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星野源と安倍総理の動画について論評した川崎大助の主張が頭おかしい。

今回はこの2つのコラムを取り上げる。1つ目は星野さんのコメント発表前、2つ目は発表後に掲載されたもの。まずは1つ目から。

これはごく普通に見て「アーティスト公認」の出来事だからだ。星野源が自民党支持者なのか、内閣総理大臣安倍晋三の支持者なのか、それはわからない。だがしかし、この日曜日に安倍首相が発したツイートの「内容」には賛同し、そこに自分の動画が使われることを許諾した――という意味しかなさない。どう考えても。

なぜそう思ったのかは分からない。しかし、「許諾は取ってないだろうなあ」というのは、私ですら予想できたことだ。そして、彼の主張は結局、翌日のコメントで否定されるのだが、星野さんのコメントを受けて書かれた2つ目のコラムでは、まだ負け惜しみを言っている。

 安倍首相サイドから「事前の連絡・確認も事後の連絡・確認もなかった」としているだけだ。つまりここは「(首相側から、直接的な)連絡はなかった」と述べているに過ぎない。
 だから逆に、意地の悪い見方をすると、星野が「事前になにも知らなかった」とは書いていない、ことになる。「安倍首相が動画を投稿することを『事前に知らなかった』」とは、彼は一切書いていない。たまたまか、わざとか、書いてはいない。

え?え?川崎さん正気ですか?星野さんのあのコメントを見て「知っていた可能性がある」とか、どんな理論だよ(笑)。意地の悪い見方というよりは、単に頭の悪い見方と言った方が正しい。

そして、頭の悪い推理はまだまだ続く。

 たとえば「以前、星野源やスタッフと安倍首相とその側近らが一同に会した機会に『どちらからともなく』首相が投稿したら面白いね、という話になっていた」とか。あるいは「第三者の仲介者が星野源と安倍首相の双方に『こんな企画になったら面白いよね』として、話を持ち掛けていた(しかし、実行される時期については、星野サイドは聞かされていなかった)」とか――。

もちろん、この与太話にまったく根拠がないことは言うまでもない。予想が外れたからといって、無理矢理理屈をひねり出すのはとても見苦しい。さすがに本人もそれは自覚しているらしく、

 このどちらの例も「実際にそんなことがあった」可能性はほとんどない、と僕は考える。

とは言っている。しかし

だがしかし「絶対になかった」とは、言い切れない。

ああ、見苦しい。そして、トドメの屁理屈を持ち出す。

星野が肝心の一言を発していないからだ。とても簡単な一言だ。
「首相があの動画投稿をすることは、自分は事前に一切知らなかった」

大丈夫かコイツ(笑)。

この馬鹿は、重要な語句を完全に見落としている。私が1つ前の投稿で指摘した「沢山の皆さんと同様に」という部分だ。もし、この馬鹿の言うように、事前に安倍側から一方的に話があった(が許諾はしてない)ということであれば、「沢山の皆さん」も、事前にそういう話が一方的にあった、ということになる。

その後も、陰謀論に満ち満ちた彼の悪文はダラダラと続くが

 さらに「そもそも論」として、こんな意見まであった。「なぜ星野源は、こんなコメントを発表する『必要』があったのか?」というものだ。たしかに、そこが一番不思議と言えば、不思議だ。

何が不思議やねん。おまえらパー翼が「星野は政権寄りだ!」って因縁付けて叩くから、何かしらコメントせざるを得なくなっただけですわ。

そもそもこいつは「アーティストたるものは政治的意見を公表するべき」という歪んだ信念の持主なので、こういう歪んだモノの見方しかできないのだろう。

なのに「勝手に使っていいと言いながら、悪評が出てきたら、大急ぎで言い訳をする」というのはおかしいのではないか? そんなに安倍首相が嫌いなのか?――という意見だ。

星野さんが嫌いなのは安倍首相ではなく、スガシカオさんや糸井重里さんの何気ない発言から政治的意図を勝手に深読みしてバッシングしてくるおまえらのほうだと思うぞ。もちろん、動画を勝手に政治利用する安倍総理に対しても良い感情は持ってないだろうと思うが、普通に考えて、あのコメントを急いで出す必要があったのは、おまえらパー翼が勝手に誤解して噴き上がるのを急いで止める必要に迫られたからだろうがよボケ。

そして、この馬鹿は最後に本音を吐露する。

 最も聞きたかった点、言うまでもなくそれは――
「安倍首相のこの動画投稿を、星野源は『嬉しく思う』のか? 違うのか?」
 というポイントだ。

なんでそんなこと聞きたがるんだよ。気持ち悪い。

要するに、この馬鹿は、星野さんにこう言ってほしいんだよ。

安倍のバカヤローに勝手に政治利用された、ふざけんな。俺は安倍政権を認めないぞ、俺は安倍政権を許さないぞ。

この一言を言ってくれない星野さんに対して、この馬鹿は一方的に不満を募らせているわけだよ。な?頭おかしいだろ?

これは、この馬鹿ひとりの問題ではない。リベラルと称するパー翼全体に蔓延している病理だ。だから、スガシカオさんや糸井重里さんが、政治とは程遠い、何気ない発言をしただけで勝手に発狂して勝手に幻滅する。

最後に、1つ目の記事に戻る。

 星野源が保守思想の持ち主でも、それは彼の自由だ。あるいは「いまは政治的な立場を捨てて首相に協力すべき」という物言いによって、結果的に「政権を擁護する」スタンスを取ったとしても、彼がそう考えるのなら、誰が止められるものでもない。

これもツッコミどころ満載。

まず第一に「政治的立場を捨てて首相に協力すること」は「政権擁護」になるそうだ。あれ?東日本大震災のとき、必死に「自民党は政権に協力しろ」と言ってたのは、どこのどいつらだ

ていうか、ていうか、スガシオカさんや糸井重里さんは、別に「首相に協力しろ」と言ったわけでもない、にも関わらず「政権擁護」などと難癖をつけられて叩かれたのだ。あるいは、香山リカさんですら「政権擁護」のレッテルを貼られる異常事態となっている。

コロナの件とは関係ないが、過去には江川紹子さんなども「政権寄り」のレッテルを貼られたことは一度や二度ではない。

パー翼はこの先どこまで狂うのだろう?人間、どこまで狂うことが可能なのかテストされてる気分だ。

一応言っておくけど、一番悪いのは、こんな奇痴害どもに餌を与えてしまった安倍総理ですよ。猛省してほしい




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