小刻みに四回食、五回食と指導する場合もあります。
 
重要なのは、自分が社会毒が多くて癌になった状態なのか、そうではなく糖が多くて癌になった状態なのか、栄養不足によって代謝不足に陥って癌になった状態なのか、それを見極めようと努力することです。
これに私はメタトロン測定を使いますが、実はメタトロンなどなくても判定はできます。
そのやり方は簡単で、自分のこれまでの食事を見返してみる。
もし何かの食事療法をやっていたならば、反対の食事療法をやってみるということです。
 
糖質制限をやっていて癌になってしまったなら、農耕型の食事療法に変えてみればいいでしょう。
マクロビ的な食事をやっていて病気になってしまったら、糖質制限的な食事療法に変えてみればいいでしょう。
アメリカ牛ステーキや焼き肉、ハンバーガーやコンビニ弁当が主であったなら、解毒的な食事にしてみればいいでしょう。
ベジタリアンに近い食事をしていたならば、肉食ベースの食事にしてみればいいでしょう。
 
もちろん一般の方にとってはメタトロンで見たほうが分かりやすいかもしれませんが、なくても勉強すれば理解できるのです。
安直な方法や食事療法をうのみにして飛びつくよりも、なぜ今の状態、なぜがんになったかを食事の面からも考え、原因に対してアプローチし、素人であろうと専門家になれるくらいいろいろ学ぶ、これこそが食事療法をやるうえで最も重要なことなのです。
 
<医者に頼らなくてもがんは消えるより抜粋>

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