精神安定のための食

精神面を強くしたいと考えるなら、まずは「直接糖」を禁止することです。
砂糖や甘味料を使っているスイーツ類はもちろんのこと、調味料としての砂糖やてんさい糖、黒糖、メープルシロップやはちみつも使用してはいけません。
すでに何かしら精神的な問題を抱えているのだとしたら、いっさい不可です。
糖質は中枢神経興奮作用があり、身体的にも精神的にも強い依存性があるうえに、脳に障害を与える作用もあります。
摂取すると「美味しい」だけでなく「心地よい」と感じるようになり、糖分が切れてくると精神的に不安定になってくる。覚醒剤とまったく同じです。
特に、子供の脳は影響を受けやすく、「低血糖症」という病態を引き起こします。
低血糖症の症状としてよく見られるのが「そわそわして落ち着きがなくなる」「人の話を聞くのが苦手」「集中力が無くなる」「記憶力や理解力の低下」「キレやすくなる」などがあります。
大人でも低血糖症になるとこういう症状が頻発しますが、子どもの場合はその症状がさらに顕著に表れるのです。
これを読んで、はっとした人も多いのではないでしょうか?
そう、「注意欠陥多動性障害(ADHD)」といわれる症状そのものですよね。
ほかにも、「学習障害」や「自閉症スペクトラム障害」の症状も「低血糖症」で説明されることが多いのです。
 
先天性の脳機能障害だと「発達障害」と勝手な診断をされる以前に、大人が自覚さえすれば改善可能なことが、実は多いのです。
我が子のことを「発達障害ではないか?」と悩んでいるのであれば、発達障害だと診断されて、いらぬ薬づけにされる前に、まずは糖質をいっさいやめること、食品添加物や農薬を排除した食事にすることから始めることです。
 
また、糖質の多い食事と並んで、精神的に不安定な人の食事の代表格が「加工食品」です。
しかも、その加工食品を電子レンジで温めている人は精神的に不安定になるのも当然です。
食品添加物たっぷりのところに、電子レンジで数少ない栄養素を破壊しているのですから、カスを食べているに等しいのです。
 
精神を安定させるには、甘いものと加工食品を避けることのほか、「ナイアシン(ビタミンB3)」や「カルマグ(カルシウムとマグネシウム)」、そしていい油を摂ることが大事です。
ナイアシンは肉や魚に豊富に含まれているので、元気を出したい時は肉食がオススメです。
カルシウムは干し海老や小魚、ひじきなどが含有量も多いです。
間違っても牛乳なんて飲んではいけません。
マグネシウムは豆腐や海藻、ナッツ類から摂れますが、なかなか十分な量を摂ることは難しいので、うちでは味噌汁などに「にがり(塩化マグネシウム)」を隠し味に入れるなどしています。
 
<あなたを殺す食事生かす食事より抜粋>
 
 
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