【高校生向けインターンシップ】学校に配るリーフレットのデザインをリニューアルしました!
みなさんこんにちは!noteを開いてくださりありがとうございます。
生塩工業に入社して3年目、広報担当のimaです♪
今回はタイトルにもある通り、高校生向けインターンシップのリーフレットをリニューアルしたのでそのお知らせをさせていただければと思います。
2年前まで高校生だった私の視点を活かし、高校生に興味をもってもらえるデザインを考えました。その制作プロセスを紹介させていただきます!
■生塩工業がインターンシップを企画し開催したキッカケ
近年の生塩工業では「若い人の採用」に力を入れています。
しかし、私たちがおこなっているプラント配管事業(建設業)での溶接工や配管工などの職種は若い人には馴染みも少なく、興味をもってもらうこと自体が難しいのです。
そこで採用に向けた取り組みの一環として、昨年度から高校生向けインターンシップを開催し、高校生のみなさんに溶接や配管の体験をしてもらっています。
高校生向けインターンシップを企画するうえで、ただ「インターンシップをやります」と学校側に伝えたとしても興味をもってもらうことは難しいと考えた私たちは、「高校生の目を留める」ことを目的にリーフレットを作成することにしました。
…とざっくり説明させていただきましたが、じつは過去にnoteでインターンシップを企画した流れなどを細かく書いているので、気になった方はよければコチラを読んでみてください。
そんなリーフレットですが、今年度は2回目のインターンシップとなるため、デザインも新たにリニューアルし学校にお配りすることになりました!
■第1回(昨年度おこなった)高校生向けインターンシップのリーフレット案
昨年度のリーフレットをつくるにあたって掲げたテーマは、高校生に「楽しそう」と思ってもらうこと。
実際に私が高校生だった時、インターンシップに行く前は「つまんなそう…」「行きたくないな…」とマイナスな思考ばかりでした。(まぁ、実際行ってみたら楽しかったし進路先の視野もひろがったのでいい体験でしたが!)
大半の高校生が「インターンシップ=面倒くさい」なんです。原因としては、授業の時間を使って体験するわけではなく、夏休み期間に行かなくてはならない、しかもほぼ強制…。といったところでしょうか。
そこで私たちは、「インターンシップ=面倒くさい」というイメージを覆すべく、ゲーム感覚で楽しめるインターンシップを企画しました。
施工管理の仕事をパズルのように学べたり、高校生活の中ではなかなか体験できない溶接を実際に体験できたり、火花が散ってかっこいい職人の作業を間近で見ることができたりと…楽しい要素をつめこみました。
そして、「生塩工業のインターンシップは楽しいよ!」とリーフレットで伝え、高校生の興味を喚起することに。
実際に学校にお配りしたリーフレットがコチラ↓
楽しそうですよね??(圧)
生塩工業のHPを覗いていただければ分かるんですけど…。配管をプラモデルに見立てて、キャッチフレーズは「世界で最もやりがいのあるプラモデルをつくる会社」。
そのプラモデルのモチーフをリーフレットのデザインにも採用し、色味も会社のカラーであるマリンブルーを意識。そしてタイトルには「どうせなら楽しめ!インターーン!」の文字。
ちょっと特典情報なんかも載せてみて…。目に留まらないわけがない!
こうして楽しさを前面に出したリーフレットを作成し、昨年度は見事に2人の生徒さんが生塩工業のインターンシップを選んで職場体験をしてくれました。
■第2回(今年度)高校生向けインターンシップのリーフレットの気になるデザインは?
