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Voice of “usen for Cafe Apres-midi” Crew

2020 Spring Selection(4月13日〜5月31日)

橋本徹(SUBURBIA)を始めとする
「usen for Cafe Apres-midi」の選曲家17人が
それぞれのセレクトした音楽への思いを綴る
「Voice of “usen for Cafe Apres-midi” Crew」

詳しい放送内容はこちら
D-03 usen for Cafe Apres-midi
http://music.usen.com/channel/d03/



橋本徹(「usen for Cafe Apres-midi」プロデューサー) Toru Hashimoto

桜から新緑へという季節ならではの心躍る軽やかな気分を大切に、今回もメロウ&グルーヴィーで心地よい楽曲を中心に、計34時間分を新たに選曲した。と書くつもりだったが、せっかく訪れた大好きな春なのに、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに対する対策の遅れで、先行きの不安が晴れず光の見えない日々。USENのスタジオも3/27から封鎖されて、「usen for Cafe Apres-midi」の選曲も中断を余儀なくされてしまった。
結局スタートを予定より1週間遅らせて始まることになった2020 Spring Selectionだが、僕の担当する(特集以外の)時間帯は、それまでに選曲候補として溜めこんでいた作品を中心に、計455曲をシャッフル放送でお届けすることになった(この「Voice of “usen for Cafe Apres-midi” Crew」セレクター・コメント集の最後に曲目リストを公開するが、その9割以上は相変わらず豊作の続いている今期の新曲/ニュー・アライヴァルだ)。つまり曲順の決定までやりとげることができなかったわけで、不測の事態に備えていなかった自分のスケジュール管理の至らなさを自省するしかなくかたじけないが、どれも素晴らしい音楽ばかりなので、リスナーの皆さんにもご了承いただけたらありがたく思う。
いつものように、特に活躍してくれた作品のジャケットも28枚掲載しておく。最も愛聴したのはNNAMDÏの『BRAT』。ジャズの新譜が充実していたのも特筆すべきで、とりわけTed Poorの『You Already Know』はよく聴いた。曲単位ではMac Millerの遺作『Circles』のデラックス・エディションに追加された「Right」に、繰り返し繰り返し耳を傾けた。
Twilight-timeの特集は月〜日を通して、前回に続きカフェ・アプレミディ20周年記念コンピ『Cafe Apres-midi Bleu』との連動企画。コンピレイションのコンセプトは、ずばり“カフェ・ミュージックの再定義”。このCDはHMV日本上陸30周年も祝うダブルネーム企画なので、やはりコロナの影響による5/10までのHMV店舗休業に伴い、リリースが5月に延期となってしまったが、ここ数年の「usen for Cafe Apres-midi」の営みの集大成とも言える“2020年代に伝えたい2010年代のアプレミディ・クラシック”が大集合しているので、楽しみにお待ちいただけたら嬉しい。
また、『Cafe Apres-midi Bleu』に「El Mundo Va a Cambiar」を収めているアルゼンチン・コルドバの男性シンガー・ソングライターBantiの『Proyecciones』も(カルロス・アギーレやアカ・セカ・トリオからスピネッタまでのファンはもちろん、たおやかでメロウなミナス“街角クラブ”周辺の音楽を愛する方にも大推薦)、5月にアプレミディ・レコーズから世界初のフィジカル・リリースとして日本盤CDが登場するので、楽しみにしていてほしい。

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V.A.『Cafe Apres-midi Bleu』
Banti『Proyecciones』
Bruno Major「Old Soul」
Kate Bollinger「A Couple Things」
DJ Raff『Resistencia Remixes EP』
El Búho『Ramas』
Thundercat『It Is What It Is』
NNAMDÏ『BRAT』
D. Smoke『Black Habits』
$NOT『-TRAGEDY+』
PJ Morton『The Piano Album』
Adrian Younge & Ali Shaheed Muhammad『Jazz Is Dead 001』
Ted Poor『You Already Know』
Alabaster dePlume『To Cy & Lee: Instrumentals Vol.1』
Jeremy Cunningham『The Weather Up There』
Paul Bryan『Cri$el Gems』
Sen Morimoto『B-Sides & Rarities』
Sam Gendel『Satin Doll』
Braxton Cook『Fire Sign』
Nduduzo Makhathini『Modes Of Communication: Letters From The Underworlds』
Bongeziwe Mabandla『iimini』
Cabane『Grande est la maison』
Chassol『Ludi』
John Carroll Kirby『Conflict』
Dirty Projectors『Windows Open - EP』
TV Blonde『Ghost Demos』
Emmavie『Honeymoon』
Emicida『AmarElo』

Dinner-time 土曜日22:00~24:00
Cafe Apres-minuit 日曜日0:00~10:00
Brunch-time 月曜日10:00~12:00
Brunch-time 火曜日10:00~12:00
Brunch-time 水曜日10:00~12:00
Brunch-time 木曜日10:00~12:00
特集 月曜日16:00~18:00
特集 火曜日16:00~18:00
特集 水曜日16:00~18:00
特集 木曜日16:00~18:00
特集 金曜日16:00~18:00
特集 土曜日16:00~18:00
特集 日曜日16:00~18:00

※選曲リストはこのページの最後に掲載されています!



本多義明(「usen for Cafe Apres-midi」ディレクター) Yoshiaki Honda

2020 Spring Selectionの選曲に取りかかり始めた2月中旬頃、ちょうどディスクユニオンではウルグアイから届いた新作アルバムが何枚も紹介されていた。その中のTrío Ventana『Amigo Imaginario』は、爽やかな風のようなアコースティック・グルーヴと、陽だまりのように暖かいフォーキー・メロウが、春の陽気にぴったりとはまる傑作でした。トリオ・ヴェンターナと読むらしく、ウルグアイの名プレイヤーでシンガー・ソングライターたちが集まって結成されたグループとのこと。Juan QuinteroやJuan Pablo Di Leoneも参加しており、ウルグアイやアルゼンチンの作品らしい、ちょっぴり切ないメロディーや多彩なリズム、美しいハーモニーが一服の清涼剤のように心を和ませてくれました。

2020sp_本多

Trío Ventana『Amigo Imaginario』

Lunch-time~Tea-time 木曜日12:00~16:00
Lunch-time~Tea-time 金曜日12:00~16:00
Lunch-time~Tea-time 土曜日12:00~16:00
Lunch-time~Tea-time 日曜日12:00~16:00



中村智昭 Tomoaki Nakamura

2020年3月、新型コロナウイルスが猛威をふるう中で本セレクションの選曲を終え、こうして文を書いています。僕たち、そして遠くや近くにいる大切な人たちに穏やかな日常が早く戻ることを願いながら。Nujabes〜Uyama Hirotoらが持つ孤高の世界観にも共鳴するThe Rainstick Orchestraのジャズ・ワルツ「Anchorage」は、自分を鼓舞するような思いで今回あらためてチョイスいたしました。laidbookによるミルトン・ナシメント「Ponta de Areia」の素晴らしいカヴァーと共に、貴方の心にも強く響きますように。

2020sp_中村

V.A.『Bar Music 2019-2020 7”EP』

Dinner-time 月曜日18:00~24:00
Cafe Apres-minuit 火曜日0:00~2:00



添田和幸 Kazuyuki Soeta

LAを中心に活動するシンガー・ソングライター、Hrishikesh HirwayによるThe One AM Radioのサード・アルバムから「Spring Break」をピックアップ。まろやかな陽光に包まれる夢見心地の一曲です。

2020sp_添田

The One AM Radio『This Too Will Pass』
Natalie Evans『Pavements』
Isobel Campbell『There Is No Other...』
Ryan Beatty『Dreaming Of David』
James Taylor『American Standard』
Mamas Gun「This Is The Day (Full Band Version)」
The Oldians『Roots ’N’ Soul (Nice & Easy)』
Rejoicer『Spiritual Sleaze』
Doctor Fluorescent『Doctor Fluorescent』
Surfaces『Horizons』
Raveena『Moonstone EP』
Young Gun Silver Fox『Canyons』
Kenneth Bager「Stones & Steel」
Forever『Close To The Flame』
Thundercat『It Is What It Is』
Moses Sumney『græ: Part 1』
flyt『eyes closed e.p.』
Web Web『Worshippers』
Matakara『Remember Agatonika』
Alabaster dePlume『To Cy & Lee: Instrumentals Vol.1』
Shelf Nunny『Utangátta』
Sign Libra『Sea To Sea』
Liquid Canoe『Liquid Canoe』
Gigi Masin『Calypso』

