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【リスク管理】ライフプランを踏まえた投資法☆ロジカルなリスク管理体系的なまとめ!

『リスク管理』

皆さんはこの言葉を聞いて何をイメージするでしょうか?

『株式は高リスク。債券やゴールドは安全資産。現金がやっぱり安心』

色々な考えがあると思います。

ところが、世の中に『安全資産』なんてものは存在しません。

『高リスク資産』『低リスク資産』です。日本円は株式と比べると相対的にリスクは低い資産ですが、日本円だってリスクのある資産なのです。インフレや円安を考えてもらえば分かりやすいでしょう。

では、低リスク資産は必要なのでしょうか?

・「常にフルインベストメントするのが正しい」
・「資産額が多くなろうとフルインベストメントが正しい」

こういった主張をする人もいますが、これはあくまでも長期投資の理論上の話に過ぎず、もはや机上の空論に近いところがあります。

理論上の理想状態をしっかりと理解した上で、現実世界に即して応用する必要があります。

理論上の理想状態を現実世界へそのまま適用するだけでは正に机上の空論です。机上の空論に陥らないためにも現実に即した資産運用を考える必要があります。

理論と現実の乖離をしっかりと埋める必要があるわけですね。

にこにこダナハーちゃん

そして重要なのが、リスク管理と出口戦略は本来一体にして語らないといけないと言う点です。

今この瞬間のリスク管理に目が行きがちですが、それだけではダメなのです。時間軸を先に延ばして未来の出口も考えなくてはいけません。

『いつ使うのか?』という観点と、リスク管理というものは、本来であれば同時に考えなくてはならないものです。

時間軸を先に伸ばし、出口側からも考える必要があります。運用期間全体という時間軸で考える必要があります。

上記のような論点に対し、東大バフェットが新たに提唱している時間分散の2種類の概念を加え、リスク管理について改めて考えると新たな景色が見えてきます。

本noteではこのように多角的な観点からリスク管理について言及します。

みなさんも多角的な観点からしっかりとしたリスク管理をしていただきたいと思います。


第1章:株式へのフルインベストメントを控えるべき様々なシチュエーションについて言及しています。
株式へのフルインベストメントは理論上の理想状態ですが、現実問題としては様々な要因によりフルインベストメントを控えるべき局面があります。

第2章:伝統的に用いられてきたアセットクラスについて解説をしております。

第3章:リスクを管理する手法について体系的にまとめています。

第4章:リスク管理手法に対して時間分散の概念を適用し、他の手法とは異なる東大バフェット流のリスク管理について解説します。

第5章:まとめです。上記の内容を理解しやすいようにまとめ直しています。

第6章:おまけとして、現在のコロナ相場下におけるリスク管理について述べています。20年といった長期投資戦略の理論ではなく、今後1,2年程度の短期的な見通しを踏まえた上でのリスク管理についてです。

おまけ:貯金箱という概念で資産の保全を図るアイデアについて加筆を行いました。

さらにおまけとして、取るべきリスクかどうか?という観点について加筆をしました。

noteの目次は以下のようになっております。


購入してくださった方々の感想

※あくまでも個人の感想です。

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noteのアプリでは有料noteの購入ができなくなるアプデがあったようです。購入はブラウザで行うことが可能です。

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更新履歴

更新の際には適宜こちらに追記していきます。

本noteを公開(2020/08/01)
おまけ:リスクの低い株式とは?を加筆(2020/9/11)
おまけ:貯金箱としての活用法を加筆(2020/9/11)
おまけ:貯金箱で資産を保全するという考え方 を加筆(2020/10/19)
おまけ:貯金箱として優秀なのは? を加筆(2020/10/19)
おまけ:資産保全とレバレッジ を加筆(2020/10/19)
おまけ:リスクの取り方について を加筆(2020/12/01)
2種類のリスク許容度について加筆(2021/8/3)


第1章:ライフステージの時間軸を考える

現在の年齢や家族構成やその他諸々の事情により、取れるリスクは人それぞれ大きく異なります。

結婚や出産、子供の進学、住宅購入、子供の独立、定年退職など、人生には様々なライフイベントがありますね。

自身のリスク許容度というものは、人生のいろいろな局面において変化していくのです。リスク許容度が変化したら自身のポートフォリオのリスクも変化させる必要があると言えます。

長期運用を語る上での理論上の理想状態としては株式へのフルインベストメントが正義ですが、現実問題としてはライフイベントを考慮しなくてはいけません。

理論上の理想状態だけを考えるのは得てして机上の空論になってしまいがちですからね。

机上の空論を回避して現実に即したリスク管理・出口戦略を考える上でも、時間分散の2つの概念を有効活用することが出来ます。

株を売るべきタイミングとは?

まずは理論上の理想状態から考えましょう。その後に現実的な問題を考えます。

理論上、株式の売却タイミングとはいつでしょうか?

短期的な目線で株式投資をしている方はよく、以下のような誤解をしています。

・株式を購入するとき=株価が安いとき
・株式を売却するとき=株価が高いとき

この誤解に従って短期的なトレードを行ってしまったり、しまいにはなぜか暴落時に狼狽売りをしてしまうわけですが…。気づいたら株価が安い時に売却してしまっているわけですね。

ではロジカルな売却タイミングとはいつでしょうか?


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