今年度も「楽しそう」と思ってもらうことをテーマにリーフレットの制作をスタートしました。
しかし全く同じデザインでも面白くないので様々な方向性を考えることに。
【デザイン案① チラシ風】
最初に私が考えたデザインがチラシ風でした。
しかし、本当にどこにでもあるような、ありきたりな広告になってしまい、生塩工業という個性を出すことが出来ずインパクトに欠け断念…。
【デザイン案② 海モチーフ】
次に考えた案が、夏休みに関連付けた海モチーフのデザイン。しかし、またまたありきたりなデザインになってしまって個性を出しきれなかったので断念…。
【デザイン案③ UFOキャッチャー】
「楽しい=ゲーム」というイメージが個人的にあったので、次に考えた案がUFOキャッチャー。
景品のぬいぐるみの顔に様々な職業名を書き、その中から「生塩工業」と書かれたぬいぐるみをアームが釣り上げているデザインに。「職業は自分自身で選べる」という意図を込め考えました。しかし、私自身のデザイン技術の足りなさでうまく表現をすることができずこちらも断念…。
UFOキャッチャーという案は結構気に入っているので、イラストレーター知識やデザイン技術をパワーアップさせて再挑戦したいです!
【デザイン案④ 迷路】
最後に私が考えた案は「迷路」でした。
私は某ファミレスに行くと必ずお子様メニューの裏面の「間違い探し」をついやってしまいます。お子様メニューなんて頼まないのに…間違い探しの楽しげな雰囲気につられて思わず手に取ってしまいます。
「つい手に取りたくなるようなリーフレットを作れば興味をもってもらえるチャンスが増えるかもしれない」。そう考え、思いついたのが迷路だったのです。
生塩工業では配管事業をおこなっています。生塩工業らしさを演出するために、単に迷路のイラストをのせるのではなく、配管のイラストを繋げて迷路にしてしまおうと考えました。
迷路で迷いながらもゴールには生塩工業が!
途中で、製図を見ている様子のイラストや溶接している(配管と配管を繋げている)イラストを入れるなどして、私たちがどんな仕事をしているのかもイメージできるよう取り入れました。
実際のリーフレット画像がコチラ↓
見てもらった方が早いですね(笑)
迷路中に文字を入れて、言葉を完成させつつゴールを目指すスタイルに。
みなさんもこれを見て「やってみようかな」って気持ちになりませんか?
プラント配管事業や建設業に興味がなくても、つい手に取りたくなるんじゃないでしょうか?
今年度のリーフレットはこのデザインで決定。
学校に配布したばかりなので、実際のところ生徒さんの目にとまったのか、結果はこれからです。
このリーフレットを見てたくさんの生徒さんがインターンシップにきてくれたら嬉しいです。
■リーフレット制作の反省点
昨年のリーフレットはデザイナーさんと共に制作を進めていましたが、今年のリーフレットは、初めてひとりで制作をしました。
制作工程も予定通りにいかなかったり、企画が通らなかったり…。アクシデントばかりでした。
もし来年もリニューアルする機会があり、担当させてもらえたら、今回はまずは作ってみることから始めましたが、しっかり企画を決め打ち合わせを行ってから制作をスタートさせたいと思います。ひとつ案が出て制作をスタートし、完成までさせてもそれが通るとは限りませんし、時間がロスになります。まずは丁寧に工程を制作したいと思います。
そしてイラストレーターの技術不足でボツになってしまったデザインもいくつかありました。自分で考えたものをもっと忠実に表現できるよう、イラレでの可能性をもっと広げていきたいと考えています。
最後にリーフレット制作を通して感じたことは、自分自身が高校生目線に立つことを意識するべきだと思いました。
手に取るのも参加するのも高校生です。私自身も自分が高校生だったころを思い返して、インターンシップにはどうゆう印象を持っていたか、参加してみてどうだったかを考えてみました。そこから発想を広げることにより、よりターゲットにマッチするリーフレットが出来たのではないかと思っています。
当社のインターンシップにどれだけの生徒さんが興味を持ち参加してくださるかはまだ分かりませんが、結果がでたら私の自信にもなります。
今回制作したリーフレットが数多くの生徒さんの目に留まることを祈るばかりです。
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