矢部史郎とかいうキモい文章を書く奇痴害中年男が偏見丸出しの支離滅裂なコラムを書いていた。

なんなんですか、この論理的整合性皆無の駄文は。

大人たちが研修と学習に追われ、つねに勉強している社会。大の男が酒もたばこもやらずに、朝から読書をして、終わりのない学習を続けるのです。喫煙の規制が強化され、かわりに向精神薬が蔓延していった時代です。

まるで、酒やタバコをやらない男性が悪い存在であるかのような、時代遅れの主張をしておられます。朝から読書をして終わりのない学習をすることの何が悪いのでしょう。紀元前のギリシャのソクラテスですら「自分は何も知らない」と言って一生勉強してたのです。現代人がソクラテスのように勉強熱心であるなら、それは良い事ではないですか。

向精神薬が蔓延?御冗談を。覚せい剤が合法だった戦前とか、ヒッピー文化が花盛りだった1970年代とか、知らないんでしょうかね。まあ1971年生まれじゃリアルタイムでは知らなくてもしょうがないですが(私もリアルタイムでは知りません)。麻薬が問題になったのは何もここ数年ではありません。おそらくアヘン戦争とかその前あたりからずーっと人類が克服すべき問題の1つであり続けたのです。「喫煙規制と引き換え」なんかじゃ全くありません。矢部史郎、あなたは根本的に事実誤認が甚だしい

 昔の保守的な老人は、自分はすべてわかっていると言わんばかりの自信に満ちた態度をもっていました。泰然と構えることを良しとしていました。

この人たちの気持ち悪いところは「昔の保守層」を規範として持ち出すことです。テメエ等は「昔の保守層」に対するリスペクトなんか微塵も持ってないくせに、ですよ。

矢部氏が理想とする「昔の保守層」とは、頑固で、偏屈で、横柄で、女性を蔑視していて、喫煙マナーが悪くて、酒癖が悪くて、すぐに暴力を振るう、そういう人たちでしょう。そんな連中、滅びて当たり前です。

しかし、現代の保守層はそうではありません。ネトウヨと呼ばれる新しい保守層は、慢心することがありません。レイシズムの議論になれば、われわれ日本人こそ差別されている被害者ダーと言い、極東国際軍事裁判は不当ダーとか、押し付けられた憲法ダーとか、マスコミ報道は外国人に乗っ取られているのダーとか、日本国がいかに危機的な状態にあるかを忙しくまくしたてていきました。彼らはつねに不安につきまとわれ、危機感でいっぱいで、そうあることを運動の原動力にしてきました。

慢心することがない?良い事ではないか。そして東京裁判が戦勝国による不当なリンチであることは議論の余地はないだろう。日本人が差別されているとか、マスメディアが外国人に乗っ取られているとかいう話は、ケースバイケースなので一概に言うつもりはないが、巨視的に見ればそのような事実はない、しかし微視的にはそういうケースもある、としか言いようがない。

不安につきまとわれ、危機感でいっぱい?何を根拠に言っているのだろう?え?「エビデンス?ねーよ、そんなもの」ってか?仮に、もしもそうだとしてもそれは全然悪いことではないし、そうした不安や危機感に真正面から取り組もうとせず、むしろ嘲ってきた自称リベラルのほうこそ罪が重いと言わざるを得ない。

この落ち着きのない、危機感でいっぱいいっぱいな傾向は、1990年代に始まります。90年代に新しい保守層を糾合した「自由主義史観研究会」「新しい歴史教科書をつくる会」は、設立当初から一貫してこの現代的な不安を表明していました。「新しい歴史教科書をつくる会」は、戦時中の「慰安婦」問題など現在まで続く歴史論争を繰り広げることになるのですが、その内容の是非については、ここでは措きます。

あはは、「その内容の是非」に触れたら、おまえに勝ち目ないもんな。慰安婦問題なんて、まさに今おまえらが断崖絶壁の淵に立たされてる問題ですし、触れたくない問題だろう(笑)。

私がここで考えたいのは、その歴史観の内容ではなく、彼らの動機付けです。彼らは何に突き動かされて歴史論争に取り組んだのか。自由主義史観研究会の代表・藤岡信勝氏は、このことを明確にしています。彼は、自分たちが失った自尊心・誇り・自己愛・自信を回復するために、歴史記述を見直すべきだと言ったのです。

あれれ?御年76歳の藤岡信勝御大なんぞ、まさに矢部ちゃんの言う「昔の保守層」じゃないのかい?(笑)

要するに「自尊心・誇り・自己愛・自信」を回復するために立ち上がったのは、ネトウヨではなく「昔の保守層」でした、って話でしょうか(笑)。

いやあ、実に支離滅裂だ(笑)。

私は「ネトウヨ」ではないので、ネトウヨ諸君が何に突き動かされているのかは知らないが、私自身はどうなのかというと、「連合国軍」という権力に抵抗し、「敗戦国」イジメに反対し、「勝者による歴史歪曲」に反対する、という、きわめてリベラル的な価値観に動かされているだけであって、別に特段「日本は正しかった」とか「日本は間違ってなかった」とか「日本の誇りを取り戻せ」とか、そのような考えは微塵もありません。

「日本も間違ってたけど、アメリカや中国はもっとひどいことしてたよね」と言っちゃいけないんでしょうかね?それを言うと「歴史修正主義」になるのかな?おかしいよね。権威に逆らうとこういうレッテル貼られるだよ。どこがリベラルなの(笑)。おまえらこそバリバリの権威主義者じゃん

これは今から振り返って考えてみれば、一種のコンプレックス商法と言えるものでした。コンプレックス商法とは、不安や劣等意識を抱いている人々に働きかけ、解決策とされる商品やサービスを販売する方法です。身長増大、肥満解消、脱毛、包茎矯正などがそうです。

左翼のやってることがまさにそれだろ(笑)。ブーメランなんだよ。

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