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何をやるかは自分次第!東大生活を無駄にしないためにすべきこととは?


皆さんこんにちは、東京大学工学部航空宇宙工学科中須賀・船瀬研究室B4の望月友貴です。

2020年2月に弊団体の創設者・鈴木大雅に誘われてUT-BASEのβ版サイト(※1)作成や記事執筆、データの分析あたりをやってきました。β版立ち上げの時期は、大雅と徹夜で作業したのが懐かしいです。
最近は研究に軸足を置いていますが、自分の過去の振り返りと共にUT-BASEにどのように関わってきたか、そして自分よりは長く大学生活を残す皆さんに、ささやかなアドバイスを述べていきたいと思います。

※1 β版サイトはこんな感じでした

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#1 私が頑張ってきたわけ
~Steve Jobsからのメッセージ:”Stay Hungry, Stay Foolish”~

“Don’t be trapped by dogma — which is living with the results of other people’s thinking. Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.”

まずは、私の過去を少し振り返らせて頂きたい。
上の文章は、Steve Jobsが2005年のスタンフォード大学の卒業生に向けて語った内容の一部である。他人に流されず、自分の進みたい道を進むべき、そう願ってSteve Jobsが語った言葉なのではないだろうか。私は、この文を含むSteve Jobsのスピーチを心に刻んで今まで様々なことに取り組んできた。

高校1年の頃に行った「東進清華大学短期留学」。高3の頃、受験期でありながら参加した「物理チャレンジ第二次予選」。高校の頃の活動が評価されて合格した「東京大学推薦入試」。その他、大学入学後も目標に向けて突き進んできた結果、英語ディベート大会ではRookie Grand Finalに進出し、所属していた天文部でアマチュア最大級のプラネタリウムを自作し駒場祭を賑わせ、Earth Light Projectでは学生のみでスペースバルーンを宇宙に打ち上げる(※2)など、自分なりに数多くのことにチャレンジし、多くのことを吸収することができた。これらの行動力の原点は私の中高時代にあったと思われる。

※2 スペースバルーンを打ち上げた時の上空での写真 (2021/04/03)

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#2 私の中高時代
 ~何事もまずはチャレンジ!~

中高時代、私は千葉県にある東邦大学付属東邦中学校・高等学校で6年間過ごしたわけであるが、中2の頃に自分の将来を大きく変化させる出来事が起こったのである。

当時の私は、中学の授業だけを聞いていればそれで良いと思っており、周囲もそういう環境であった。そんな中、私の恩師である数学の教師に何度か薦められ、初めて独学で数学を勉強することにした。

当初は自分のペースがつかめなかったが、いつしか独学することが楽しくなっていた。その後というものの、新しい物事を始めるハードルが下がり、中高時代には前に述べたような様々な課外活動を行い、東大推薦入学をするに至ったのである。

「思い立ったら吉日」という言葉があるが、その言葉通り、何か挑戦してみたいと思ったときに新しいことを始めていくと、自然と人は成長していくものなのだなぁと実感した中高時代だった。

#3 大学生活はその人次第
 頑張るも頑張らないもその人次第 ~自分の道は自分で切り開け~

大学では高校までと違い、別に担任の教師がいるわけではないので、勉強をやりたくなければやらなくてもいいし、もっと勉強したい人がいたらその人のペースでどんどん先に進んでしまってもいい。そして、その環境が逆に学生を不安にさせてしまうこともある。

「大学に入って勉強を頑張ろうとしたのに同クラや周りの人があまり勉強に重点を置いていなくて共に勉強をする仲間が見つからない。」

「国際系のサークルを見て回っているのだが、どれが自分に合っているのかがわからない。」

今まで、環境を与えられていた身からすると、自ら環境を選ぶことは時に難しく、環境選びを諦めてしまうこともある。

折角、学びの機会が比較的多い大学に入ったのに、環境選びを諦めて"ぬるま湯"に浸ってしまうのは、非常にもったいない。そうしている間に、環境選びで自分に合った環境を選ぶことのできた人は、日進月歩、自らの進みたい方向に舵を切り、前へ前へと進んでいってしまう。

私自身も、最初は環境選びに苦戦した者の一人であるが、最終的には自分が選んだ環境を活かしきることができたと思う。今振り返れば、選択した環境を十二分に活用して、その後にまた新たな環境を選んでその環境を活かしきるというプロセスが、自分自身の成長を促していたのではないかと感じる。

この文章をここまで読んでくださった方には是非、自分にあった良い環境を選び抜き、進みたい道へと突き進んでいただきたい。
大学生活を頑張って過ごすか否かはその人次第であるが、どうせなら頑張った方が楽しいのではないだろうか?

#4 UT-BASEの役割
 ~UT-BASEの存在:頑張りたいと思う人の手助け~

「とはいっても、どう頑張れば良いかわからない、どう環境選びをすれば良いかわからない。」
と思う方もいるだろう。そのような人を支え、成長の手助けをするのが"UT-BASE"である。

UT-BASEでは、これまでサークル紹介の記事や学科紹介の記事、進振り制度の記事など、様々な記事を提供してきたが、記事執筆だけをやっているわけではない。他団体が主催しているイベントの告知を行ったり、UT-BASE自体でも企画を主催したりしており、学生が学びの機会を最大化できるような情報提供も定期的に行っている。

当然、最終的に自分のやるべきことや進みたい道を決めるのは自分自身だ。ただ、その選択肢はUT-BASEが提示できるので、何かにつまずき、悩んだ場合は、是非このベースキャンプに戻ってきて、エネルギー補給してほしい。

また、もしもそんな活動をしているUT-BASE自身に興味が出てきた方は、このフォームから申し込んでみてほしい。UT-BASE内部メンバーは多様性が豊かで、お互い刺激を受け合いながら日々充実した生活を過ごしている。UT-BASE内部という新たな環境を選ぶことによって何か新しい発見が見つけられたら嬉しい限りだ。

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