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誰でも分かる「ウソみたいな世界の裏事情」vol,6 ~2020年はゴールドを買い漁れ!~

1、序文:金と世界経済と日本

2、なぜ金が良いの!?

3、世界各国と金 ~アメリカと中国とロシア~

4、では、どうやって金を買えばいいのか

5、金を買うときの注意事項

6、世界経済の波に乗って人生を豊かにするサロン


こんにちは千葉(michiya1004)です。

早速ですが2020年の初noteとなります。

noteを初めてvol,6となりましたが、最初のころと比べて世界経済の動きは表も裏も大きくうごいていますね。

今年のお正月にはアメリカがイランに対して空爆を仕掛けて、司令官を何名か殺害するという衝撃的なニュースが入ってきました。

これによって、現在進行形で第三次世界大戦の不安が世界中を巻き込んでいます。

まだ戦争が起きるか起きないかは分かりませんが、なんにせよ一般人の我々が出来ることは「何かあっても大丈夫なように準備しておく」だと思います。

それは生活的にも、環境的にも、資産的にも。

もし、戦争が起こって日本がインフレになれば経済が傾き、国民にも大きな影響が出ます。

【万が一】そうなっても最低限の自由を確保することが一般市民には大事だと思いますよ。

そして、今回のnoteでは、資産的な防御方法をお伝えしたいと思います!


このnoteは
◆金に興味がある人
◆資産を守りたい人
◆資産を増やしたい人
に最適です。


逆に言えば、このnoteに合わない人は
◆資産にあまり興味が無い人
◆すでに人生が安泰の人
◆大量に金を持っている人
となります。

自分に合いそうと感じる人は最後まで読んでみてくださいね!




1、序文:金と世界経済と日本

今回のメインテーマは『金』!!

金は昔から安全資産と言われ、経済が不安定な時に買われてきました。

歴史的にも価値を保全することができ、経済暴落時においても常に資産保全できていたのが金です。

もっと言えば、経済不安が生まれるたびに金の価値は上がり、乱高下しながらも価値として上がってきたのが金です。

特に今の信用創造と言われる金融システムになってからは、紙幣の価値は下がり続けていて紙幣を刷れば刷るほど価値は下がっています。

これは当たり前でもあって、紙幣を刷れば紙幣の枚数も増えていくので全体的に価値が下がってくるんですね。


特に、2019年は世界的な経済不安もあり金が買われまくった一年でした。

買う人が多くなれば相対的に価値も上がってくるのが相場ですね。

2019年は上がり調子で金価格は上がっていきました。

逆に言えば、それだけ経済不安が強かった一年とも言えると思います。


そして今年2020年。

はっきり言って2019年よりも大きな経済不安が生じる一年となることが予想されています。

世界的な株バブルの崩壊、ドルの衰退、通貨戦争によって世界経済の暴落が起こるとされています。

これはnote vol,5でも書きましたが日本はこの株バブル崩壊によって世界各国のなかでも一番直接的にダメージを受けます。

そのため、世界で今最も資産防衛が必要なのは実は日本人なんです。

大枠での予想としては、日本人が生活するのは大丈夫だろうし国民の資産が突然没収されたりは無いとは思われますが、【万が一】を考えると可能性はゼロではありません。


人生の保険という意味が強く、さらには今後の価値を考えると今金を買わない手はないと私は思っています。


このnoteには、実際の金の予想価格や実際の買い方も書いてあるので、2020年に金を上手く買って資産を増やしたい方はぜひご覧くださいね。

この章のまとめ
①世界経済が不安定だと金価格が上がる
②2020年は大きな経済不安が予想される
③日本は特に経済不安になるかも



2、なぜ金が良いの!?

この章では主に、金の価値についてお話ししていきましょう。

少し難しい話もありますが、およそで聞いてもらえればと思います。


そもそも金はお金なのでしょうか?

お金の定義としては

①価値の保全
②交換できる
③交換の単位がある

と言われています。


これだけ見れば、金にもお金としての価値があるようにも見えますね。
金は価値の保全としての安全資産ですし、売買して交換もできます。
そして、1オンスいくらという単位も決まっていますから。