Dinner-time 火曜日18:00~24:00
Cafe Apres-minuit 水曜日0:00~2:00



中上修作 Shusaku Nakagami

サンパウロに愛されたヴォーカリスト&ギタリスト、フィロー・マシャードと日本のゴッド・オブ・パンデイロ奏者、安井源之新がタッグを組んだアルバム(2002年発売)はあまりの人気に即完売。ファースト・プレスは今や伝説となった感があるが、本作はこの二人にレジェンド、アンドレ・メマーリ(ピアノ)が参加し、なんというか「ニュートラルでアクセル全開」「超ブラハモリ」「難解な美メロ」といったわかるようなわからないような状況が25秒に1回の割合で登場する、変態的現代サンバの名作。

コロナ騒ぎで今年は花見どころではないですが、何より元気になる音楽を脳いっぱいに吸収して免疫力をつけましょう。

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Filó Machado & Gennoshin『F to G + A』

Dinner-time 水曜日18:00~24:00
Cafe Apres-minuit 木曜日0:00~2:00



髙木慶太 Keita Takagi

人類にとって試練の時。春はまだ遠く。
私自身は、人間として、生物として「個体」を強くするために課題を与えられたのだと捉えています。
よく食べ、よく寝て、免疫力と想像力を逞しく。
閉塞感には音楽が特効薬になるはずです。

2020es_高木

William DeVaughn『Be Thankful For What You Got』

Dinner-time 木曜日18:00~24:00
Cafe Apres-minuit 金曜日0:00~2:00



FAT MASA

新作のリリースが待ち遠しい西海岸サウンド満載な現行AORユニット、Young Gun Silver Fox。
ニュー・アルバム『Canyons』も期待を裏切らない素晴らしい内容に通して聴ける安定感……最高すぎ!
これから暖かくなってくる季節にマッチして、ドライヴの際にいつも以上に音量上げ、カブリオレの幌を全開にして駆け出したくなる。
ホワイトデニムがよく似合うアルバム。

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Young Gun Silver Fox『Canyons』

Brunch-time 金曜日10:00~12:00



三谷昌平 Shohei Mitani

2020 Spring Selectionでは最近、目立った活動の増えているErlend Øye & La Comitivaの「Paradiso」を1曲目に。ゆったりと刻まれるギターの音色に美しいストリングスが絡み、多幸感に包まれる美しい作品です。Erlend Øyeは数年前にノルウェイからイタリアのシチリア島に移住しているのですが、ゆったりとした日々の生活が曲調に現れているような感じがします。今年になってリリースされた「Valdivia」も素晴らしかったし、今、アルバム・リリースが待たれるアーティストの一人です。イタリアは新型コロナウイルス感染被害により大変な状況に置かれていますが、大丈夫でしょうか。一刻も早くこの事態が終息し、世界中の皆様が穏やかな生活を取り戻せることを願ってやみません。

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Erlend Øye & La Comitiva「Paradiso」

Dinner-time 金曜日18:00~22:00



渡辺裕介 Yusuke Watanabe

こんなときだからこそ感謝の気持ち。
毎年恒例の我がお店STEREO周年イヴェント「FREE SOUL STEREO」は延期になりました。でも延期です。こんな素晴らしいパーティーは、辞めることはありません。
毎年この時期になるとより一層フリー・ソウル・モード全快になりますので、春選曲は、圧倒的にレコード音が多くなります。我々の住む日本以外でもソウル・ミュージックに魅了される国は多数あり、70年代にネットがあれば、もっと素晴らしい楽曲が生まれていたかもしれません。しかし、そうじゃなくても音楽への感謝の気持ち及び情熱によって素晴らしい音楽は生まれていたのであります。
こんなときでも、ミュージシャンは、必ずや素晴らしい楽曲を制作しているに違いありません。そんなミュージシャンにも感謝しつつ、もっと素晴らしい選曲をしなくてはならないと改めて思いながら、選曲させていただいていることに感謝いたします。音楽は、私たちをいつも救ってくれます。音楽に感謝。

2020sp_渡辺

Ted Coleman Band『Talking Care Of Business』
Arthur『Joy』

Dinner-time 金曜日22:00~24:00
Cafe Apres-minuit 土曜日0:00~2:00



富永珠梨 Juri Tominaga

新緑が目に鮮やかな今日この頃。私の住む北海道にも待ちに待った季節がやってきました。2020 Spring Selectionは、穏やかな春の陽射しに誘われて、外へ街へと出かけたくなるような、春気分を盛り上げてくれる、きらきらとした印象のアコースティック&グルーヴィーな楽曲を中心に編んでゆきました。そして今年は、新型コロナウイルスの影響で重苦しい雰囲気のまま迎えた春でしたので、そんなネガティヴな空気をキレイさっぱり洗い流してくれるような、爽快感溢れる選曲を心がけながら仕上げました。
2020 Spring Selectionのベストワンには、フランスの女性シンガー・ソングライターMaë Defaysが今年の1月にリリースした7曲入りのEP『Whispering』から「Balcony」をセレクトしました。

爽やかなアコースティック・ギターのカッティングを合図に、弾むドラムときらきらと転がるピアノに導かれ、Maë Defaysの伸びやかで瑞々しい歌声が、軽やかに青空へと舞い上がる。ときめきときらめきの粒をギュッと詰め込んだ「Balcony」は、本作のハイライトというべきマジカルな一曲。はじめてこの曲を耳にしたのは、彼女のオフィシャルYouTubeにアップされているMVでした。昔からずっと聴き続けてきたお気に入りの一曲のように、耳に心にすっと馴染むフレンドリーなメロディーと、シンプルで爽快なサウンド、そしてなにより、彼女のスウィートで透き通るような歌声に、一瞬で恋に落ちました。褐色の輝く素肌によく似合う、淡いブルーのレーシーなキャミソールと、肌触りのよさそうな白いコットンのワイドパンツをヘルシーに着こなし、くつろいだ表情を浮かべながら、ギターを抱え歌う彼女の姿はとても美しく魅力的で、同性である私から見ても、思わずうっとり見惚れてしまうほど。パリの古いアパルトマンの屋上で、穏やかな陽光を浴びながら、音楽仲間たちと無邪気な笑顔でセッションする映像は、観ているだけで爽やかな光と風を感じられる、最高に気持ちのよいMVに仕上がっています。こちらもぜひ多くの方に観ていただきたい優れた作品です。

2020 Spring Selection とっておきの一曲としてラストに配した「Balcony」は、Corinne Bailey Rae「Put Your Records On」を彷彿させる、ポジティヴな空気に包まれた、誰もが笑顔になれるピースフルな名曲です。橋本さんが以前、Voice of “usen for Cafe Apres-midi” Crewで「2020年の幕開きに我が家で最も流れていたのは、Maë Defaysの"Balcony"。重苦しい時代の空気の中で、爽やかな甘い風を届けてくれた、フレンチ・フリー・ソウルと呼びたい一曲」、 そう熱く語っていた言葉通り、Maë Defaysの音楽はフリー・ソウル・ファンはもちろん、ジャンルをこえて多くのミュージック・ラヴァーたちに愛されるであろうサウンドです。「Balcony」は、カフェ・アプレミディ20周年記念コンピ『Cafe Apres-midi Bleu』にも収録される予定です。こちらもぜひチェックしてみてくださいね!

