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人に期待すること


人に期待してはいけない。
自分の内側に目を向けてください

と最近あちこちでよく目にする。

人に期待して自分の思っているような反応じゃなかったら、ガッカリしたり悲しんだり、イライラしたり。
それはどうしてもしてしまうことだとは思う。

大切な人、大好きな人、子供たち。
みんなその人たちに対して、心配したり、不安になったり、腹を立てたり、こうして欲しいと願うのは、普通の事なんじゃないだろうか。

誰にも期待せず、誰にも求めず、同じ温度で、同じ距離感で、平坦に上手にみんなとやっていくなんて、神様のようなことが私にはなかなかできない。

人を嫌な気にさせたり怒らせたりするのは違うと思うけど、嫌なこと、悲しいと思うことを相手に伝えることが、そんなに悪い事だとは思わない。

お互い好きで、大切にしたいと思っていれば、
そのことについてしっかり話し合ったり、理解しようと努力することもできるのではないかと。

つい最近子供に真面目に言われてとても反省したことがある。

お母さんは私の言うことをなんでも否定する。

そんなふうに感じさせていたことをすごく申し訳いと思ったし、それを真っ直ぐに伝えてくれて本当に良かったなと思う。

言われなかったら、改めて考えることも無く、怒ってばかりいたのじゃないかな。

話してくれて本当に良かった。
ちゃんと謝って、話をして、次の日から少し変わっていった。

大切な人とは一生付き合っていく。

相手が嫌だと思うことを知らないまんま、自分の都合のいいように理解して我慢させたりしたくは無い。


ちゃんと話をして、直せるところは直したいと思うし、私もちゃんと嫌なことは嫌だと伝えたいと思う。


期待や執着をぶつけるのはまた別の話だ。
やってしまうけど。

理解するための会話。
受け入れるための会話。
それが喧嘩であっても必要だと思う。


適度な友達であれば、嫌だなと思う段階で話しかけなくなるし、気づけば付き合いがなくなっているので、それでいいと思う。
そんな人の方が多い気がする。

子供のことで知り合ったママ友。
過去に仕事で一緒になった人たち。

多くは知らないうちに関わらなくなっていて、それに気づかないし思い出さないくらいどうでもいい人ということだ。

本当に一生付き合っていきたい人は、本当に特別な大切にするべき存在なのだと思う。
そんな人にはちゃんと向き合いたい。


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