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"選ぶ"ということ

わたしは"選ぶ"ことがちょっぴり、苦手です。優柔不断で影響を受けやすくて、これだ!って自信を持って決められないのです。

だけど、選ぶことができるという自由や余白は
ほしいし、大事だなとも思う。

「選ぶ」ことに対して一言では言い表せない
いろいろな気持ちを持っています。

さて、今回はそんな"選ぶ"ということについて
書いてみたいなと思います。

年末、実家に帰ったときに、高校生のいとこと進路について話す場面がありました。

そろそろ、
進路希望調査を書かないといけなくて、
進路を決めないといけない。

"でも、やりたいことがないし、わかんない。"

そうだよなぁ〜と思いました。

どうして、学校は、やらないといけない、しないといけないが多いのかな。
オトナもこどももそれに縛られてて
苦しいなぁ、最近そんなことを思います。

でも、今までそんなこと思ったこともなかった。そう思うようになったのは最近のことで。それまでは、わたしも同じように「〜しなきゃ」の世界で普通に生きてきたし、それでなんとかなってきたし、そこに違和感を持ったことなんてなかった。

それが、違和感に変わったのはいつからなのだろう。そうじゃないな、って思うようになったのはいつからだろう。

そんなことも考えながら
すこし、わたしのこれまでのことを思い出しました。
 
わたしのはじめての夢は「ケーキ屋さんかお花屋さん」。保育園の卒園アルバムに書いてあった。ディズニープリンセスに憧れていてごっこ遊びがダイスキでした。

すこし話は変わるけれど、最近、こどものころどんな遊びをしてきたかが、今にも結構つながってることとかありそうだよね。って話してました。
わたしはどちらかというと、運動が苦手だったので本を読んだり、マンガを読んだり、おしゃべりしたり、シルバニアとかリカちゃんとかたまごっちとかしてました。
ゲームはバトル系が苦手でスマブラはいつも自滅してました笑
マリオカートとかは体が動いちゃうし
ポケモンもある程度はハマるけれど、四天王とかとのバトルでつまづいてあきらめるみたいな。笑
それよりはどうぶつの森とか牧場物語とか育成系のゆるゆる育てるのが好きでした。
みなさんはちいさいころ、どんな遊びをしてましたか?

さてさて、本題に戻って
小学校に入り、1・2年生の頃は、「保育園の先生」になりたいと思っていました。
ごっこ遊びとかでお母さん役おねぇさん役をやるのが好きだったからかな。今思えば、世話焼きがスキで、おせっかいなちょっとませてる子でした。
3年生のときに出会った担任の先生がわたしを大きく変えます。
今思えば、
いわゆる、正しいことを教えてくれる先生っていうより、本気でいっしょに楽しんだり、考えて話してくれるオトナとの出会いがこのときはじめてだったのだと思います。
6年生で、もう一度、この先生が担任になって、わたしもこんな風に
苦手なこともいっしょになんとかしようと本気で一生懸命考えてくれたり
ひとりひとりのちがいもよさも受け入れて向き合ってくれる、そんな先生になりたい。
先生に出会って、学ぶことの面白さを知ったから、それを伝える側になりたい。と思い、このとき、「先生」になることを決めました。

わたしにとって「小学校」はすごくあたたかくて、ダイスキなかけがえのない場所。
自然が豊かで学校の中に遊べる森があって
こどもはみんなで100人くらい。
わたしのクラスは多いときで19人。
すごく小さかったけれどみんな顔も名前も一致していて、みんなで何かするのが当たり前。
6年間クラス替えもないから、ケンカしても、いやなことがあっても、1年生から6年生までずっといっしょに過ごしてきた仲間たちとは
ただのクラスメイトのひとことではいいがたいほどのたくさんの思い出と乗り越えてきたことがあって
お互い信頼しあってたし、絆みたいなものを感じていました。
だから、わたしにとって先生も同じクラスの仲間も下の学年も先輩たちもみんなふくめて大きな家族、学校は大きな家のような存在でした。

今、思えば、すごくしあわせな恵まれた環境で育ててもらったなぁと思います。
小学校のときのメンバーとは社会人になってから、離れたりもして、なかなか会えなくなってしまったメンバーもいるけど、今も変わらず続いている関係です。そんなつながりがつくれたのもしあわせなことだなぁと思います。

そこから中学に上がって、一気に5クラスになって、やっぱり小学校よかったなぁと思う場面がたくさんたくさんありました。目立つことをしない、みんなに合わせることを覚えたのは中学生の頃な気がします。それまでは、そのままを認めてもらえてたけど、もっと大人数になったときにそれだと浮いちゃうし、いろいろ言われたり、面倒なことに巻き込まれるから。

でも、学ぶことは好きだったし、
頼られること、任せてもらえることうれしかった。だから、すごくまじめで一生懸命でいい子を目指してました。
めちゃくちゃ勉強してたのも中学生の頃な気がします。
家庭環境を言い訳にしたくなかったし、そのせいでかわいそう、、みたいなこと言われたくないし、気を遣われたくもなかったから。
別に隠すことでもないけど、話さないようにしてました。
みんなと"ちがう"と思われることがいやだったのかも。人の目をすごく気にしてました。
親に心配かけたくなかったから、わたしはちゃんとしなきゃ、先生になって早く恩返しできるような大人にならなきゃと思っていました。

