【セミナーレポート】 U25を対象とした人材紹介のキーポイントとは | agent bankの無料セミナー
U25若手層における、市場規模や紹介事業のKPIについてセミナーを開催しました。
セミナー資料から一部抜粋してレポートいたします。
株式会社ROXX agent bank 植木より
5月にコロナによって紹介事業の責任者講習がストップした影響で、新規参入する会社は一度減ったものの、基本的には回復。直近では全国で約250社の新規参入があり、コロナによって参入を辞めるという意思決定は少ないと考えられる。
有効求人数はやはりコロナ禍で大きく減少した。飲食・観光など一部業界の求人は回復していないが、ほとんどの求人は採用再開していると考えられる。
コロナ解雇数も約8万人、完全失業者数は約195万人あり、職が見つからず困窮している人は増加。人材サービス提供者としては、社会的価値を出すべきタイミング・時期が来たとも考えられる。
書類選考にかかる全てのKPIを考えた時に、「書類選考通過率」や「面接通過率」など色々指標があるが、やはり「面談」によって左右されることがとても多い。
たくさんの方と面談するのではなく、10名面談して1名入社決定に導くという状態をまず目指して欲しい。そうすると、業務の一連の流れと、どこをどう改善すれば利益率が上がるかというのが見えてくる。その改善を経て、「5名に1名決定する」や「面談する人数を増やす」といった取り組みが欲しい。
紹介事業運営で色んなことをしなければならない中でも、面談の改善・スキル向上に事業運営の時間を割けるかどうかが、非常に重要だと考えている。
スカウトメールなどに時間を割かずに求職者の方と面談できるというのが、agent bankの1つのコンセプト。実は社内で電話をして、日程調整も行った上で面談設定するというサービスを行っています。
ポート株式会社 赤塩様より
経済産業省/厚生労働省による「若者が未来に希望を持っているか?」という調査で、先進国の若者に聞くと7割が未来に希望を抱けている一方で、日本の若年は3割にとどまるという結果がある。
未来に希望・期待を抱けないことは、働く喜びを感じられない、やりがいを持てないところから繋がっているのではないか。そこに対して様々なサービスを立ち上げて、紹介や情報提供を事業として行いたい。というのが会社方針です。
紹介事業のリボン型構造において、新規参入する事業所が増えているのは、集客支援・求人データベースなど、リボンの片側を抑えられるサービスが増えているからと考えられる。
リボンのKPIを構造化した上で、どこに課題があるかを特定し、改善サイクルを回すことが大事だと、お話頂きました。
新卒/既卒・第二新卒の主要KPIについても開示して頂きました。(モザイク部分は非公開)
紹介事業は量と質のバランスで売上が決定されるビジネスである。決定が出ないことに焦って、量を追ってしまう時期もあった。1ヶ月に100面談とか回したこともあったが、CAの疲弊・悪い口コミがついてしまう・決定も増えない、と悪いことしか無かった。改めて誠実に、1人1人に向き合うことがまず大事だと気付かされた。
今では、1回の面談は90分を基本とし、面談件数も表の通り。1回目は「どういうことをやっていきたいか。強みはなにか」を理解するのが目的。きちんと理解できなければ求人の紹介はしない。というのが基本原則になっている。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
・紹介事業に熱心で、採用企業や候補者の役に立ちたいと思っている方
・市場機会を探し、これから紹介事業の立ち上げを考えている方
・紹介事業の収益化・決定率の向上に悩んでいる方
このような方々が、ここまで読み進めてくださったと思います。
少しでも紹介会社の皆さまの事業支援・お力添えができればと思っているので、もし参考になったことが少しでもあれば、ぜひシェアをよろしくお願いいたします。
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