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刑事事件・死刑問題に関する記事

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刑事事件、死刑問題に関する記事をまとめたものです
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記事一覧

日々の雑感② -BOX 袴田事件 命とはーを見て

はじめに 先日2月4日、私は久しぶりに袴田事件の冤罪被害者である袴田巌さんの支援活動を行う…

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ペンの暴力-事件記事に実名報道は必要か ③-田島泰彦の事件記事姿勢への批判的考察…

 事件記事における事件関係者(狭義では犯罪事件を指す。このシリーズは特に断りがない場合狭…

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ペンの暴力-事件記事に実名報道は必要か ③-田島泰彦の事件記事姿勢への批判的考察…

 事件記事における事件関係者(狭義では犯罪事件を指す。このシリーズは特に断りがない場合狭…

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葉梨前法務大臣の発言に思う

葉梨失言の本質が理解されているか 葉梨前法務大臣(以下敬称略)が「法相は死刑のハンコをつ…

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ペンの暴力-事件記事に実名報道は必要か ②-飯室勝彦の事件記事姿勢への批判的考察…

 事件記事における事件関係者(狭義では犯罪事件を指す。このシリーズは特に断りがない場合狭…

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ペンの暴力-事件記事に実名報道は必要か ②-飯室勝彦の事件記事姿勢への批判的考察…

 事件記事における事件関係者(狭義では犯罪事件を指す。このシリーズは特に断りがない場合狭…

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ペンの暴力-事件記事に実名報道は必要か- ① 実名報道、匿名報道とは

 日本の事件報道が、読者の興味本位かつ面白おかしく扇動的になされる傾向があることの一つに実名報道主義があると考えております。1回目の今回は実名報道と匿名報道のそれぞれのスタンスについてご紹介して参ります。 実名報道およびその背景にある報道姿勢 実名報道とは、原則として被疑者の実名を報道する立場の報道を指す。実名報道の必要性の根拠として、元東京新聞編集委員の飯室勝彦は、社会の関心度が高いということや公共性があるなどとして次のように主張する。  「だれが」はニュースの基本だし

国家、権力の暴力に関する雑感-太田昌国「暴力批判論」より-(後編)

 国家、権力の暴力について、ラテンアメリカの問題に精通している太田昌国さんの本「暴力批判…

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神戸連続児童殺傷事件弁護団長の講演を聴く

イメージとしての社会治安「悪化」 今年4月1日から施行された「改正」(※1)少年法では、18歳、1…

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敢えてクリスマスの日に死刑について考える

クリスマスに死刑を執行した国 2006年12月25日、この日77歳、75歳の高齢の死刑囚2人を含む4人…