息抜きの方法〜子供にだって外面はある

長女は学校から帰ってくると
手を洗っておやつを食べて、全力でマイクラをする。
30分くらいやって
「あーすっきりした!」と宿題を始める。
マイクラの時間、公園に遊びに行くこともある。

何にせよ、能動的にがっつり遊ぶのが長女の息抜きらしい。

対して次女はというと、おやつと同時に動画を見始める。
しばらくごろごろしながら見るともなく動画を見て
しっかり休んでから少しずつ遊び始める。

一度、完全に全部オフにするのが次女の息抜き。

次女は、カフェが好きだ。
おいしいものをだらだら飲んで、
どうでもいいおしゃべりをしたり
雑誌をめくったり動画を見たり
だらだらした時間を好む。

次女は、人の目を気にするタイプだ。
親や担任の先生など近しい人の目だけ気にする長女とは違い
次女はすれ違うすべての人の目を気にしてる。
どうやったら子供らしく、可愛く映るか、常に考えてる、

5歳がそんなことを?

と思う人もいるかもしれない。

でも、そういう子はいる。
なぜなら私もそうだったから。

恥ずかしながら幼い私も大層人の目を気にする人間だった。
自意識過剰とも言えるレベルだ。
5歳の当時、アメリカに住んでいた私はいかにもアジア人っぽい見た目が受けていろんな人から可愛がられていた。

みんなが私のことを見ている。
だからもっとしっかり、ちゃんと、かわいくしなければ。

長い間、本気でそう思っていた。
周りの人は言うほど他人を見ていない。
そのことに気付いて、自由になってきたのは、割と最近話だ。

次女はくっきりした顔立ちで
人見知りせず、いつも堂々としていたから
周りの人から可愛がられた。

だからきっと私と同じように
すべての人の目を意識してるのだと思う。

そのぶん、自宅とか人から見られにくいカフェの席とかが好きなのだろう。
私は、人の少ない本屋さんなどが好きだった。

子供にも外面があることを忘れてしまう人は多いし
疲れた、と言われたら、遊んでるだけなのに何に疲れるんだよ、なんて応える人もいる。

でも子供には子供の社会があるし
その場その場でよく見せたいと頑張ってる。

子供の、息抜き。

子供が育つにつれ、やらなきゃいけないことがいっぱい見えて
つい、あれやれこれやれと言いたくなるけど、
なるべくぎりぎりになるまでは見守ってあげたいものですね。

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