4/10 追記:
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、私たちの日常に暗く大きな影を落とし続けています。社会の状況が日々変わり、連日膨大な情報が飛び交い、当たり前だった日常が180度変わってしまった今、気をしっかり張っているもつもりでも、ふとしたときに不安や恐怖、そして喪失感に押し潰されそうになることがあります。そんなとき、やっぱり私は音楽に助けを求めます。どこにいても、どんなときにも、音楽はいつも変わらずに心のそばにいて、あたたかな希望の光を与えてくれます。遠い記憶の風景や、未だ見ぬ美しい風景へと、音楽はいつだって旅立たせてくれます。そんな音楽の力に、私は今まさに助けられています。
「usen for Cafe Apres-midi」の放送を聴いて、みなさんの心が少しでも穏やかに、そして自由になっていただけたら嬉しいです。心地いい音楽が溢れる穏やかな日常が、1日も早く戻りますように。

2020sp_ジュリ

Maë Defays『Whispering』
V.A.『Cafe Apres-midi Bleu』

Brunch-time 土曜日10:00~12:00



小林恭 Takashi Kobayashi

先が見えない不安定な今日この頃ですね。そんな複雑な気持ちを癒してくれる前回紹介したMac Millerのアルバムを相変わらずよく聴いていますが、一方で今回もたくさんのお気に入りの曲に出会えて選曲しています。外出禁止令が出ている国も含めて、その“Bed Room”から素晴らしい曲が生まれてくると、ポジティヴに捉えてみてはどうでしょうか? そうすれば新しい地平が見えてくるかもしれません。世の中が良い方向に向かうことを祈りましょう。edbl、Mereba、Dog Ear、Tennysonなどが特にお気に入りです。みなさんもぜひ聴いてみてください。

2020sp_小林

Jamie Isaac feat. Nosaj Thing「Next To Me」
Dominic J Marshall「Feeling」
Cam O'bi「Grammy's Babies」
Benny Afroe & Ami Faku「This Feeling」
Mereba『The Jungle Is The Only Way Out』
edbl, Tilly Valentine & Bran Mazz「Table For Two」
Zola Courtney『Nothing To Lose』
Camila Pérez『Souvenir』
Tennyson『Telescope』
Rosie Lowe『YU』
Sam Gendel『Satin Doll』
Dog Ear『Where We Left Off』

Dinner-time 土曜日18:00~22:00



ヒロチカーノ hirochikano

このコラムの最初の一文に手が付けられないほど、特別な心境の中で迎えている今年の春の選曲ですが、いよいよ締め切りに追われて、深夜にようやく選曲作業にとりかかっていると、改めて「音楽の力」を再確認し、こういう時だからこそ、なるべく普段と同じ、いつもと同じ春を感じる選曲を心がけました。
そんな中、最初に紹介するのは、以前にもこのコラムで紹介した80年代のポップスのエッセンスを現代に再現してくれるTennisの2020年の新作からエヴァーグリーンな「Matrimony II」。続いて春の季節にぴったりな抜けのいいLAの風を感じるポップ・バンドSure Sureの『What's It Like?』からは、思わず首でグルーヴをとってしてしまう歯切れのいいメロディーがお気に入りのタイトル曲を。オーストラリアのエレクトロ・ポップ・バンドToraの最新作からは、現代進行形のニュー・ウェイヴなポップ・センスを感じる「Can't Buy The Mood」を。最後に紹介するCleo Solのスウィート・ラヴァーズ「Young Love」は、往年のフリー・ソウル・コンピに収録された曲と同じ香りが、あの時代ならではの懐かしい甘酸っぱい感覚を想い起こさせてくれる、今回の選曲の中でも一番のお気に入りです。

2020sp_野村

Tennis 『Swimmer』
Sure Sure『What's It Like?』
Tora『Can't Buy The Mood (Deluxe Edition) 』
Cleo Sol『Rose In The Dark』

Brunch-time 日曜日10:00~12:00



吉本宏 Hiroshi Yoshimoto

おぼろげな春霞がたなびく海辺の風景を描くような穏やかなトラックのループには、どこかオリエンタルな印象さえ感じる。ロサンゼルスの音のクリエイター John Carroll Kirbyの春の新作アルバムから先行リリースされた「By The Sea」。その音の佇まいに、10年前の2月の終わりに静かに星になったあのトラック・メイカーの面影を見つける。

2020sp_吉本

John Carroll Kirby『My Garden』

Dinner-time 日曜日18:00~22:00



高橋孝治 Koji Takahashi

このコメントを書いている3月の上旬は、猛威を振るうコロナウイルスの影響により世界各地で感染者が増え続けとても不安な状態が続いています。このコメントがアップされる頃にはどうか少しでも状況が良くなっていることを願いつつ、心を落ちつかせて穏やかな春をイメージして選曲をしてみました。選曲のイントロにはスリーピング・アット・ラストの作品にテイストがよく似ているスウェーデン出身のChristoffer Franzenによるソロ・プロジェクト、ライツ&モーションの2017年リリースの4枚目のアルバム『Dear Avalanche』収録の「Everest」を配置し、レディオ・デプト が2月にリリースしたニュー・シングル「The Absence Of Birds」に繋げてスタートしてみました。このレディオ・デプトの新作は、今の霧がかったもやもやとした心情を晴らしてくれる、清く澄みわたり、透き通った気持ちにさせてくれる素晴らしい作品だと思います。その素晴らしい作品に続けたのは、人間の経験の空虚さと充実感の両方を音楽に反映させたというCocoと名乗る匿名プロジェクトによる「Empty Beach」で、この曲もゆったりと心の中を流れ、不安な気持ちを癒してくれる作品だと思います。そして脱退したジョン・フォックスの後を受け、ミッジ・ユーロが新たに加入した新生ウルトラヴォックスが1980年にリリースし、バンドにとって初めてと言える商業的成功を手にするヒット作となった「Vienna」に雰囲気が似ていたので一発で気に入った、スウェーデンの首都ストックホルム出身のドリーム・ポップ・プロジェクト、 アイ・ブレイク・ホーセズの先頃リリースされたサード・アルバム『Warning』より、ファースト・シングルとしてカットされた 「Death Engine」や、南アフリカはケープタウン出身のワールド・オブ・バーズの新作「Wish You Were Here」、ロサンゼルスを拠点に活動するアンダーカヴァー・ドリーム・ラヴァーズの2月にリリースされた新作アルバム『It's All In Your Head』収録の、柔らかなファンク・グルーヴが優しく心を揺らす「Chardonnay」、そしてこちらもCoco同様にいろいろと謎に包まれているキャラメルと名乗る男性2人ユニットのサイケデリックな逸品「Still There」、最近の選曲でよく顔を出すハリウッド出身のゴシック・アーティスト、ジョニー・ゴスの新曲「The Better Place」、Ferdousという名のアフガニスタン系オランダ人の柔らかなビートが静かに刻まれるエレクトリック・ポップ「Overdrive」などもセレクト。次に自分が80年代に高校生だったので少し嬉しい気分になった、キャッスルビートと名乗るニューヨーク出身のアーティストによる「80's High School」と題されたドリーム・ポップや、こちらもジャケットにアナログでレトロな電話のイラストを使っていて古い世代をニヤリとさせる、カナダはケベック州モントリオール出身のジョーダンというアーティストの「Connecting Visitors To Fun」、ブルックリンを拠点に活動するシンガー・ソングライター Tōthの昨年末にリリースされた「Juliette」、リリース以降ヘヴィー・ローテイションで聴いているデンヴァー出身のエレクトロニック・ポップ・デュオ、テニスの4作目のアルバム『Swimmer』収録の「Need Your Love」、テニスの新作同様最近のお気に入り盤となっているトップスのやはり4枚目となる新作アルバム『I Feel Alive』収録曲で、先行シングルとしてもリリースされた「Witching Hour」、前回のセレクションで橋本さんも取り上げていたノルウェイ生まれで現在はニューヨークのブルックリンで活動するカヤ・ウィルキンズによるベッドルーム・ポップ・プロジェクト、オケイ・カヤの「Mother Nature's Bitch」、そして今ではシューゲイザー/ドリーム・ポップ界隈の重鎮的存在となったワイルド・ナッシングの新作EP『Laughing Gas』から「The World Is A Hungry Place」をピックアップしてディナータイム前半は終了します。
ディナータイム後半は11歳のときにレナード・コーエンを聴いて人生が変わったと公言しているロンドンを拠点に活動する女性アーティスト、ライッサのドリーミーでスウィートな「Bullying Boys」からスタートし、またしてもテニスとトップスの新作より「Late Night」と「I Feel Alive」をそれぞれセレクト。次に2017年のデビュー時より少し雰囲気が変わったヘイゼル・イングリッシュの、4月にリリースが予定されている初のフル・アルバムより先行シングルとしてリリースされた「Off My Mind」や、リアル・エステイトの新作アルバム『The Main Thing』よりピックアップした、エレクトロニック・ポップ・デュオSylvan EssoのAmelia Meathをフィーチャーした「Paper Cup」、カリフォルニア出身のValentina Zapataの音楽プロジェクトYungatitaのキュートでメロウなタイトル通りのベッドルーム・ポップを聴かせる「Bedroom」、ベルリンで活動するChad Mathenyのプロジェクト、エンペラー・エックスの「Sad React」、カリフォルニア州サンタクルーズ出身のワイアット・スミスの3月にリリースされたアルバム『Maple』収録曲「Elated」を続けてセレクト。2018年には『東京の街灯(TOKYO STREET LIGHTS)』と題した EPをリリースしているカナダはトロント州で活動するStevie Zitaの「Romanticize」や、ワインで有名なフランスはボルドー出身のアーティスト、シェイン・タイラーの歌詞に富士山が登場するダンス・ナンバー「Paris In The Heart」、2017年のデビュー・シングル「Your Shirt」から注目していたチェルシー・カトラーの待望のデビュー・アルバム『How To Be Human』のラストを飾るナンバー「Crazier Things」も言わずもがなにピックアップ。さらに、住んでいる地域や経済的な理由から政府の運営する治療施設に向かう『Cancer Train』と呼ばれるがん患者専用の列車を追ったドキュメンタリー番組に使用されているSYMLの新曲「Flags」や、カナダはサスカチュワン州出身のシンガー・ソングライター、アンディー・シャウフの新作『The Neon Skyline』収録曲「Changer」、前回のセレクション時に知ってお気に入りとなったロサンゼルスを拠点にするベッドルーム・ドリーム・ポップ・デュオZeeland の「Mindset」、こちらもロサンゼルスで活動するスモール・フォーワードと名乗る3人組の黄昏系ドリーミーな「Most Of You」、そしてオレゴン州出身の19歳と16歳の若き兄妹デュオ、チェイシング・デイズの妹ジュリアによるキュートなラップが心地よく微笑ましい「Teenager」などを選んでディナータイム選曲は終わります。アウトロとしてイントロと同様にライツ&モーションの「Fireflies」を選んだのですが、このタイトルの“蛍”のように、今回のセレクションがたとえその効果が小さくても、この不安な状況を癒すひとつの存在になってくれれば嬉しいと思います。

