2018年4月29日の、中野雄介へ。

みなさん、おはこんばんちは。iCARE社のChief Revenue Officer、中野雄介です。
最近は Chief Radio Officer も兼務していますが、毎週更新を意気込みつつ気まぐれ更新に終始してしまっており、毎週のごとく Chief Regret Officer になっている、そんな今日この頃です。

iCARE社のChief Radio Officer｜note

そうして文筆家からラヂヲパーソナリティへと変貌を遂げたものの、今回再度ブログに向かっている理由、それは4年前の今日、2018年4月29日に、一本のブログをこの世に誕生させてしまったことがきっかけです。

リンクこそ貼ってはみましたが、飛んでもらうほど価値のある内容でもないので、簡単に要約をしてしまうと、「今日(2018年4月29日)から4年後までにiCAREを上場させた後、世界一周の旅に出ることです。2年ほどの月日をかけて、ゆっくりと世界を回ってみたい。」という感じです。

丸4年が経った今、恐る恐るブログを読んでみましたが、鬼舞辻無惨なほどに見るも無残なこっ恥ずかしい内容で、「柱として不甲斐なし！穴があったら入りたい！」と言ってしまう煉獄杏寿郎の気持ちすらもよく理解できるくらいです。

もはやこの過去に触れたくないくらいの羞恥心に苛まれながらも、記憶の片隅に残り続ける自身の宣言に対する回答を避けて通れない、そんな矛盾の中での苦悩から重い筆を取ってみているというわけです。

というわけで今回は、2018年4月29日から4年後という未来にたどり着いた中野雄介の現状を綴って、4年前のアンサーブログとしてみようと思います。

まあドリカムで言うところの『ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜』、三木道三で言うところの『Lifetime Respect -女編-』的なアンサーソングみたいなものですかね。違いますかね、違いますよね。そうですよね。

2018年4月29日の、中野雄介へ。
その①：世界はそれどころではない。

2018年4月29日の中野雄介さん。当時の貴方はとても楽観的に「世界一周に行く」などと言葉を発していましたが、4年後の2022年は、それが易易と叶う世界情勢ではなくなってしまいました。

それもそのはず、2020年から続くコロナ禍というものが、世界一周の野望の眼前に立ちふさがってしまったからです。世界を旅するどころか、日本を旅することすらもままならない未来が、貴方を待ち受けていました。あまりに不測の事態すぎて、当時の貴方はおったまげていたでしょうね。

また、2022年にはロシアによるウクライナ侵攻が起こり、国際情勢は一段と不安定な状態になっています。毎日のように飛び込んでくる凄惨なニュースに、世界一周への意欲に燃えていた2018年4月29日の貴方は心を痛めて、安心・安全な世界が実現することを祈っていたことでしょう。無論、4年後の中野雄介も同じ気持ちです。

2018年4月29日の、中野雄介へ。
その②：あなた自身もそれどころではない。

2018年4月29日の中野雄介さん。当時の貴方は一人の従業員という立場でしたが、4年後には取締役として会社経営に携わるようになっています。世界情勢も然ることながら、こちらの変化もまたおったまげるほどの不測の事態ですよね。

そして、貴方が変わらずに一意専心し続けている iCARE という会社は、いまだ上場に向けた途上にいます。当時宣言していたタイムラインからは少し遅れつつも、2018年時点では想像もできなかったくらい、多くの仲間たちと遥か遠くに進むことができています。ここまで会社を成長させられるほどの自信はあっても、確信までは持てていなかった当時からすると、さぞ感慨深いことでしょう。

当時の貴方が持っていた「上場」という目標の実現には、確実に近づいている。世界一周という自分の野望は、iCARE という組織を上場させたその先にあるものだという考えは今も変わらないものの、2022年4月29日の中野雄介は、世界一周とは異なる、新たな野望を iCARE で叶えたくなっていたりします。

2018年4月29日の、中野雄介へ。
その③：まだまだ旅は続きます。iCAREで。

2018年4月29日の中野雄介さん。2022年4月29日の中野雄介は、「働くひとの健康」における業界で iCARE を国内でNo.1の座にのし上げてやりたい、という新たな野望を抱いているんです。当時の貴方からすると、4年後はおったまげることばかりですね。

その新たな野望は、当時の貴方がゴールとして思い描いていた「上場」の延長線上に存在するものです。「野望を繋げながら楽しく生きていこう」などと4年前には吠えていましたが、いざ野望に近づいてみると本当に次の野望へと繋げたくなるものなんだなぁと、4年の月日を経て追体験をしているような不思議な感覚です。

ということで、2018年4月29日の中野雄介さん。2022年4月29日の中野雄介は、iCARE を退職せず、世界一周の旅路に出ることもなく、まだまだ続く iCARE での旅路を闊歩していくことにします。当時の貴方が渇望していた世界一周の旅は、平和な世界が訪れたときの楽しみにでも残しておくことにしましょうかね。

てなわけで、本日4月29日を以って31歳になった中野雄介もよろしくお願いします。4年の歳月を経て再出発をするので、今日のところは Chief Rebirth Officer という感じですが、これからも楽しく生きていきますので、どうぞ仲良くしてください。