「小学校の先生」になりたい。というと
"合ってるよ〜いいね!!"ってたくさんの人に言ってもらえて、応援してもらえたし
わたしはこれだ!というものが見つかった気がして、安心してだのだと思います。
周りはまだ、何になりたいのかわかんないみたいな人が多かったから。ちょっと、優越感みたいなものもあったかもしれません。

そして、高校に入り、まだ夢は変わらず。
でも、中学校の頃より、同じような気持ちだったり、環境で育ってきてる友達と出会って、すこし息をしやすくなったなぁと思います。
進学校だったので、大学受験に向けた授業と勉強の日々が続きます。でも、そこに対して違和感はまだなくて。ひたすらみんなになんとか、ついていかなきゃと毎日覚えたり詰め込むことに必死でした。これ、なんの意味があるんだろうって疑ったことすらなかった。みんな、そうだから、そうしなきゃって思ってました。

そして、大学も、もちろん、先生になりたいから「教育学部」があるところ。地元で先生になるから「県内の国公立」という理由で志望校を決めました。
しかし、ここで受験に失敗。受かっていた私立か公立かで、小中の教員免許が取れて、なるべく学費も安いところということで大学を選びます。

そして、始まった県外での大学生活。
はじめは、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
地元の大学に受かっていれば、家賃もかからなかったし、心配もかけなかっただろうし。。。
それまで、まっすぐ、思うままにしてきたからこそ、はじめての挫折。
でも、ここでがんばっていくしかない。そう思って、先生になるためにがんばろう。と必死でした。
でも、なんだか、授業がおもしろく感じない。そのとき、はじめて、なんのために、学ぶんだろうと思います。このままでいいのかな、と思ったのもこのとき。
そこから、わたしの人生が大きく変わっていきました。

長くなってきたので、このくらいで
まとめに向かっていきます。
わたしにとって、これまで「選ぶ」ことの基準は人からどう思われるか、見られるかでした。
周りの環境だったり、先生や親といった周りのひとたちに言われたことをそのまま受け入れて、自分できちんと自分の思いに向き合って考えることもしなかった。
選択できる範囲を、勝手に自分で狭めていました。できないことは排除して考えて、どうしたらできるかなんて考えたこともなかったし、目が向いてませんでした。

それが、大学に入って、地元を離れて
今までの環境がガラッと変わって
いろんなひとと出会い
いろんなことものと出会い
新しいことを知り
見える世界も価値観もどんどん
変わって、広がっていきました。

そのたびに、ワクワクしている自分がいて
驚きと発見があって学びがあって感じることがあって、なにより、すごく、楽しい。しあわせ。
はじめてちゃんと、自分と、自分の心と向き合ったんだと思います。
心の声を聴いてあげられるようになったら、違和感を感じる場面がたくさんでてきました。疑問を持つことも増えてきました。

「先生じゃないかもしれない」
認めるのが怖かった。けれど、そう思ったとき。
今まで疑ったことも考えたこともなくて
今までのことが覆ったとき
どうしていいのかわからなくなりました。
それ以外考えたこともないから。
他にどんな選択肢があるのか、
いまさら、どうしよう。と思いました。
悩んだし、考えたし、今でも答えは見つかってはない気がします。
周りの大人も友達も家族もみんなの想いから外れることはすごく申し訳なかったし、何より自分がそうだと信じて疑うこともなかった選択だったから、でも、それでも、違うなと思った心に素直になりたかった。ちゃんと自分と向き合って改めてこれだ!というものを選びたい。
だから、思い切って、歩いてきたレールから降りてみることにしました。新しい道を考えてみたくなったのです。

知らなかったら選べなかったということがたくさんあります。それが今につながっていて、いかに"知ること"が大切かを感じました。
でも、正直、わたしもそうだったように
学校と家の往復で
親か先生がオトナのイメージのほとんどのこどもにとって
選ぶのは難しい。

周りの身近な大人が「仕事行きたくないなぁ」って愚痴や文句を言っていたり、働くことに対してネガティブな姿勢だったり、態度をしているのを見て
大人になりたい、働きたいなんて、思えないし
自分の「これから」にワクワクなんてできないんじゃないかなと思います。

わたしは
生きることに、働くことに
ワクワクしている楽しそうにしている
大人にたくさん出会って
こんなひとになりたい!!
こんな大人になりたい!!と思うようになりました。そしたら「これから」を描くのが楽しくなってきました。ワクワクできるようになりました。せっかく生まれてきたんだから、命をつないでもらったのだから、楽しく生きたいし、これもやりたい!あれもやりたい!と思えることがどんどんでてきました。

いわゆるわたしが思っていた"仕事"ではない
仕事がこんなにもたくさんあるということ
"働くこと"だけが生きるすべてじゃないということを
知って、これでいいんだなと思えることが広がっていきました。そして、それを知ったとき、はじめて、
じゃあ、わたしは?と思えたのです。

