トランス脂肪酸を断って良い油を摂取する

炭水化物、たんぱく質、糖質の3つの栄養素が、人間が生きていく上で必要な3大栄養素です。
その中で、脂質(油)は太りやすいなどの理由で悪者扱いをされますが、脂質は熱の発散を防いで体温を保ったり、太陽の光を利用してがん治療に有効なビタミンDを合成したり、脂溶性のビタミンA・D・E・Kなどの吸収を助けたり、ホルモンの源になるなどの効用があるため、人体にとって非常に重要な栄養素です。
最近では健康のために「油を飲む」というキャッチフレーズでオメガ3など亜麻仁油、えごま油、チアシードオイルが「食す油」として浸透してきました。
アレルギー抑制、炎症抑制、血栓抑制、さらにはがん予防というという素晴らしい働きをする油を積極的に摂ることは必要です。
 
一方、摂ってはいけない油の筆頭がトランス脂肪酸です。
保存がききやすく、マーガリンやショートニングなどが代表格です。
また大量生産しやすいだけの不飽和脂肪酸(ベニバナやコーンなどの植物性の脂肪)の油も、工業的に製造された油で非常に危険なことが分かっています。
植物油がヘルシーなどというのは真っ赤なウソであり、このような油を摂取すると、動脈硬化や心臓疾患になるリスクが増大することが知られています。
他にも糖尿病や脳疾患、認知症などあらゆる病気との関連性が問題視されています。
がんに至っても同様です。
 
そのため多くの国でトランス脂肪酸はその使用や使用料を規制したり、トランス脂肪酸の使用料を明記することを義務化する等の対応策をとるようになりました。
ニューヨーク市では全面禁止、ヨーロッパでも厳しい規制を設けている国々が多くあります。
またアジアでも多くの国がトランス脂肪酸の表示義務を設置していますが、唯一やっていない先進国が日本です。
国民一人ひとりが自分で管理するしか術はありません。
トランス脂肪酸や安物の植物油を絶ち、体に良い上質な脂質を吟味して摂取しましょう。
 
<医者に頼らなくてもがんは消えるより抜粋>
 
 
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