続いて24時からのミッドナイト・スペシャルですが、今回は20年くらい前に買いまくっていた当時のコンテンポラリー女性ジャズ・ヴォーカルのCDを久しぶりに棚から引っ張り出して特集を組んでみました。2020年の今でも自分の中で今回セレクトした作品のカテゴリーはコンテンポラリー・ジャズだと思っているのですが、その全てが20年近く前の作品なので、若い世代の人にとって今回の特集はオールド・スクールな感じに受け止められるのでしょうかね(笑)。
さて、それでは今回の特集の説明をしますと、イントロとアウトロだけ少し異なるジャンルの作品を選んでいるのですが、まずはイントロとして「usen for Cafe Apres-midi」ではお馴染みのビル・エヴァンスの「Soirée」をピックアップ。その理由は自分もこの作品には深い思い入れがあり、20年以上前にこの「Soirée」とオスカー・ピーターソン『Motions & Emotions』収録の「Wandering」、そしてこちらも今や「usen for Cafe Apres-midi」ではスタンダード・ナンバーとなったルイス・ヴァン・ダイクの「We're All Alone」を続けてセレクトした自作のミックスCDを聴いた吉本宏くんが、このセレクションに共感してくれて、彼の推薦でこのチャンネルに参加することになったというエピソードがあるのです。それではここから本題である女性ヴォーカル・アーティストをご紹介しますと、トップバッターに選んだのはオランダ出身のジャズ・シンガー、フルーリンの2002年作『Fire』収録のブラッド・メルドーの凛としたピアノの響きが心を打つ、もの柔らかで優しいタッチのワルツ・ナンバー「Hey Little Girl」をピックアップしてスタート。それを受けるのがこちらも静謐なワルツの響きが素晴らしいノルウェイ出身のセリア・ネルゴールの2000年作『Port Of Call』収録のその名もズバリ「The Waltz」。続けてスイスのジャズ・シンガー、マヤ・クリスティーナのデビュー作品『Romance』収録のイントロのピアノの可憐な響きから心つかまれるハートウォーミングな佳曲「Time To Say Goodnight」や、サルコジ前仏大統領夫人であるカーラ・ブルーニの傑作デビュー・アルバム『Quelqu'un M'a Dit』収録の、もの悲しさと子守歌のような優しさを併せ持つワルツ・ナンバー「Tout Le Monde」、ジャズ・ヴォーカルの隠れた逸品でヨーロッパ特有の気品が漂う、デンマーク出身のヘレ・ハンセンの2002年作『You Can't Save This In The Mix』収録のたおやかなワルツ・ナンバー「Sweet Anticipation」もピックアップ。そしてここから穏やかな春の日に窓を開け放つように爽やかな雰囲気を持つ、北欧はスウェーデン出身のソフィア・ペターソンの2004年作『That's Amore』収録曲「When About To Leave」や、透き通ったアコースティック・ギターの響きから笑顔が零れるアメリカ・ミネソタ州生まれのシンガー、エリン・ボーディのデビュー作のタイトル・ソング「Don't Take Your Time」、爽やかなイントロが草原を駆け抜けるようだと表現したのは吉本くんですが、まさにその表現がぴったりの、オランダのChallengeレーベル傘下のA Records から1998年にリリースされたダイアン・フブカのデビュー・アルバム『Haven’t We Met?』のオープニングを飾る「Don't You Know Me?」、透き通った歌声が魅力的なエストニアのジャズ・シンガー、ヘドヴィグ・ハンソンの2003年作『What Colour Is Love?』よりピックアップした「Ehk Nüüd」、フランス出身のアン・デュクロによるセルジュ・ゲンスブール作品を爽やかな風のようにカヴァーした「L'eau A La Bouche」、スムース・ジャズ屈指の名盤であるキャロル・ドゥボックの2002年リリースの『Duboc』収録の「Away」、そして13歳よりアーティスト活動を開始し、フィンランドのグラミー賞を2度受賞するなど、こちらもスムース・ジャズの世界で素晴らしい作品を多数発表しているジャニータの2005年作『Seasons Of Life』収録の「Bear With Me」と、アメリカは西海岸出身のジャズ・シンガー、カーラ・ヘルムブレクトが同じくアメリカ在住の日本人ギタリスト笹島明夫と組んで2004年にリリースしたアルバム『Here’s To Love』収録のシャーデー作品のカヴァー・ソング「By Your Side」をピックアップしてミッドナイト・スペシャルの前半を終了し、インタールードとしてダイアン・フブカ同様Challengeレーベル傘下のA Recordsを代表する歌姫のアン・トーマスの、ネオ・アコースティックにも通じるアコースティック・ギターの爪弾きに可憐なスキャットが重なる「Secret Dreams」を配します。
そしてミッドナイト・スペシャル後半はこの特集の中でも特にお気に入りの作品であるオランダ出身のフランシアン・ファン・トゥイネンの傑作アルバム『Perfect Blue Day』収録のフェンダー・ローズの音色がクールに響く「This Dream Of Mine」をピックアップし、横浜生まれの日本人で、5歳で渡米しスティングなどのバック・コーラスを務めた後にピンク・フロイドのワールド・ツアーに参加するなどの経歴を持つMachanという女性アーティストの2004年にリリースされたファースト・ソロ・アルバムから、トゥーツ・シールマンス・タッチなハーモニカの音色も心地よい「Talk To Me」や、キャロル・ドゥボックの「If You Want To」などのスムース・ジャズの良作を続け、前半でも取り上げたヘドヴィグ・ハンソンの『What Colour Is Love?』より、スピリチュアル感漂うシャーデーの名曲カヴァー「Love Is Stronger Than Pride」に繋げました。そしてソフィア・ペターソンがソロ・デビュー前にSofia Pettersson Kvintettというグループ名でリリースした『Oasis』というアルバムに収録されている「I Didn't Believe」と、エリン・ボーディのセカンド・アルバム『Over And Over』収録のこちらもフェンダー・ローズの響きがロマンティックに響く「Feet Off The Ground」などのキュートなワルツ・ナンバーを続けてセレクト。次にアメリカはダラスを拠点に活躍する女性ジャズ・シンガー、ロザーナ・エッカートの2003年のデビュー作『At The End Of The Day』収録のクールなブラシの刻みとアコースティック・ギターのソロ・フレーズがネオアコ魂をも震えさせる「For Elizabeth」や、デンマーク出身のヘルガ・ソステッドが2000年作『I Close My Eyes』 収録の、クラブ映えもするヒップな「I'm The One」に繋げ、心地よい小刻みなリズムにボッサ・テイストが重なる南アフリカ出身のオルナという女性アーティストが、ブライアン・ブロムバーグらのサポートを受けて発表した2003年発表の唯一作『The Very Thought Of You』収録の「My Ship」もピックアップ。そして1999年当時、コンテンポラリーなジャズ・ヴォーカルの魅力に気づいたのはこの作品との出会いがとても大きかった、Challengeレーベルの名盤であるアムステルダム・ジャズ・クインテット・ウィズ・フェイ・クラーセンの『Play Ground』収録の「The Sun And The Moon」や、こちらも1999年にMaxx Jazzレーベルからデビュー・アルバム『You'd Be So Nice To Come Home To』をリリースし、2018年に19年ぶりとなるセカンド・アルバム『Magical Kite』(Maxx Jazzレーベル・メイトのエリン・ボーディもゲストで参加)を突然リリースして驚かされたクリスティーン・ヒットの、デビュー・アルバム収録曲で風のように流れるピアノの響きが爽快な「Sitting In A Tree」、前半でも取り上げたセリア・ネルゴールの2000年作『Port Of Call』収録のボッサな調べがこの季節にピッタリな「Shame On You」、そしてチャカ・カーンの名曲「Through The Fire」をしっとりとカヴァーしたカーラ・ウィズ・アキオをセレクトしてこの特集は終焉を迎え、最後にアウトロとしてルイス・ヴァン・ダイクの「We're All Alone」が静謐に春の深夜に流れるのです。

