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「ロミオの青い空」全33話こそっと感想①

YouTubeで『ロミオの青い空』全33話が期間限定で公開されているので、だいたい1日2話ずつのペースで視聴しております。9月22日までの公開だそうなので、今までご覧になったことのない方はぜひ騙されたと思ってアクセスしてみてください。世界名作劇場としては後期の作品にあたるため、オタク以外にはあまり知名度がない気がするのですが、それはあまりにももったいないです!

てなわけで、各話ごとのざっくりした感想文を綴っていこうと思います。手加減しながら書きますけどかなり思いっ切りネタバレになってしまいますので、これから視聴される予定の方は以下の内容についてはご覧にならない方がいいかもです。
以前にも一度、作品について大雑把な思い出を語ったことがあるので、よろしければこちらもどうぞ。→

毎回3話ごとに感想を載せていこうと思います。よって全11回の予定です。
気が向いたときに少しずつ掲載していきますので、よろしければ最後までお付き合いいただければ嬉しいです。

ではでは、本日は第1話から第3話までの感想を。

1話『アルプス!小さな村の大事件』

ロミオの育ったスイスの村から物語はスタート。何故ロミオが数奇な運命に身を投じることになったか、その発端が描かれます。
畑の情報提供しちゃいかんって。村の人駄目だって。でもこの説明セリフがないと、どうして死神があの行動に出たかわからんわけですからな。
とても真っ直ぐな少年であることが作中で何度も語られるロミオですが、この時はまだどちらかというとやんちゃな面が強調されてる感じ。それでもその人柄をすでに見抜いてるアニタはさすが女の子です(笑)。アニタ、君にはまだまだライバルが…。んでピッコロが可愛い。さあ「ピッコロが可愛い」を私はこれから何度叫ぶでしょうか…。
勇者の木登り、これさりげなく支えてる大人大変じゃない?踏みつけにされてるし。スイスの男強いな←そうじゃねえ

2話『運命のはじまり・炎の中の家族』

畑…。ただでさえ家計が苦しかったところに畑…。それでもロミオの一家はそこから這い上がろうとするのですけど、決定的な事件が起きてしまうのでした。そういう展開でもないと、日曜日のゴールデンタイムに家族で見ている層は納得しなかったでしょう…。
そしてもうこの2話からぼろぼろ泣いてしまう私。語られる、ロミオの家族のある秘密。ロミオの父親のロミオへの愛情の深さを示すために入れられたエピソードなのでしょうね。1話で少し伏線が貼られていましたが。小さなロミオを抱きしめるロベルトさんとかもう←号泣
釣りしてるロミオの横にちょこんと立ってるピッコロの可愛さ。たらんとした前足が可愛い。肩乗りピッコロも可愛いしなぐさめようとしてるピッコロも可愛いしお母さんに抱っこされてるピッコロも←今日のピッコロタイム←永遠に続く

3話『さよなら・ぼくの村』

この回も泣かずにいられようか…。見てた当時はロミオ側に近い年齢でしたけど、25年も経つとすっかりロミオの両親側なので、子供に本当に教育を与えるとはどういうことなのか、とかいった目線でも見てしまいますね。ロミオとロベルトの会話…。号泣。そうそう、ロミオが証文にサインするくだりも伏線になってますよね。
ロミオが煙突掃除夫としてミラノに行かなければ以降の話に繋がらないし、そこでの経験がロミオの人生を大きく変えることをすでに知っているからこそこの展開も冷静に眺められますが、当のロミオ一家や村の人たちの気持ちを考えると、身を切られるような思いがしてしまいますね。
世の中が不況に傾いている、いや既にそうなってる状況では「子供の人身売買」などという重い事態は起きなくとも、お互いに助け合うこともできないほど皆が貧しくなるのではないかと、ここまでの3話が他人事ではないように感じてしまうのです。
酒場の親父もグルに見えちゃうけど、酒代払ってくれる客を無碍にはできないのかしら、どうなのか。そして皮肉な天候…。


ではでは、次回の記事はまたいずれ。掲載しだいリンクを貼っておきますね。

次回の記事はこちら→

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