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お祓いビフォーアフター

厄年の厄っぷりがやばい。2021年はそう感じた一年だった。これはお祓いだ!と、年明けもそこそこに神社でお祓いをしてもらったので、今回はそのことを書きます。

お祓い前

詳細は以前の記事を参照してもらうとして、昨年のことを書くと、5月に顔面麻痺になり、11月に妊娠したと思ったら胞状奇胎になった。本厄ってこわい。幸いどちらも良い感じの経過を辿っているけれど、これ以上は勘弁してほしい。

と、思っていたら。年末に自分へのご褒美で整体に行くと「側彎(背骨の横方向への歪み)があるっぽいからきちんと診てもらって」と言われ、整形外科を受診。経過観察でOKだったけれど、背骨や肋骨の歪みが見つかりました。コルセットを付けるようになって、結果的に猫背が治りつつあります。

生真面目かよ、と思うくらいのラストスパートっぷり。厄年に仕事納めは無いのか、と悲しくなった。

そして2022年

スマホケースを新調し、Suicaをポーチに入れて持ち歩いていたらポーチを紛失。1月2日の夜に探し回った。見つけたのは初詣した神社の狛犬さんの足元。再び二礼二拍手一礼。目につきやすい場に置いてくださった方、ありがとうございました。神様もありがとうございます、お祓いに参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。私がそんなことをお祈りしている間に、夫がアマゾンでチェーン付き定期入れをポチってくれました。言えなかったですよね、一緒に歩き回ってくれた夫に、別で欲しい定期入れがあったなんて……。

いざ、お祓い

この悪循環をどげんかせんといかん。厄をどげんかせんといかん。そう思い、お祓いを申し込みました。
神主さんが生まれ年を調べてくれて、後厄+裏鬼門にあたる年だからそのお祓いも一緒にしましょうということになった。(イカ二貫の読み方で)裏鬼門!!

夫と一緒にお祓いを受けながら、神主さんの読み上げる言葉を聞いて「本当に家族みんなが心身ともに丈夫で、事故なく過ごしていきたいなぁ」としみじみ思った。

せっかくだし、とお祓いの後におみくじを引いた。意訳すると「今まで大変でしたね、良い方向に向かっていきますからね」と書いてあり、病とか仕事とかも勇気づけられることが書いてあったように思う。我が家の待ち人も来てくれるそう。裏面には、「困ったときには神に頼みに来なさいね」という内容が書かれていて、実に励まされた。
ちなみに、数年前に引いたときは「人間は普段神頼みなんてしないのに、苦しいときだけ『神よ神よ』と縋りやがる。(だから日ごろからお参りに来いということ。これまた意訳)」と書かれていて大いにビビり散らかした。

お祓い後

お祓いを受けてよかったことは大きく分けると2つだ。まずは、気持ちの晴れやかさ。おみくじに書かれていた内容にも背中を押されて「もう大丈夫」とはっきり思えるようになった。纏わりついていた不安な気持ちが割としっかり剥がれて、自分でも驚いた。

もう一つは、小さなラッキーを感じるようになった。例えば、通勤中「あの席空いてくれないかな」と思った位置に座っていた人が次の駅で降りて、近くにいた人が立ったままだったので座れた。靴下を買い忘れたまま買い物から帰ろうと歩いていたら、靴下屋のワゴンセールに遭遇した。とか。

そんな大層な出来事じゃないのかもしれない。でも、これまで踏んだり蹴ったりだった私にとっては「神様が気づいてくれてる感」があった。ありがてぇ。

感想を一言で表すと、お祓いを受けてよかった。今年が始まってもう5%が過ぎたそうだ。良い年になりますように。

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