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Lights & Motion『Dear Avalanche』
The Radio Dept.「The Absence Of Birds」
Coco「Empty Beach」
Caramel「Still There」
Ferdous「Overdrive」
Castlebeat「80's High School」
Jordann「Connecting Visitors to Fun」
Tennis『Swimmer』
Tops「Witching Hour」
Raissa「Bullying Boy」
Yungatita『Over You』
Chelsea Cutler『How To Be Human』
Shane Tyler「Paris In The Heart」
Andy Shauf『The Neon Skyline』
Small Forward「Most of You」
Chasing Daze「Teenager」
Fleurine『Fire』
Silje Nergaard『Port Of Call』
Maja Christina『Romance』
Sofia Petterson『That’s Amore』
Erin Bode『Don't Take Your Time』
Diane Hubka『Haven’t We Met?』
Hedvig Hanson『What Colour Is Love?』
Carol Duboc『Dubocl』
Francien Van Tuinen『A Perfect Blue Day』
Machan『Machan』
Sofia Pettersson Kvintett『Oasis』
Rosana Eckert『At The End Of The Day』
Helga Søsted Group『I Close My Eyes』
The Amsterdam Jazz Quintet With Fee Classen『Playground』
Christine Hitt『You'd Be So Nice To Come Home To』
Carla With Akio『There's To Love』

Dinner-time 日曜日22:00~24:00
Cafe Apres-minuit 月曜日0:00~2:00



山本勇樹 Yuuki Yamamoto

桜は咲いても、なかなか気分が晴れない日が続いております。この「usen for Cafe Apres-midi」チャンネルが、皆さんの心を少しでも安らかにする存在になれば嬉しいです。今回の選曲は、そんな気持ちを強くこめて、僕が監修・選曲を務めるクワイエット・コーナーのコンピレイションCDの最新作『Quiet Corner – little peace piece』に収録された曲を中心に、ジャズ・ヴォーカルやブラジリアン・ミュージックなど、春の風景に溶けこむように色鮮やかなラインナップで組んでみました。また、カフェ・アプレミディのコンピレイションCDが、最初のリリースから20周年を迎え、この春その記念すべきアニヴァーサリー盤にして、5年ぶりの新作『カフェ・アプレミディ・ブリュ』が発売されるということで、自分なりにカフェ・ミュージックを「再定義」しながら、15周年の際に、橋本さんにお願いして選曲していただいた『カフェ・アプレミディ・オランジュ』、そして奇跡の再発盤『カフェ・アプレミディ・オリーヴ』と『カフェ・アプレミディ・フュメ』からも、名曲たちをちりばめています(新旧が交差しながら、今の空気感もキャッチできればという思いで)。まさに、午後のコーヒーにぴったりの、ピースフルな雰囲気に溢れた選曲になったかなと思います。

2020sp_山本

V.A.『Quiet Corner – little peace piece』
V.A.『Cafe Apres-midi Bleu』
V.A.『Cafe Apres-midi Orange』
V.A.『Cafe Apres-midi Fume』
V.A.『Cafe Apres-midi Olive』

Lunch-time~Tea-time 月曜日12:00~16:00



武田誠 Makoto Takeda

今回のCOVID-19の災厄を先の大戦を引き合いに論じる他国首脳もいて、ならば荷風『断腸亭日常』の昭和16年から20年あたりの章を読みかえそうとページを繰っていたら、当時の窮状の中の日本人のふるまいがあまりに今とリンクしていることが多く、思わず読み耽ってしまった。
このコメントは次回Early Summer Selectionの選曲と並行して書いていますが、こんな状況下でも作業中に新しい素敵な音楽と出会えたときの喜びって、別の世界の出来事のように意識や思考を広げてくれ、前向きな気持ちにさせてくれます。
先日もCOVID-19からの音楽業界の救済基金としてレノンのカヴァー「孤独」(僕個人、震災後のときもそうだったけど、今はなぜか、ジョン・レノン、ボブ・ディラン、ニール・ヤングが聴きたくなる)をBandcampで公開していたDirty Projectorsの、ギターのMaia Friedmanが全曲でリード・ヴォーカルをとる3月末リリースのフォーキーなEPからの先行曲や、Matthew Davidsonを中心とするブルックリンのフォーク・ユニットTwainの『Adventure』は、ささやかな希望の光のように、心の奥の闇を明るく照らしてくれる。

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Mulherin『Blurry』
Dirty Projectors「Overlord」
Remington Super 60『New EP』
Bernardo Bauer『Pássaro-Cão』
Twain『Adventure』
Sandro Perri「Love Is Real (2020)」
Gus Levy『Magia Magia』
Bonnie "Prince" Billy「This Is Far From Over」

Lunch-time~Tea-time 火曜日12:00~16:00



waltzanova

他のセレクターの方も書いていると思いますが、新型コロナウイルスの影響で日本だけでなく世界全体が試されている今日この頃。Spring Selectionがオンエアされる頃には、世の中はどうなっているのでしょうか。

オープニング・クラシックはベタですがメンデルスゾーンの「春の歌」です。柔らかな春の息吹が感じられる、やっぱり名曲ですよね。それから続く1時間はホセ・ジェイムスの「Feels So Good」や「usen for Cafe Apres-midi」チャンネルの新たな定番になりそうなMaë Defaysの「Balcony」を筆頭に、今季の新曲を並べてみました。華やいだ音楽のスプリング・コレクションという趣きになったのではないかと思います。

