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これからもよろしくお願いします。

5月から約半年間、
言葉の企画 という講座に通っていました。

私は普段、CMやMVを主に制作する映像制作会社に勤めています。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
時に1日の勤務時間が20時間を超えたり、
3日徹夜で撮影したり、
1ヶ月間オフィスの会議室で暮らしたり・・・
そんなことが起きてしまうくらいには多忙な仕事です。

そんな激務の中、月一回なら死ぬ気でやってやる…!と意を決してこの講座に通うことを決めました。
会社からお金も出るのに、会社に払ってもらったりしたら行かなくてもいいやってなっちゃうかもしれん…!と、実費で支払いもしました。

そうして通い始めたこの講座ですが、結果、私が講義に最初から参加することは一度も叶いませんでした。

突然入る撮影、急な打ち合わせにひたすら邪魔され続け、ただひたすら悔しい思いを抱えて、最後の5分に参加するためにみなとみらいへ向かう日も少なくありませんでした。

それでも、この #言葉の企画 との出会いには微塵も後悔していません。

悔しくて、悲しくて、寂しくて、講座ではそんな気持ちばかりを抱いたけれど、私は確実に初心を思い出し、入社してから今までの仕事を振り返り、そして自分の中の核を探して、強く意識して仕事に向き合えるようになったと思うんです。

私が最後の企画で同級生のみんなに向けて読んだあの手紙は、あの瞬間の私の全部です。
せっかくなので、ちょっとだけ編集しますがほぼ全文をここに載せておきます。

***

(・・一部カット・・)

***

以上です。
これを涙で顔ぐちゃぐちゃにしながら読んだわけですね、私は。笑

この手紙、最終回に間に合わないと思った私はゴミ箱に捨てたんです。
もう心も荒みきって。
なので当日は手紙がなくて、ノートに書いていた下書きを読みました。
後日、私が手紙を捨てるのを遠目で見ていた優しい先輩が拾い上げていてくれて、手紙は私の手元に戻ってきました。
なので、せっかくだから、と思って写真にしてみました。

今、私はまた新しい作品に関わって、忙しい日々を送っています。
企画祭にも参加できませんでしたね。
プライベートというか自分の好きなことをする時間は無く、相変わらず、常にヘルシーな気持ちでいることは難しいなと思います。
けれど、今はもう作品に対して熱い想いを持っていてそれを私たちにも共有してくれるクリエイティブの方と、うまく出来ない私を諦めずに育ててくれるプロデューサーのためにも、ただひたすら頑張っています。

この案件が完パケたとき、少しでも成長していられるように今努力します。
そして、大好きな人たちともっといろんなお仕事ができるように、大好きな人たちとお仕事をさせていただけた時にきちんと仕切れるようになれていたら最高です。

どうかこれからも、牛島をよろしくお願いいたします。

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