紅朱 佑紗子

ダンス講師

紅朱 佑紗子

ダンス講師

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わかったような顔して

お茶ひとつでも 入れる人によって 味が違うのよね。 着る服も、料理も、歌も ダンスも… 同じ曲、同じ振り付けでも。 憧れの人のようには変われない。 とはいえ 朝はあったかい紅茶が飲みたいけど 夜は冷えたグレープフルーツジュースが飲みたいし 朝と夜でも人は変わるのね。 あんなに欲しかったものが 手に入って、 あるのがあたりまえになると 嫌気がさす。 言うことが変わる「あの人」が大嫌いな「わたし」は すぐ言うことが変わる。 デリカシーない発言に傷つくくせに 嘘つか

    • 循環

      わたしが ダンス講師として優れている いちばんの理由は 「からだがじょうぶ」を 「キープできる」 である。 からだが元気だと、あんまし落ち込めないんだよ。なぜか。 ストレスがないと 暴飲暴食しないし 眠れなくなったりしないし 物欲もなくなるわよ? ココロとカラダ どっちから攻める?

      • 「しない。」

        子どもたちはみんな純粋で かわいいというよりか わたしにとっては「どーしても憎めない存在」 最初はダンスに興味ない子どもさんも いるし やりたくない日は 一切強制しない。 わたしの仕事は 「やりたいけど、恥ずかしい」を 取っ払う。 てとこかしら。 その場合、敢えて正面から向き合ったりしない。 見て欲しい子以外に、寄り添ったりしない。 見られるのも恥ずかしい子には 背中しか見せない。 怒ったりもしない。 そもそも 子どもたちがわたしを怒らすことを ひとつもしないから。

        • 子どもは愛想笑いしない

          スベることの方が多いから凹むけど 笑った時は、ホントに面白かったんだな。 って、信頼できる。 基本的にわたしは 少女たちとしか 会わない生活をしてる。 (世の中でおこってることわかりません。) 学童保育のダンスレッスン もやってんだけど 日によって、室内の空気感が ぜんぜん違っていて 部屋に入った瞬間 その日の子どもたちのお天気がわかる。 もうさ 1年生〜6年生まで、人数もギューギュー詰めだし 今回は、さいしょっから大騒ぎで みんな防犯ブザーの音にも慣れちゃってて

        わかったような顔して

          恨んでいるうちは愛している。

          うさこへ。 いい人に変われたっぽい自分を誇らしげに出すな。 フタ開けろ、なかったことにすんな。 気分が悪くなるものを見ないように、人をジャッジすんな。 ギリギリ困るまで 奇跡待ちすんな。 憎しみから、許すまで。 許せない醜い自分も いつか許そう。

          恨んでいるうちは愛している。