電磁波

電磁波もまた人体にとって大きな病的影響をもたらしますが、文明の時代となりほとんどの人が無頓着になりました。
私もパソコンを使ったり電化商品を使っているので、これらを全廃しろとは言いません。
しかし電磁波の危険を知っておくだけでもかなり違いがありますし、海外の先進国ではやはり電磁波に対してもきちんとした規制があります。
やはりないのは日本だけなのです。
 
電磁波については慢性被曝として4mGという数字が一つの基準だといわれています。
というのは慢性的に4mG以上浴びている子どもで、小児がんや白血病が激増したという研究があるからです。
海外の基準も2~3mGが一般的です。
 
さて、そんな日本の電化製品で最も危険だといわれているのがIHクッキングヒーターです。
機械にもよりますがIHクッキングヒーターは1000mG近くの電磁波を出します。
ろくに働いていない厚生労働省であっても、IHクッキングヒーターの妊婦使用に対してだけは注意喚起をしています。
 
おそらくもっとも電磁波を発生し続け、莫大な工事費や途方もない維持費がかかり、専門家にも無駄どころか有害性を指摘されているのがリニアモーターカーですね。
東海道新幹線ですら乗車率は50%程度ですし、日本消費者連盟でさえ新幹線のバイパスにもならないと指摘、新幹線の電力40倍を使用し、大阪→東京なら 電車賃は10万円でも赤字と試算されています。
ちなみにうける電磁波は6000~40000mGといわれており、レールの近隣住民もその電磁波被ばくを受けることになります。
 
身近なところでは携帯電話(スマホ)も発癌性リスクが指摘されています。
インターホン・スタディ(InterphoneStudy)と呼ばれる研究では、携帯電話の長期使用によってグリオーム(神経膠腫)の発生率が40%増えることを発見しました。
その後圧力がかかったことによりそれを否定したのですが、今の日本でも気にしている人はイヤホンなどを使っているようですね。
イスラエルの調査では、ヘビー・ユーザーは耳下腺・唾液腺の腫瘍を患う可能性が約50%高いことを明らかにしています。
聴神経腫(耳と脳の間の神経の腫瘍)を調べた2件の研究では、携帯電話を10年間使用することでリスク上昇があったことを報告しています。
電磁波は電気から距離をとることが重要で、離れると急速に電磁波の被ばく数が下がるという特徴を有しています。
電気の使用を少なくすることも大事ですが、ちょっと距離をとるということも大事だということは覚えておいて損はありません。
 
<薬毒論より抜粋>
 
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