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どうせ生きてんなら興味持ったとこに行きたい。

久々にnote投稿。

帰りの電車に揺られながら。

今日は弾丸日帰りで安いバスとJR在来線を使って大阪を訪れた。

ジョーブログやその他色々動画を見て凄く気になってた西成を1人探訪。午後は友達と合流して道頓堀を歩いた。

何で日本一のスラム街とも呼ばれた西成(特にあいりん地区)にここまで引き寄せられたのかは自分でも上手く言葉に出来ない。
日本だけで見ても色々な生活を送ってる人達がいて、ただ治安が悪い場所と一言で片付けるのは簡単だけど、その地区に住んでる一人一人にもそれぞれの毎日があって、実際に自分で見てみないとその土地の雰囲気は分からないなという思いはあった。

実際西成の地に立ってどう思ったか、一言で言えば確かに治安は悪かった。
まず地下鉄から地上に出た瞬間におじいさんが警察官と喧嘩してた。
警察署の目の前でも男性二人が喧嘩してた。
朝から酔っ払って本当に日本語かって言葉で叫んでる人もちらほら居た。
見知らぬおじいさんに3回ぐらい声を掛けられたけど「お姉ちゃん今何時か教えて」とか、ふらふら横断歩道を渡る人を見ながら「お姉ちゃんあれ危ないと思わん?」とかそんな程度だったから特に問題なかった。

本当はジョーブログのお店レディゴーとかその他諸々行きたい店があったけどやってなかったので、唯一空いてたこれまた行きたかったお店でモーニングランチ500円を頼んで食べた。
一瞬入るのに勇気は必要だったけど、常連さんがティッシュ渡してくれたり店員さんがご飯の量これで良い?って聞いてくれたり優しかった。

全部セットで500円

周りの常連さんは皆生ビールを頼んでたから、せめて私もアルコールをと思ってカルピスサワーにした。(お酒もセットに含まれる)
肉豆腐はめちゃめちゃ美味しかった。
チェーン店の安心感も良いけど、1歩勇気を出してその土地にしかないお店に入るのは凄く新鮮で満足感が大きかった。

そこからはあいりん地区をぶらぶらして、有名なスーパー玉出にも入ってみたりして、めちゃめちゃ暑かったので喫茶店を探した。
唯一Googleでヒットした喫茶店は飛田本通り商店街の中にあった。
これまた中が見えなくてとても入りづらかったけど、入っちゃえば昔からある感じの別に居心地が悪い訳でもない喫茶店だった。

戦前からやってるらしい

会計の時に「外は暑いぞ〜」って言われたから「今日愛知から来たんですけど同じくらい暑いですね」って言ったら「ひぇぇもうどこ言っても暑いよねぇ気をつけてねぇ」って言われて店を後にした。

そっからどうしても外観を見たかった国の登録有形文化財にもなってる鯛よし百番に行きたかった訳だがハプニング発生。
女性が歩いては行けないという飛田新地に気付いたら足を踏み入れてた。
土地勘も無いし分かりやすい看板がある訳でも無かったししょうが無いと言い聞かせて僅かに営業してるお店の横を足早に通り過ぎた。
ちらっと見えた座ってる女性はとんでもなく美人だった。

そうして無事鯛よし百番に到着。

大正時代の建築

お店は営業前だったけど、外から見れただけでも満足だった。

後は三角公園を見たりしてるうちに友達との待ち合わせの時間が来たので西成を後にした。

想像以上に歩いてる人々の年齢層は高かった。
生活保護受給者が殆どとはいえ、すれ違った人の8割ぐらいは高齢の方だった。
高齢者の車椅子を押してる人達もおそらく60代後半だった。
そんな中よそ者感満載の自分が歩いてた訳だから若干の視線は感じたものの、お昼だったのもあって怖くはなかった。
ただ、夜は確かに危ないのかもしれないと直感的に思った。
自分が住んでる地域のホームレスの人は単独行動をしてるとこしか見たことは無いけど、西成ではコミュニティがあるようだった。
道端の影に座って雑談を楽しんでるように見えた。

自分はこの地区のことをまだ1割も知らないだろうけど、なんとなくここが唯一の拠り所になってる人は多いのではないかなと思う。
次に来た時はレディゴー行けますように、あと坂田さんにどうしても会いたい。

最後までこんな支離滅裂な旅の記録を読んでくれてありがとう。

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