伏魔殿のような精神医学

多くの人にとっては、精神薬という言葉はもともと耳慣れないものであったはずなのですが、最近は非常に多くの精神薬が流通しています。
ところで私は、精神科、心療内科、ひいては精神医学というものの価値をまったく認めていません。
それどころか、精神医学こそは現代医療における最大の問題点であり、心ない精神科医たちが巣食う精神医学界は、医学界の伏魔殿だと思っています。
みなさんのまわりにも精神科や心療内科にかかったり、精神病だといわれている人が増えているのではないでしょうか?
しかしそれが嘘であったり誘導であったりしたらどうでしょう。
そう、まさに医学界の中でももっとも嘘と誘導がはびこり、薬漬けやいい加減な病名が蔓延っている分野こそ精神医学分野なのです。
科学的にいうなら精神医学が作っている病名には何の妥当性も科学性もなく、主観で決めることが出来る「インチキ」といって過言ではありません。
そしてその病名は精神薬を投与するための口実にもなってしまっており、さらにいうなら患者の問題よりも家族や社会の問題が大きくなってしまっています。
つまり本人ではなく家族や社会がレッテルを貼り差別化するために、精神科が利用されているという構図があるわけです。
 
ここで重要なのは「なにかしらの困った精神症状」がないといっているわけではありません。
そうではなくそこに病名をつけることの愚かさと嘘、そして精神の問題であるにもかかわらず精神薬を投与することの矛盾、原因を追究せず結果だけで病名を決めてしまうことの嘘を追及しているわけです。
ただひとつ言えるのは、私が精神医学を認めない大きな理由のひとつは、間違いなく精神薬が抱える問題に由来しているということです。
 
<薬毒論より抜粋>

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