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1月ブックサロン「去年読んだ本/今年読みたい本」開催振り返り

新年あけましておめでとうございます。
本について自由に語り合うイベント「ブックサロン」、2022年の初回を開催しました。テーマは「去年読んだ本/今年読みたい本」ということで、2021年の読書を振り返り、2022年に読みたい本を共有し合いました。参加者は運営側、参加者あわせて10人ほどでした。
どんな本が話題となったのか、サポーターからの開催報告です。

自己紹介の後で、まずはテーマ「去年読んだ本/今年読みたい本」に即して、自由に文献の紹介を行いました。みなさんから紹介された主な本は、こちらです。

前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』光文社新書
朝井リョウ『正欲』新潮社
山本文緒『自転しながら公転する』新潮社
ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』友廣純訳、早川書房
劉慈『三体』大森望・光吉さくら・ワンチャイ訳、早川書房
劉慈欣『円』大森望・泊功・齊藤正高訳、早川書房
ル・グウィン『ヴォイス 西のはての年代記』谷垣暁美訳、河出書房新社
堀江敏幸『雪沼とその周辺』新潮文庫
トルストイ『アンナ・カレーニナ』木村浩訳、新潮文庫
チェーホフ『ワーニャ伯父さん』浦雅春訳、光文社古典新訳文庫
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』原卓也訳、新潮文庫
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』新潮社
プルースト『失われた時を求めて』吉川一義訳、岩波文庫

2021年のベストセラーから、2022年こそは読んでみたい名作まで、さまざまな本が紹介されました。
今回は中国のSF作品やロシア文学など、海外文学の紹介が多く、本選びの視野を広げてくれました。
トルストイ『アンナ・カレーニナ』やプルースト『失われた時を求めて』(どちらも大長編です)については、少しでも読み進めたい! という決意の声が聞かれました。

文献紹介の後は、読書にまつわるフリートークの時間に移行し、のんびりと語り合いました。「普段どこで本を読んでいる?」という質問には、電車の中で読む、自分の部屋で落ち着いて、などさまざまな意見が。
また、小説作品が紹介された朝井リョウさん・村上春樹さんについて、別の参加者からエッセイ作品のおすすめが出るなど、読書経験を豊かにしてくれる時間となりました。話題にあがった本を「持ってる!」ということで自分の本棚から抜き出してくる場面もあり、和気あいあいとした会でした。

新しい年。これまで触れてこなかったジャンルの本に挑戦してみたり、いつか読みたいと思っていたあの本を読んでみたりしてみませんか? 次回のブックサロンもどうぞお楽しみに!

東京大学ピアサポートルーム
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