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歌を育てる

歌を育てる。
たったひとつ、その曲と自分でかなでる歌。

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どう歌うか。
こたえはもちろん一つではない。
というか、一つとして同じ答えはない。

メロディワークを進めてきて、
参加者さんも私もまだ詰めようがあるよね、
といったところをさらいなおしてみる。

もうずいぶん長くこの曲を通して音楽を模索してきた。
納得がいくまでたった一つのフレーズと対話してみる。

その人にフィットする方向性とエネルギーを、音楽的な美しさを
非言語のドローイングでやりとりしながら探っていく。

同じ楽曲でも声量のある人と声の細い人とでは、
自然な流れは違ってきていいし、さらには、
ひとりひとりちがう流れがある。
もちろん前後との兼ね合いもある。

軽やかな声のひとが
例えばジェシーノーマンのように
洞洞と歌うのを真似できるものではないし、する必要もないとおもう。

このドローイングは、その模索の軌跡で、
紫、と、赤、と緑、と黒 いろいろ試してみたところ。

線をどうえがくか、ということはどう歌うか、ということ色々模索する
楽曲はドナウディの”麗しい絵姿”

描いて、歌ってみる。歌ってみてまた描き直す。
やっているうちに、無理のない動きが生まれて
その人の中で何かがつながっていくまで。


発展プログラムは、
音楽のさまざまな面への意識の向け方への気づきや、自分の音楽に触れ、ひきだしてくるきっかけとして行なっています。

このメロディワークは、そんな発展プログラム参加者さんと行ったもの。
初期ワークではおこないません。

音楽を描く線(utena drawing)が、少し自分の音楽の代弁者となり、動き始めてから、順を追ってやっていきます。


気軽にやってみたい人はこちら。
ワークショップの体験版をnote記事にしています。

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愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!