新譜も紹介していきましょう。選曲時期に一番よく聴いていたのはジェイムス・テイラーの『American Standard』です。ケニー・ランキン、マイケル・フランクス、そしてJTは、僕にとって特別な意味を持つシンガー・ソングライターたち。もちろん「usen for Cafe Apres-midi」選曲の常連でもあります。大ヴェテランのスタンダード・カヴァー集ということで、細野晴臣さんの近年の作品を思わせる部分もありますよね(二人ともキャスケットをよく被っているのも似ている?)。現実に希望が見出しづらくなると、過去を憧憬するような作品や内省的なそれが増えるという法則(?)がありますが、アメリカの今の雰囲気はどことなく希望が失われてしまった『Sweet Baby James』や『What's Going On』の頃に似ているのかもしれません(日本もご多聞に洩れずという感じですが、それはさておき)。

オールドタイミーな個性が持ち味のキャット・エドモンソン新作『Dreamers Do』も、その流れで語れるような良いアルバムでした。ディズニー・ソングブックとしても優れた作品で、ブロッサム・ディアリーを彷彿させるコケティッシュなヴォーカルも夢をテーマにしたその世界観にマッチしています。オリジナルのディズニー・ナンバー同様にカラフルなアレンジも聴きものですが、ここではサンバ・リズムのアレンジが施された「All I Do Is Dream Of You」を選んでみました。

ジャジー・メロウ枠ではエイドリアナ・インディゴ&ポール・グラントの『Rebirth』がヘヴィー・ローテイションでした。ポール・グラントは昨年キーファーも客演していたアルバム『Beggnings』をリリースしたギタリスト。ここでもセンスの良いメロウなギター・サウンドを聴かせてくれます。haruka nakamuraの諸作を思い起こさせるようなジャケットの先行曲「You And I」から期待大だったのですが、アルバム全体を通じて良曲が並んでいます。

前回のラストはパット・メセニーの「River Quay」をセレクトしましたが、今回はロバート・グラスパー・トリオの「Downtime」。どことなく心象風景を反映した曲を最後の方に置いてしまうのが自分の癖なのかもしれません。この曲にはもともと秋らしいシックなイメージを思い描いていたのですが、改めて耳を傾けてみると春の花曇りの日にも似合いそうなムードです。「Downtime」は「中断時間、休憩時間」「リラックスした時間」の意味。この曲の主人公はスプリングコートを着て春の街に出ていくのでしょうか、それとも短い休息を終えて仕事に戻るのでしょうか。

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Daniel Barenboim『Mendelssohn: Lieder Ohne Worte−Songs Without Words』
Jose James『No Beginning No End 2』
James Taylor『American Standard』
Kat Edmonson『Dreamers Do』
Adrienne Indigo & Paul Grant『Rebirth』
Jeremy Cunningham『The Weather Up There』
Andre Repizo, Fábio Martinez & Caio Milan『Todas Essas Coisas』
Robert Glasper『Double Booked』

Lunch-time~Tea-time 水曜日12:00~16:00




橋本徹(「usen for Cafe Apres-midi」プロデューサー)の2020 Spring Selection選曲リスト

Dinner-time 土曜日22:00~24:00
Adeline / Middle
Alabaster dePlume / I Hope
Amber Mark / Heart-Shaped Box
A-Q / Men Slept Jesus Wept
Aussie Maze feat. 808vic / Arya
Barry Jhay / Ashe She
Becca Stevens / Low On Love
Becky And The Birds / Do U Miss Me
Braxton Cook / The Rise
Chaos In The CBD feat. Nathan Haines & Dave Koor / Emotional Intelligence (Instrumental)
Disclosure / Expressing What Matters
Elom 20ce / Le Silence Est Un Cri
Emma-Jean Thackray / Brand New
Emmavie / Can’t Get Over You
Emmavie feat. DT Soul / Distraction
Eva Celia / Love Within
Flwr Chyld feat. MIA GLADSTONE & Elujay / Aurablu
Funky DL / Life Experience(Instrumental)
Funky DL / Then Maybe You’ll Understand(Instrumental)
Girls Of The Internet & Olivia Louise / I Don’t Wanna Lose You(Edit)
JazziDisciples & Mr JazziQ feat. Dali Wonga / Nguwe
Jessie Ware / Spotlight (Single Edit)
Jordan Rakei / Always Coming
Jordan Rakei feat. Common / Signs
Josiah De Disciple & LennonPercs / Devine
Josiah De Disciple & LennonPercs / Komorebi
Kassa Overall feat. Joel Ross & Theo Croker / Please Don’t Kill Me
Kiana Lede feat. Lucky Daye / Forfeit.
Kokoroko / Carry Me Home
Laila Biali / The Monolith
Laume / Spells(Oedipusi)
Leven Kali / 12345(Get Real)
Lindsey Webster / Close To You
NNAMDÏ / Wasted
Pantayo / Divine
PJ Morton feat. Alex Isley / How Deep Is Your Love(Acoustic Version)
Poppy Ajudha / Strong Womxn
Reuben James feat. Col3trane, Jay Prince, Vula & Soweto Kinch / My Line
Ted Poor feat. Andrew D’Angelo / Emilia
Teyana Taylor / We Got Love
The Mabon Dawud Republic feat. Pat Thomas / Gyae Abrabi
Thundercat / Innerstellar Love
Yazmin Lacey / Not Today Mate
Yves Tumor / Romanticist

