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「中国を販売先に考える」という発想

みなさま、こんにちは!

今日も幸せウッシー🐂です。

先ずは我が社の説明を

私は中国の日本独資法人に勤務しています。私以外は全員中国の方です。日本語ができる同僚は6人おります。

日本に輸出するための商品を検品加工して毎週コンテナ3,4本を出荷しています。それから香港AEONとベトナムAEON向けにも1本ずつくらいですか。出しています。今は繁忙期ではないので残業も必要なく17:00に全員帰られて非常に快適です。

今はコロナですので、健康の保証ができないため出張は控えておりますが、それ以前は営業も頻繁に行いました。日本輸出用商品のうち「ハウスブランド」はライセンスがないため自由に中国とベトナム、香港他第三国に輸出可能です。

そのハウスブランドの営業販売も任されて10年です。私にとってはこの「海外営業」が一番楽しい業務になります。何よりも自由であること。やりたいように段取りが組めることが魅力です。

現在の中国について

この間中国は激変しました。

2012年に習近平政権が発足以降は特に経済発展が早かったように思います。

①土地開発で住居を手放した社員さんがいきなり裕福になった(自家用車での出勤が始まった)

②街並みがきれいになった(街路樹、植え花、モニュメント、露天の撤廃等)

③高級車が激増した(ベンツ・BMW・レクサス・ポルシェ・マセラッティー・ランドローバー・ロールスロイスがカローラ並み)

④輸入品メインの高級スーパーが増えた

⑤地下鉄が開通した

⑥電気バス・電気自動車が急増した

⑦やくざやちんぴらが一掃された(汚職警官も)

⑧国務院(公務員)の会合・付合い・癒着が全面的に禁止された

私にとっての中国人は「日本輸出のために共に汗を流す同士」ではなく「私にお金を運んでくれるお客様」に変わりました。これが個人的に一番大きな変化です(笑)

活気ある中国に便乗しよう

誤解がないように、強調させていただきますが私は先祖代々日本人であり妻は中国人ではありません。親戚に中国系の方はおりません。

そのうえ、中国に恩は感じていても決して良い国だと思ったことはありません😁(こんなことを言ってもいいのか!)

現実的に中国でお金を稼ぐのが「良い👍」理由を数個列挙させていただきます。

①中国大陸に14億人、他の国に散らばった華僑が2億人いると言われています。つまりは16億人を有しているということ。そのうちの5億人ほどが田舎で第一次産業に従事されています。この方たちを除いたとしてもざっくり、11億人は都会に出て何らかの商売に携わっているということです

②一党独裁は中国では絶大です。この権力が「コロナの時代」にはプラスに働きました。コロナは抑えられています。周辺はマスクをはめていません(欧米のようにマスクが嫌いだからではなく。はめる必要がなくて)市場に人が戻り始めました。弊社の売上は7月と8月比で約17%増を記録しました

③非常に楽観的で明るい気質。懐も広く、細かいことは気にしない大陸気質が心地よい

④人間関係を大事にする。だからこちらも面子を立てて大事にしてあげれば相手も大事にしてくれる。お土産は有効

⑤自動車の販売台数だけみれば経済の成長が分かります。2020年7月は2019年7月比で16.4%も増加しました。211万2000台です。今はコロナです!比較対象として「コロナではなかった頃の日本2019年12月」は1.7%減の38.8万台でした。人口差を考えろ❗❗っていやいや私が申したいのは経済の将来性です。これからどれくらいまで伸びるのか予想できないくらいです。

賢く考えて中国で売るべきです

私は事あるごとに自分の考えを述べていますが、日本より人口が多くかつ経済も回復傾向にある「経済大国」中国で稼ぐのが有力だと考えております。

まず間違いないでしょう。

伝統工芸品、生活用品、家庭用品、医薬外品、寝装寝具、電化製品等において中国は日本の品質を認めており、付加価値を見出しております。少し高くても品質の良いものを買いたいと思うのは経済上昇気流に乗っているからできることです。

ただし、気を付けないといけないのは「中国は技術を盗むことに長けている」ということです。

上記太字部類は比較的特別な技術が伴わないと思われますが(違っていたら申し訳ございません🙇‍♂️)、

念のため「国際的な商標登録」「国際的な特許」を収得されたうえでこちらに商品を持ち込んでいただきたいものです。ご留意くださいね。

ちなみにこの商標登録や特許の概念も日本と中国で大きく違う場合があります。

日本本社側では日本を含めて中国でも同時に適応できる方法を取り入れたいですが、言葉のあやであったり微妙なニュアンスの違いで合致しないと言われることも多く苦労されるでしょう。

必要の際は私どもにお問合せいただいても確認を取ることができますので、どうぞご利用ください。

それから、もっと大きな利益を産み出しそうな商品(過去でいうスマートフォン、パソコン関係、今では5GやAIや特殊機械等)に関しては持ち込まないことを強くお勧めします(いや、小生が言わずとも分かってみえるでしょうが)いずれにしても「国際的な商標登録と「国際的な特許」はとっておかれるようにお願い致します。

今回のまとめ

ここまでご説明をさせていただきましたが、最後に簡単にまとめてみようと思います。

1.中国は人口が多く、コロナも収束し活気を取り戻している。中国で稼ぐことは有力な方法の一つである

2.中国は技術を真似ることが得意である。販売を始める前に「商標」「特許」を取っておくことが必要である

商標や特許を取ったうえで、落ち込んだ景気の回復を中国でなされることをご推薦させていただきます。


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