選択的夫婦別姓制度?そんなの要らないよ

いわゆる「リベラル」層を中心に、選択的夫婦別姓制度の導入を推進する動きが活発化してますが、正直言って発想に柔軟性がないと思います。

そもそも、世界を見渡しても、人名が「姓(氏)+名」と決まっているのは、日本以外では中国と韓国くらいじゃないでしょうか。知らんけど。

欧米はミドルネームを持つのが当たり前だし、アラブ人もルールは良くわかんないけど中点が3つも4つも入るような名前が一般的です。さらに言うと、中国だって字(あざな)を名乗るのがつい数十年前までは一般的でした。

ジョン・レノンと結婚した小野洋子さんの現在の本名は「ヨーコ・オノ・レノン」です。つまり「ヨーコ・オノ」でも「ヨーコ・レノン」でも、どちらでも本名なのです。

こうすれば、そもそも「選択」する必要ないでしょ?

息子さんの本名は「ショーン・タロー・オノ・レノン」です。だから、保守派の人が反対理由に掲げる「家族の絆が解体される」云々という問題も、生じないわけです。

小泉進次郎さんと滝川クリステルさんの結婚が話題になりましたが、滝川さんの本名は「滝川 ラルドゥ・クリステル雅美」だそうです。現在の日本ではこんな長い名前は役所が受け付けませんので、おそらく生まれた時の出生名だと思います(滝川さんはフランス生まれです)。たぶん日本の役所には「滝川雅美」で登録されていると思います。結婚後は「小泉雅美」でしょう。しかし私の考える新しい制度の下では、フランスから日本に帰国してもそのまま「滝川 ラルドゥ・クリステル雅美」で登録できて、小泉さんと結婚された場合でも、「滝川」か「ラルドゥ」のどちらか片方は残せます。滝川を残すのであれば「小泉滝川クリステル雅美」になりますね。

日本には通名を名乗っている在日韓国人の方がおられますが、この制度では通名を本名とすることも可能になります。例えばロッテの社長の重光昭夫さんは本名を辛東彬というそうですが、この制度の下では「重光・辛・昭夫・東彬」とすることができるのです。

マイナンバー制度を活用すれば切り替え時の混乱も避けられるも思います。だって「小泉雅美」も「滝川クリステル」も同じ番号なのですから。クレカや銀行口座を作るにもマイナンバー必須になるのはやむを得ません。ああ俺、まだマイナンバーカード作ってねえぞ、メンディー(笑)

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