Cafe Apres-minuit 日曜日0:00~10:00
Adeline / Planet Caravan
Adrian Younge & Ali Shaheed Muhammad feat. Roy Ayers / Hey Lover
Alabaster dePlume / If You’re Sure You Want To
Alabaster dePlume / Turpentine
Alabaster dePlume / Visit Croatia
Alabaster dePlume feat. Danalogue / The Lucky Ones
A-Q / Loyalty vs. Honesty
Azekel / Freeway
Becca Stevens / Never Mine
Becca Stevens feat. Crosby, Willis & Maz / Heathers Letters To Her Mother
Benny Afroe & Ami Faku / This Feeling
Bongeziwe Mabandla / (9.2.17)
Bongeziwe Mabandla / Masiziyekelele(14.11.16)
Bongeziwe Mabandla / Mini Esadibana Ngayo(#001)
Bonnie "Prince" Billy / This Is Far From Over
Bonnie "Prince" Billy / We’ve Only Just Begun
Braxton Cook / All That I Want
Braxton Cook / Moonchild
Braxton Cook / Shooting Star
Braxton Cook / Shooting Star (Reprise)
Bruno Major / Old Soul
Butcher Brown / Tidal Wave
Cabane / Ilot,Pt.2
Cabane feat. Bonnie "Prince" Billy / Tu Ne Joueras Plus A' L'amour
Cabane feat. Bonnie "Prince" Billy & Kate Stables / Take Me Home, Pt.1
Cabane feat. Kate Stables / Until The Summer Comes
Caoimhin O Raghallaigh & Dan Trueman / Haw
Caribou / Cloud Song
Caribou / Sister
Channel Tres / Weedman
Chaos In The CBD & Lee Pearson Jr Collective feat. K Ladawn & Joe Armon-Jones / It’s Up To Me
Chassol / Le Jeu De La Phrase
Chassol / Slowcoaster
Childish Gambino / 47.48
Chris Coco / Music As A Foreign Language
Chris Coco / The Rainbow Keys
Coladera / Algum Lugar Em Nos
Coladera / Deserto Do Sal
D. Smoke / Fallin’
D. Smoke / Morning Prayer
D. Smoke / Top Of The Morning
D. Smoke feat. Jill Scott & Iguocho / Sunkissed Child
Diggs Duke / Essence Of Man
Diggs Duke / Non Troppo
Diggs Duke / Playful Discovery
DJ Raff / Mundo Paralelo (Kaleema Remix)
Doctor Fluorescent / Softly Saying
Dominic J Marshall / Feeling
Dominic J Marshall / Hypernormalised
Dominic J Marshall / Storyline
Douglas Dare / I Am Free
Douglas Dare / Red Arrows
Douglas Dare / Run
Dumama + Kechou / Khala Zome
Dumama + Kechou / Leaving Prison
Dumama + Kechou feat. Angel Bat Dawid & Dylan Greene / Uveni
El Búho & Chancha Vía Circuito / Pez Dorado
El Búho & Rumbo Tumba / Gaviota
Emicida feat. Zeca Pagodinho & Tokyo Ska Paradise Orchestra / Quem Tem Um Amigo (Tem Tudo)
Emma-Jean Thackray / Movementt
Emma-Jean Thackray / Rain Dance/Wisdom
Emmavie / Confidence
Emmavie / Stop The Tape
Emmavie feat. Ego Ella May / I Hope We Never Break Up
Everything Is Recorded feat. A.K. Paul / 05:10 AM/Dream I Never Had
Everything Is Recorded feat. Ghostface Killah & Infinite Coles / 03:15 AM/Caviar
Everything Is Recorded feat. Infinite Coles & Maria Somerville / 11:55 AM/This World
Everything Is Recorded feat. Maria Somerville & James Massiah / 04:21 AM/That Sky
Flanafi / Dividends
Flanafi / Passing Over (Bye!)
Flanafi / Super Cool Guy
Four Tet / 4T Recordings
Gigi Atlantis / 2020
Gigi Atlantis feat. Fasina / Wahala On The Rocks
Gigi Masin / Bellamore
Gigi Masin / Coraline
Gigi Masin / If
Gigi Masin / Nefertiti
Gigi Masin / Your Name Is My Infinite
Gilfema / Fleuve Congo
Ivan Ave feat. Joyce Wrice / Guest List Etiquette
Jas feat. Georgia Anne Muldrow, Bin Grim & Dudley Perkins / Somethin STML
Jasik feat. Shar / Dreams
Jay Electronica / A.P.I.D.T.A.
Jeremy Cunningham / He Pushes Up
Jeremy Cunningham feat. Ben Lamar Gay / Return These Tides
Jeremy Cunningham feat. Josh Johnson / It’s Nothing
Joe Westerlund / Inturi Air
John Carroll Kirby / A Pilgrims Trail
John Carroll Kirby / Iconic Portraits Mutilated During The Spanish Civil War
John Carroll Kirby / Inside A Ruin
John Carroll Kirby / Wabi
John Carroll Kirby / Walking Through A House Where A Family Has Lived
John Carroll Kirby / Who Will Replace Brandon Lee
Jordan Rakei / Best Part (Maida Vale Session)
Jordan Rakei / Mantra (The Pool Session)
Jordan Rakei / Speak (Live Piano Session)
Josiah De Disciple & LennonPercs / Turquoise
Jvly / Monsoon
Kacy Hill feat. Francis And The Lights / I Believe In You
Kassa Overall / Visible Walls
Kevin Krauter / How
Klik & Frik / Achalay
Klik & Frik / La Puna Satie
Klik & Frik / Las Penas
Kota The Friend / Mom’s Whiskey
Laila Biali / Take The Day Off
Lakecia Benjamin feat. Meshell Ndegeocello & Georgia Anne Muldrow / Om Shanti
Lapsley / Online
Lapsley / Speaking Of The End
Lapsley / Through Water
Laume / Back Of Your Head
Laume / Everyone I Love Is Sleeping
Lianne La Havas / Bittersweet
Liquid Canoe / Ant Parade
Liquid Canoe / Mizonics
Little Dragon / New Fiction
Lotte Kestner / Black Metallic
Lotte Kestner / Dancing In The Dark
Lotte Kestner / Under The Milky Way
Mac Miller / Floating
Mac Miller / Right
Matthew Tavares & Leland Whitty / Blue
Matthew Tavares & Leland Whitty / Eyes
Matthew Tavares & Leland Whitty / Heat Of The Moon
Mo ‘Believe / Weekend Getaway
Nduduzo Makhathini / Emaphusheni
Nduduzo Makhathini / Indawu
Nduduzo Makhathini / Saziwa Nguwe
Nduduzo Makhathini / Yehlisan’uMoya
Nick Hakim / Qadir
Nicolas Jaar / Faith Made Of Silk
Nicolas Jaar / Garden
NNAMDÏ / Glass Casket
NNAMDÏ / It’s OK
NNAMDÏ / Salut
On-Ly / What’s The Weather?
Oxlade / Hold On
Oxlade / O2
Paul Bryan / It’s So Easy To Die
Paul Bryan / The Bodhi Grind
Pete Belasco / Very Special People
Pink Siifu / ,NEGRO
PJ Morton / Ready (Acoustic Version)
PJ Morton feat. Jojo / Say So(Acoustic Version)
Ricardo Richaid / Formigas
Rob Milton / Run Away
Rob Milton feat. Jacque Hammond / Fire (Demo)
Sam Doores / Tempelhofer Dawn
Sam Gendel / Afro Blue
Sam Gendel / Goodbye Pork Pie Hat
Sam Gendel / In A Sentimental Mood
Sam Gendel / Satin Doll
Sam Gendel / Stardust
Sen Morimoto / Everybody Gets A Car
Sen Morimoto / Music For Physical Therapy
Sen Morimoto / My First Ghost
Sen Morimoto feat. Merceds Gordon & Jordan Harris / Want To Dance
Shabaka & The Ancestors / Go My Heart, Go To Heaven
$NOT / Fall In Love
$NOT / You Know (Intro)
Soccer Mommy / Night Swimming
Spoek Mathambo feat. Batuk / Anatomy Of Campus Rape Riot
Summers Sons / Call It Love (Wyl Remix)
Superego feat. Sampa The Great / O.B.S (Outer Body Stranger)
Tatiana Parra E Vardan Ovsepian / Platonico
Tatiana Parra E Vardan Ovsepian / Qele Qele - Assum Preto
Ted Poor / To Rome
Ted Poor feat. Andrew D’Angelo / Kasia
Ted Poor feat. Andrew D’Angelo / Reminder
Thamires Tannous / Banho De Rio
Thamires Tannous / Desaviso
Thamires Tannous feat. Vincent Segal / Canto-Correnteza
The Marías / Hold It Together
The Seshen / 1000 Lights
Thundercat / Lost In Space/Great Scott/22-26
Thundercat feat. Michael McDonald / Bye For Now
Thundercat feat. Pedro Martins / It Is What It Is
Tom Misch & Yussef Dayes / Kyiv
Tom Misch & Yussef Dayes feat. Rocco Palladino / Lift Off
Torres / Good Scare
TV Blonde / Dont Itemize My World
TV Blonde / Hug A Little Kiss A Little
TV Blonde / Libra
TV Blonde / Thats My Friend Jo
Vusinator feat. Zaah & Makatara / A Song Of Appreciation
W.A.L.A feat. Salami Rose Joe Louis / Sacrum Reprise
W.A.L.A feat. Salami Rose Joe Louis / Sacrum Test
Will Vinson feat. Matt Brewer, Obed Calvaire & Sullivan Fortner / Boogaloo
Will Vinson feat. Matt Penman, Billy Hart & Tigran Hamasyan / Banal Street
Wilsen / Moon
Wilsen / Wearing
Yaeji / Never Settling Down
Yaeji / What We Drew
Yael Naim / A Bit Of
Yael Naim / Familiar
Yael Naim / Miettes
Yael Naim / My Sweetheart
Yamaan feat. Georgia Anne Muldrow / Blue Skies
Yazmin Lacey / Morning Matters
Yazmin Lacey / Own Your Own
Yumi Zouma / Truer Than Ever
Yves Tumor / A Greater Love
Yves Tumor / Hasdallen Lights

