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にゃん第1回 イージーの哲学(坂口恭平)

にゃんの方

もう氏に誘われて、おいしい匂いがするのできました。

趣味でギターを弾いて歌ったり、曲を作ったりする素人です。

アコギ歴3年です。

このnoteの趣旨は

「好きなアーティストを紹介していく」とのことですが

僕はどうやったら、もっとギターが上手くなるだろう?楽しくなるだろう?と考えてきたので

「ギター初心者がマネしたくなるアーティスト」という視点で

ご紹介していきたいと思いました。

ギターをはじめて最初のうちは、好きな曲のコードを弾いて歌って満足していました。

今でも変わらず、それはそれでとても楽しいものです。

そのうちに、自分で曲も作ってみたいなぁと思うようになりました。


しかし、ギターで曲を作るぞっ!といざ構えてみても、歌ものにしようか、インストにしようか、そもそもどうやって作ればいいのか、さっぱりわかりませんでした。


歌詞をメモしてみたり、鼻歌を録音したり、友達に投げてみたりw

色んなことをしてみました。

それらもとても面白いです。

しかし、独学な上技術も理論も乏しいので、すぐに行き詰まりました。

そこで、色んな人のマネをするようになりました。

コピーもそうですが

他の人たちはどうやって曲を作っているんだろう?と

思うようになりました。

そこで、偉大な、好きな人たちを、ひとりひとりご紹介していく次第です。

音楽分析、理論的な突っ込んだ話はできないのですが、わかる範囲で頑張ります!

ちなみに、僕ともう氏と作った曲はこちら↓

嵐の前触れ



第1回 イージーの哲学(坂口恭平)


さて、本編ですが、第1回〜第3回、好きなアーティストとちょっとした話をさせてもらいます。

最後まで読んでいただきありがとうございます(先に言うスタイル)


坂口恭平のギター講座


坂口恭平さんは

建築家であり、小説家であり、画家であり、音声家であり、悩み相談家であり、今は農家であり、本当に活動が多岐に渡ります。

なんかとにかく愉快な兄ちゃんです。

坂口さんに触れると、しゃべりであれ、文章であれ、音楽であれ、絵であれ、媒体を問わず蒙が啓かれます。

啓蒙とゆーと宗教くさいですが、こりかたまった考えがパーンと弾ける爽快感があります。

ギターが部屋のインテリアになっている方は、手に取ってみたくなると思います。

坂口さんの話はここまでにして  

動画を見ていただければわかりますが

すげーテキトーです  

テキトーですが、

途中で紹介される、コードフォームの中指だけ抜く、二本指奏法、通称恭平コードw

は、CやFが押さえられない方にとっては、万能だと思います。


「FをFのまま出しても(弾いても)人は感動しません。人ってゆーのは音がくずれたり、ちょっとズレてないとダメなみたいです」


さらっとおっしゃってますが、恭平コードを理論的に説明しようとすると初心者には難しいです。

Cで説明すると、

Cコードの構成音はドミソですが、恭平Cコードはドレソです

これは長3度(ミの音)が長2度(レの音)に吊り下がっているのでCsus2と呼びます。

※構成音としては、Cadd9 omit3、Cadd9 no3(オクターブ上の9度を足して、長3度ミを抜いたCadd9)も間違いではないですが、坂口さんの響きはナインスの響きより、和音がゆるやかに転がっていくので、Csus2と捉えた方が自然かと思います)


坂口さんの曲は、sus2の響きが連なっていく、この二本指奏法による作曲が多いです。


例えば、海底の修羅という曲↓


難しいコードはひとつも使っていませんが、ずっと聴いていたくなる、すーっと溶けて広がる湖畔のような佇まいの曲です。

考えなくていいっす!

テキトー!

坂口さんは、かしこまって頭の中や、スタジオで構築して作り上げるものより、日常的に直感的に、朝昼夕問わず、場所を問わず、

とにかく作りたい歌いたいと思った瞬間に考えずにアウトプットすることの楽しさを教えてくれます。

そして、

それは、とてもイージー!

ノーブレム!テイクイットイージー!

気になった方はギター講座の続きをみると、笑えますし、楽しいのでおすすめです。

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