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夢日記309 ~ 大人数で写真撮影 ~

 東京へ観光に行って、たまたま目に入った非常に大きな博物館に足を踏み入れた。すると、その1階のフロアで、皇族の方々と集合写真を撮ることになった。皇族の方々や、私の親戚一同ら、約100名が1枚の写真に入ることになったので、撮影するのも一苦労である。我々は、試行錯誤しながら4列ほどに並んで、自分の立ち位置を考えた。

 ほぼ立ち位置が確定したころ、撮影の担当者のひとりであった中井貴一が我々のところにやってきて、列の最終調整をし始めた。こうして列は完成し、いよいよ写真が撮影されることになった。

 しかし、シャッターが切られる直前に、私と同じ4列めに並んでいたご高齢の方々が、みな床に寝そべった。その状態でシャッターが切られたため、私は非常に動揺した。すると、中井貴一が近づいてきて、寝そべっている人々に叱責の声をあびせながら、「まぁ、最終的には、ひとりずつ撮ったらえぇんやけれども!」などと怒り始めた。

 とにもかくにも、撮影が終わったので、私はその場を離れて観光に行こうとした。ところが、唐突に「今から面接練習を始めます」と係員が言い始め、皇族の学生や芸能人の学生が、次々と名前を呼ばれ始めた。どうやら、名前を呼ばれた学生は、入試にそなえての面接練習をさせられるらしい。

 予期せず面接練習が始まったので、みな観光に行くことができず、非常に不満げであった。私は「自分の名前が呼ばれたら面接練習に参加しないといけないし、めんどくさいことになったなぁ」と思い、床に座って自分の名前が呼ばれないか、ドキドキしながら待った。

 しばらくして、私は「自分は学生ではないから、名前を呼ばれることはない」と気づいて、大いに安堵した。

                             < 完 >

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