Brunch-time 月〜木曜日10:00~12:00
Alabaster dePlume / Whisky Story Time
Alabaster dePlume / Why, Buzzardman, Why
Angel Viktoria feat. Santi / Te Confieso (Remix)
Arima Ederra / Free Again
Art Feynman / Ideal Drama
Asgeir / Overlay
Banti / El Mundo Va A Cambiar
Banti / Lucio
Banti feat. Asi / Escaleras Infinitas
Banti feat. Rodrigo Carazo / Proyectando Suenos
Barry Jhay / Barry Back
Barry Jhay / Daddy
Barry Jhay / O Ga Ra
Beauty Queen / Sweet Memory
Becca Stevens / Never Mine
Becca Stevens feat. Alan Hampton / Charlemagne
Becca Stevens feat. Laura Perudin / Halfway
Boney James / Full Effect
Bongeziwe Mabandla / Bambelela Kum (4.6.18)
Bongeziwe Mabandla / Jikeleza
Bongeziwe Mabandla / Ndiyakuthanda (12.4.19)
Bongeziwe Mabandla / Zange
Braxton Cook / Don’t Wanna See You
Bruno Capinan / Mais Amor
Cabane feat. Bonnie "Prince" Billy & Kate Stables / By The Sea
Cabane feat. Bonnie "Prince" Billy & Kate Stables / Sangokaku
Cabane feat. Kate Stables / Easily We’ll See
Cabane feat. Kate Stables / Now, Winter Comes
Caribou / Like I Loved You
Caribou / Magpie
Caribou / New Jade
Chassol / Camarades
Chassol / Generique (Benjamin)
Chassol / I Love Vertigo
Chassol / Les Regles
Childish Gambino / 12.38
Childish Gambino / 35.31
Christelle Bofale / Miles
Coladera / La Dotu Lado
Coladera / Mandinga
Coladera / Mantafro
Conner Youngblood / Australia
Cory Henry / Happy Days
D. Smoke / Seasons Pass
D. Smoke feat. Davion Farris / Fly
D. Smoke feat. Jackie Gouche / Black Habits I
Dirty Projectors / Guarding The Baby
Dirty Projectors / On The Breeze
Dirty Projectors / Overlord
Dirty Projectors / Search For Life
DJ Raff / Memoria (El Búho Remix)
DjeuhDjoah & Lieutenant Nicholson / Caipirinha
Doctor Fluorescent / A Museum
Doctor Fluorescent / Carbon Footsteps
Doctor Fluorescent / Doctor Fluorescent’s Emporium
Doctor Fluorescent / The Church Sweeper
Dominic J Marshall / Herb-Lady
Dominic J Marshall / Lady Death
Douglas Dare / Silly Games
El Búho & Didacte / Nevar
El Búho & Joaquin Cornejo / Salford Cumbia
El Búho & Klik & Frik / Medusa
Elom 20ce feat. Dama Damawuzan / Agbe Favi
Elom 20ce feat. Enoueke / Ubuntu
Emicida feat. Fabiana Cozza, Pastor Henrique Vieira & Pastoras Do Rosario / Principia
Emicida feat. MC Tha / A Ordem Natural Das Coisas
Emicida feat. Thiago Ventura / Pequenas Alegrias Da Vida Adulta
Emmavie / High Off This
Emmett Kai / High For Weeks
Forest Law / Keep An Eye Out
Forest Law / Voa Baixo
Frances Quinlan / A Secret
Frances Quinlan / Lean
Frances Quinlan / Piltdown Man
Funky DL / Clock-Watchers(Le Emporium Jazzstrumental)
Funky DL / League Of His Own (Instrumental)
Garden City Movement / Lir
Garden City Movement / Move On
Ge Luz / Coroa De Gandhy
Ge Luz / Jangada
Gigi Atlantis / Tequila Crush
Gilfema / Aflao
Gilfema / Brio
Gilfema / Le
Gilfema / Teke
Haim / The Steps
Ivan Ave / Phone Won’t Charge
Jaunt / Nostalgia For The Present Moment
Jay Electronica / Fruits Of The Spirit
Jeremy Cunningham feat. Jeff Parker / 1985
Jeremy Cunningham feat. Jeff Parker / The Weather Up There
Jeremy Cunningham feat. Jeff Parker, Josh Johnson & Matt Ulery / Hike
Jeremy Cunningham feat. Tomeka Reid, Josh Johnson & Dustin Laurenzi / Sleep
Jerry Paper / Puppeteer
Jona Poeta feat. Dandara Manoela / Soltei
Jordan Rakei / Borderline
Jordann / Cafe Speed
Jordann / Connecting Visitors To Fun
Jordann / Marketa
Jordann / Quick Question
Kassa Overall / Got Me A Plan
Kate Bollinger / A Couple Things
Kevin Krauter / Full Hand
Kevin Krauter / Kept
Kevin Krauter / Patience
Kllo / Still Here
Laila Biali / Alpha Waves
Laila Biali / Wendy’s Song
Lapsley / My Love Was Like The Rain
Laume / Neglect
Leonardo Marques / Acordei
Leonardo Marques / Nao Vai Amor
Leonardo Marques / So Distracao
Liquid Canoe / Down To The Feelgate Of Surrender
Little Dragon / Sadness
Little Dragon / Where You Belong
Loren Oden & Adrian Younge / Is There A Way
Lotte Kestner / Katy Song
Lotte Kestner / Somebody
Lotte Kestner / Such Great Heights
Magdalena Bay / Airplane
Marker Starling / Waiting For Grace
Manatee Commune / Majestic Diver
Martins / A Gente Se Aproveita
Martins / Por Dentro
Martins / Vertebra Por Vertebra
Matthew Tavares & Leland Whitty / Black Magic
Matthew Tavares & Leland Whitty / Symbols Of Transformation
Michael David / There In Spirit
Michael Franks / Jealousy (Geyster Remix)
Michael Kiwanuka / Light
Mo ‘Believe feat. Priceless AY / Omo Dudu
Nduduzo Makhathini / Beneath The Earth
Neil Frances / Games
NNAMDÏ / Bullseye
NNAMDÏ / Everyone I Loved
NNAMDÏ / Flowers To My Demons
Oscar Jerome / Sun For Someone
Oxlade / Weakness
Oxlade feat. Moelogo / Tables Turn
Paul Bryan / Tilt Shift
Paul Bryan / Witness Mark
Phoebe Bridgers / Garden Song
PJ Morton / Kid Again (Acoustic Version)
PJ Morton / Mountains And Molehills(Acoustic Version)
PJ Morton / Two Hearts (Acoustic Version)
PJ Morton feat. The Wall Group / Let Go (Acoustic Version)
Polica / TATA
Ratgrave / Alright
Ricardo Richaid / Ave Apoena
Ricardo Richaid / Largado Nu
Ricardo Richaid / O Velho Cai
Rufus Wainwright / Damsel In Distress
Rufus Wainwright / Peaceful Afternoon
Sam Doores / Other Side Of Town
Sam Doores / Wish You Well
Sandro Perri / Family Tree
Smino / Tempo
$NOT / Pressure
$NOT / Stranded*
Soccer Mommy / Bloodstream
Soccer Mommy / Circle The Drain
Soccer Mommy / Gray Light
Soccer Mommy / Royal Screw Up
Spoek Mathambo / Bumaye
STRFKR / Never The Same
Tan Cologne / Cerro
Thamires Tannous / Levita
Thamires Tannous / Prosa Com A Saudade
Thamires Tannous / Serena
Thamires Tannous feat. Chico Cesar E Vincent Segal / Caipora
The Homesick / The Small Exercise
The Mabon Dawud Republic feat. Dele Sosimi / Na Lie
The Marías / Jupiter
The Seshen / Don’t Answer
The Seshen / Wander
Thundercat / Dragonball Durag
Thundercat / Existential Dread
Thundercat feat. Ty Dolla $ign / Fair Chance
Thundercat feat. Zack Fox / Overseas
Torres / A Few Blue Flowers
Torres / Gracious Day
TV Blonde / Europe
TV Blonde / Ghost In My Mirror
TV Blonde / Truths
TV Blonde / Why Is It So Hard To See You
Tycho / Alright
Tycho / Stress
Vulfpeck feat. Antwaun Stanley / 3 On E
Vusinator feat. Makatara / Guitar
Wilsen / Align
Wilsen / Yntoo
Yaeji / Waking Up Down
Yael Naim / Daddy
Yael Naim / Des Trous
Yael Naim / She
Yazmin Lacey / Lately
Young Gun Silver Fox / Kids
Young Gun Silver Fox / Long Distance Love Affair
Young Gun Silver Fox / Who Needs Words
Yumi Zouma / Cool For A Second
Yumi Zouma / Lonely After
Yumi Zouma / Magazine Bay
Yumi Zouma / Sage
Yves Tumor / Strawberry Privilege
808vic / Video Games

特集 月〜日曜日16:00~18:00




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橋本徹(SUBURBIA)を始めとする「usen for Cafe Apres-midi」の選曲家17人がそれぞれのセレクトした音楽への思いを綴る 「Voice of “usen for Cafe Apres-midi” Crew」
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