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いまここ感と俯瞰 utena drawingを理解してもらうためのセオリー5回目になります。 以前に、音楽の要素と感覚体験の同質性について書きました。つまり、音楽を演奏したり感じたりする中にも、物質がある世界と同じように、浮かんだり沈んだり、跳ねたりするのと同じ体感や、濃い薄いなどを感じる質感がある、ということについて。 今回は、また別の体感、「いまここ感と俯瞰」について書いてみようと思います。 後半は、いまここ感と俯瞰それぞれのリアルを体験するワークと、 音楽については「構
子どもの音楽体験のプロセスと大人の学び直し、 そして音楽指導のために 子どもと同じように音楽をうけいれていくutena drawing(描く音楽体験)と音楽プロセス体験を理解してもらうための理論、今回は子どものutena drawingについて書いていこうと思います。これは、音楽を子どもに教える人だけでなく、音楽をもう一度学び直したいと思っている大人にとっても、面白い視点となるのではないかと思います。 身分化の状態をイメージする 赤ちゃんはまだこの世の音楽というものを知ら
セッションと感覚の広がり 音楽する時いつもそこに誰かがいる この記事は、utena drawingと「音楽プロセス体験」を理解してもらうための理論です。今回は、音楽の向こう側に必ず存在する、誰か、とその間に生まれる音楽について。 自分一人では音楽はできない 音楽と関わる以上、自分一人で成り立つものはなく、音楽の向こう側にはいつも誰かの存在があります。それはよく考えてみると思った以上に至る所で出会う「音楽にとって欠かせない」要素なのです。そして他者こそが、自分の狭い感覚を