だから、大切なのは自分で選ぶに至るまでに
選択肢をいかに広げ、増やせるか。
自分の世界を広げられるか。
そんな人たちや価値観に出会えるか。知ることかできるか。
そして、
疑えるか。
自分で選ぶという自覚と責任を持てるか。

そのときに、オトナの関わり方や声かけがとても大事な気がします。最近、すごく思う。
こどもは思っている以上に感じているし、考えている。
でも、それをちゃんと待てず、見て聴こうともせず、オトナが先に奪ってしまうことも。 
オトナがいろいろ考えて準備しすぎてしまってそれをこどもたちが「させられている」のをこどもたちが自らやっているかのように見せる
そんな瞬間を見ると、心が痛みます。
そして、自分自身はどうかなと日々、考えさせられます。
今のでよかったかなぁ。と後悔することもたくさんある。
けど、正解なんてないから、考えることが大事だし、うまくできなくても心がけていることが大事かなぁとも思っています。

自分で選べることが増えた分、自分で選べるのだと気づいた分、その難しさも感じることも多くなりました。
だから、こどもたちが難しいなぁと思うきもち、すごくよくわかります。わたしも未だにこれでいいのか自信持って言えないし、これからどうなっていくのかなんてわからない。

どうして、今すぐ決めなきゃいけないんだろう。はっきりさせなきゃいけないんだろう。
もう少し曖昧なまま、ゆっくり育てていってもいいんじゃないかな。
期限なんてあってもそんな簡単に決めれないよな。だって、自分の大切な人生の選択。よりよいものにしたいとおもうのは自然なこと。 
やってみて、ちがうなぁと思ったら戻ったり変わったりしてもいいんじゃないかな。
そんないろんなやり方、選択肢、人生があってもいいんじゃないかなと思います。

だから、わたしはこどもたちといっしょに
"選ぶ"ことについて考えて悩みたいなぁと思います。
いろんな選択肢、生き方、働き方があってもいいし、こんなのもあるよ!ということを伝えることでこどもたちが
その世界を"知る" "広げる" "これまでのあたりまえを疑ったり、ゆっくり考えるきっかけをつくる"
そんな、お手伝いがしたいなぁと最近、すごく思うことです。
だから、今年は、特に
"キャリア" "選択" "カウンセリング"について学びたいし、取り組んでいきたいなぁと思っています。
何か、この本、おすすめだよとか、この人いいよ!とかあれば、ぜひぜひ教えてください。


夢は何?と聞かれた時、職業を答えるのは日本だけというのをどこかで聞いたことがあります。

それがあたりまえだと思ってわたしも答えてたけど
夢って職業だけじゃなくてもいい。

働くことってあくまで手段な気がします。
生きることの一部というか
プラスαの部分。
もちろんお金も大事かもしれないけれど、お金じゃ買えない価値とか測れない豊かさもあるなと思うし、わたしはそれを大事にしたいなと思う。

"人はなぜ、働くんだろう?"
生きていくために必要だから?
じゃあ、生きていくために必要なことって?
お金?やりがい?ひととのかかわり?
いろんな答えがあると思います。
それは人それぞれ。
でも、それぞれだということに自分の想いをぶつけたり、あてはめるのではなく、
受け止めたり、なるほど〜と思える方がいいなぁと。
改めてゆっくり当たり前のようなことに目を向けて考えてみる
そして、それをみんなで話してみるとおもしろいです。

もちろん、何を大事にするのかは人それぞれだから、それでいいんです。

でも、わたしは、何かを選ぶとき、どんな形だったら、わたしはしあわせで楽しく生きれるかな、ワクワクするかな、って考える方が楽しいし、自分のきもちに素直になれる気がするなぁと思うのです。

みんなは、何を基準に選んでいるんだろう。
今も、よく考えます。
"選ぶ"ということについて、またみなさんとゆっくり話せたらなぁと思います。
みなさんの"選ぶ"に対する想い、ぜひぜひ聞かせてください。

つらつらとつづりましたが、読んでくださりありがとうございました。

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日々のこと。ゆるゆる綴っていきます。
コメント (4)
気づきと出会いが、ひめちゃんをゆるやかに本来のひめちゃんに戻していってるんだなぁと思ってうれしくなった!
ステキ✨✨
まさに!!そうです!みおさんはいつもわたしの求めてたことばをくれるなぁ〜とうれしくなりました✨
出会いと気づきによって、自分の心に素直になれて、すごく、生きやすくなりました。今がいちばん楽しいし、しあわせ。そう思えます。ありがたいことです😂✨
CNのみんなと話す時間もめちゃくちゃ気づきがあって楽しいです◎
ひめちゃんの考えてること、考えてきたことすごく伝わる文章だった!
選択する、は深い!
ももさん、、、ありがとうございます😂✨
表現するのすごく怖かったり不安だったりもするんだけど、テーブルに出してみよう、言葉で表現してみたいと思って。チャレンジしてみました。
深いですよね〜またゆっくり話したいです◎
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