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笹倉慎介の歌声紀行〜グラミー賞が獲れるまで〜

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本当に素晴らしい歌声とは? シンガーソングライターの笹倉慎介が自らの歌声を使って、その秘密を探す歌の旅。
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2019年4月の記事一覧

2019.4.20 声帯から共鳴、そして循環

■最近、喉とか、声帯とかの意識が無い 喉で音を作っているという感覚は、これまでもそんなに…

2019.4.18 純な響きをどこに合わせるか

平均律の和音の中に、純正律の響きをどう合わせるか。 メロディーの調和を、オケのどこに合わ…

2019.4.17 僕が見ていたのは、平均律の中にきらめく純正律だった

実は、歌っていて、気持ちいなって音をチューナーで見てみると、すこしシャープしていたり、フ…

2019.4.15~16 最新の思考のまとめ

すこし前まで、イメージを声にした瞬間から、そのイメージは、もうすでに崩れている気がしてい…

2019.4.10~11の考察

富山、金沢から帰って数日経つ。 旅の間も、ライブの最中も、響きについて考えていた。 これま…

2019.4.3~5 の考察

ここ最近、インスタグラムなどの動画で、様々な外国の人の歌が聞けるが、音楽的なものはほとん…

2019.4.9  数学的

僕は言葉を、選ぶ。 言葉を選んで組んで、輪郭を作って、それが一つの表現になる。 一つの言葉が持つ景色は、決して一つではない。 前後左右、縦横斜め、どこから眺めるか。 視点を変えるだけで、言葉の持つ匂いまでも操ることができる。 単純ではない心の右往左往を取り込んでしまえる切り口は、きっとある。 絵描きが色を混ぜるのと同じように、空の色が決して一つではないように、果てしなくある。 文学や芸術は、突き詰めると、ある瞬間から数学的になってくる。 気持ちでどうにかなるこ

2019.4.2 カレン・カーペンターの凄さ

久しぶりにカレンの歌をちゃんと聞いたけれど、これには舌を巻くしかない。 一緒に歌ってみて…

ご馳走では無い音楽

僕の歌は、料理で例えたら「塩」みたいなものだ。 決して、それだけで出来上がりでは無い。 …