軟口蓋の裏を突き抜けるための息の圧力~その2~

2020年9月24日追記
息の圧力、声門下圧はもちろんだが、喉頭蓋という障害物について考察している。舌骨を上に引く筋肉群へのアプローチをしていて、もう一度喉の構造を見た所、舌骨を引き上げる際に喉頭蓋も一緒に上がってるのでは?と思っている。検証中。

喉頭蓋 歌 で検索したら自分のこの記事がトップで、、ちょっと笑った。

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軟口蓋の画像を確認しながら、喉周りの画像も改めて眺めた。
気管と食道を喉頭蓋が、かなり存在感があって、声の第一の障害物だなと感じた。

画像1


昨日試していた空気の圧力は、この蓋を開け続けるために必要なのかも知れない。
いちいちこの蓋の障害を受けていたら、空気の抜けは格段に悪くなりそうだ。
しっかりとした息を吐き続けなければ、言葉やメロディーが変わるたびに、軟口蓋裏へ導くコントロールが難しくなりそうな、まさに、、蓋だ、、。。
(因みにしっかりした息を吐くことと、大きな声になるということは全く違う。)

そして、ある画像をクリックすると、「奥深い声を出すための喉を開く歌講座」なるサイトを発見。


ここに書いてあるポイントが、まさに今取り組んでいる空気のことについてだった。

1、軟口蓋ばかりを意識していたけれど、実は上咽頭の咽頭扁桃周辺も連動していた!
軟口蓋の奥もがつり上がっている感覚だったので、そっちもか。。
口頭下筋群を使っている感覚もあったので、咽頭扁桃周辺に効いていたのだと思う。
新発見!

2、瞑想ポジションの時、頚椎のアーチは理想的なストレートネックだった!
散々メモ書きにも出てくる瞑想ポジションですが、まさに画像にあるストレートネックの形が下咽頭部にあり、その形が丸い軌道を潰さずにいてくれるおかげで、息の通りが全然違うわけだと。。
謎が解けた!
そして、冒頭に書いた喉頭蓋の考察にもストライクの回答で、「食堂と気管をしっかり区別して、気管を開く」とある。
「ああ、この感じか〜」と、納得。
感覚を言葉にできることの痛快さを感じています。

でも、ここにあることだけではもちろんダメで、他のことを組み合わせていかなければ、その効果はあまりない。
例えばストレートネックだけ作っても良い息が吐けるわけではなく、喉頭蓋や、咽頭扁桃周辺や、喉より下の様々な機能を集結しての結果であるということを、肝に命じておきたい。
しかし、過程がこうやって証明されると、嬉しい。

歌声紀行はこれからもっと医学の恩恵を受けるのかも知れない。
改めて声は人体のもつ仕組みの一つであると思えば思うほど、それを突き止めて行かない理由はないと思う。

そして、歌声紀行用に説明画像を探していて見つけたことなので、ブログを始めたことで人目に触れる効果が早速ありました。

画像2


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