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失敗した人は改善に一番近い。

恥ずかしい話ですが、僕の仕事人生は失敗ばかりです。そのおかげで、降格や左遷を何度も経験してきました。しかもその失敗っていうのが、「普通の人なら当たり前にできること」ばかりなんです。

日常でも、支払いを忘れたり免許更新忘れたりと、興味がないことや楽しくないことは大体忘れてしまいます。これは僕が相当にダメ人間なのかと思っていましたが(もちろんそうなのですが)、結構こういう人いるみたいですね。

僕みたいな人、チャンスです。

失敗をするのは仕方ありません。なぜならそういう仕組みになってしまっているからです。放っておけば必ず同じミスが発生します。

でもミスをした人は、ミスをしたプロセスが分かりますよね。これつまり、改善=仕組み化できるのに最適な人なんです。

ミスというのはルールや仕組みを作った側からすると「え!?そんなところで!?」というところで大体発生します。だからそのポイントはミスした人にしか分かりません。

僕はこれまで何度も自分の起こしたミスに対し「再発防止の仕組み」を作ることで社内の評価を勝ち取って(戻して)きました。

さらに今は部下のいる身なので、部下の起こしたミスも仕組みで解決するよう心掛けています。何より他のマネジメント層に比べ失敗してきた場数が違うので、大概のミスには動じません。

いかがでしょうか。もし「自分は普通のことができないダメ人間なんだ」と思ってしまっている人がいるなら、それは違います。あなたは今、改善に最も近いところにいるのです。

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