読書記録⑨「ケーキの切れない非行少年たち」

宮口幸治著
ケーキの切れない非行少年たち

新書。子どもに携わる仕事をしているため、1度しっかり読んでおこうと思って手に取った。

非行少年たちの認知の歪みと、更生の手がかりについて書かれている。
自身の職場にも、問題を抱えた子どもはいる。その子たちの「生きづらさ」に着目し、社会性のトレーニングをする必要性を感じた。
正しく自分の姿を見つめ、やりたいことに全力で取り組み、なりたい自分になる力が身につけばいい、と自分の理念を掲げてきた私としては、根本となる力の弱さのある子どもたちの存在は見過ごせないと思った。本著で得た知識を実践に活かしていきたい。

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