しかし、これだけではなくて他の要素も大きく関わってきます。

他の要素とは
④お金の裏付け
⑤人々の信頼性
と言われています。


ここが「金がお金なのか」という議論がよくされる部分ですね。

お金の価値は何が裏付けとして成されているか。

一般的には紙幣は国が信用として裏付けています。

「1円は1円として使えますよ。」
と国が保証しているイメージですね。

それを人々が信用してお金を使っている訳です。


では金は何が裏付けているかというと、普遍的で歴史的な価値観です。

金の普遍的で歴史的な価値というのは、
希少性
光り輝く
加工しやすい
腐食しない
価値が普遍的
という土台がありながらも一言で言えば「誰もが欲しがる価値」です。

過去を遡って見ても、金は価値を落とすことなく世界中で資産として扱われています。

世界の経済不安があるときに、
戦争が起こった時に、
金は価値を上げてきました。

国家が危ない時には金が買われ、金の価値が上がっていったんです。


しかし、ここである一つの考え方があります。

金が上がった=紙幣の価値が下がった
という考え方です。

これが最も重要であり、理解しないといけない部分ですね。


紙幣は国家が信用という裏付けをしています。

では、国家が危ない時に紙幣の価値は変わらないのかというと、そんな訳はありません。

国家の経済情勢や国家で戦争が起きそうな時には、紙幣は市民からの信用が落ちます。

歴史からみても戦争後においてはインフレが多く生じています。

インフレというのは紙幣の価値が下がった状態です。

100円のコーヒーが、インフレ時には200円となるイメージですね。

これはコーヒーの値段が上がったとも捉えることができますが、円の価値が下がったと捉えることができます。


これが極端に進んだ状態のことをハイパーインフレと呼ばれますね。

100円のコーヒーが、10000円になるようなものです。

というように、紙幣は国の信用が危ない時には、価値が下がる傾向にあるんです。


では、金はどうか??
詳しくお話ししていきますね


金は歴史的に見ても、絶対的であり普遍的な価値を持っています。

しかし、金の価格は日々変動していきますよね。


これは金の価値が変動するのではなくて、紙幣の価値が変動しているんです。

金の価格として10000円が20000円になったときには、金の価値が二倍になったのではなくて、円の価値が半分になったということです。

10000円分の金を買うのに、10000円札が一枚で買えたのに二枚必要になったということですね。


これは、円の価値が1/2になったためです。

つまり、金はお金であり、紙幣よりも普遍的な価値を持っているんです。


そして、今世界中の経済がとても不安定です。

米中貿易戦争
長期にわたる香港デモ
アメリカCLOの破綻リスク
サウジアラビアの油田攻撃
イランへの空爆
イギリスブレクジット
などなど上げ出したらキリがないくらい世界中が不安定です。

そのため、紙幣の価値がどんどん下がっています。

大きくはドルの価値が下がっているのですが、ドルは世界の基軸通貨なので、ドルの価値が下がることで世界中の通貨の価値も下がっています。

もちろん円の価値も下がっています。

これは少し昔の金価格とドル価格を比較すると分かりやすいと思います。

ニクソンショック時(1971年)には金は1オンス35ドルでした。これが今は1500ドルとなっています。

これは前述のように金の価値が上がった訳ではなくて、ドルの価値が下がったんです。

つまり、1971年と比較してドルの価値は1/43(4300%)下がったということです!

円ももちろん影響を受けていて、1971年時には1オンス12600円だったのが163500円なので1/13(1300%)下がっています。


ドルや円は国家が信用を裏付けしていますが、信用ありきで無制限に紙幣を刷りまくったからですね。

紙幣が増えれば増えるほど紙幣の価値は下がっていくので、これは仕方がなかったのかもしれません。


紙幣はもともとは金本位制という制度で成り立っていて、金を持っている分だけしか紙幣を刷ることはできませんでした。

その制度が壊れたのがニクソンショックという出来事で、当時のアメリカ大統領ニクソンが「これからは紙幣と金は関係なくする!」という命令をだしたのです。

これにより紙幣は刷れるだけ刷っても良くなったために、世界中に紙幣が多く配られました。

もちろん紙幣を大量に刷れば、価値が下がるのは当然ですね。

ということが一つの原因で現代まで紙幣の価値は下がってきたんです。

基準は紙幣の価値ではなくて、金の価値が基準として捉えればそう考える事ができますね。


そして、前述の通り、2019~2020年にかけて世界中で経済不安が生まれています。

これは過去noteで述べているので、ここでは簡単にだけお伝えすると、ドルの崩壊や株バブルの崩壊が目前まで迫っているためです。

金本位制が廃止され、信用創造としての紙幣制度が限界となっています。

世界中の借金が2京円を超え、すでに返済できる限界を超えています。

アメリカも2000兆円を超える世界一の赤字大国ですし、日本も1000兆円を超える借金を背負っています。

これらすでにプライマリーバランスが崩れていて潜在的にはデフォルト(債務不履行)してると言っても良い状態です。

さらにイランなどの中東や香港、米中貿易戦争などの争い事によっての不安もあり、経済的な不安定性は助長されています。


この

①経済不安 

②平和に対する不安 

の2つの不安が今世界中に存在しているんです。


この2つの不安があるがうえでの、今の金の高値更新ですね。

2つの不安=紙幣の価値低下=金の価格上昇 です。


そして2020年はさらに世界経済的な不安、世界的な紛争が起こす可能性が高いと言われています。

11月にあるアメリカ大統領選挙がひとつの山場ですね。

選挙に向けてトランプはなりふり構わず政策を打ち出してくるでしょう。そのため経済的にも振り回されることが多くなることが予想されています。

我々一般市民も、安全資産としての金、有事の金と言われるゴールドを多少でも持っておくのが良いと思われますよ。



ここまで聞いてみてどうでしょう?

なぜ金を持つべきか何となく分かったでしょうか。


次の章では世界各国における金について話していきますね。

世界各国はどのように金を考えているのか。

さらには、2026年における金の予想価格までお伝えします!

それではもう少し紐解いてみましょう!

この章のまとめ
①金は普遍的な価値を持つ
②紙幣は価値が下がっていく
③世界的な不安があると金の価格は上がる



3、世界各国と金 ~アメリカと中国とロシア~

この章では世界各国における金の役割、今後の金の予測価格などを書いていきますね。

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