公共工事設計労務単価
一部のオジサマ方が「爆上げだ!!」と喜び騒いでいる案件
なにが爆上げやねんとR2年度から比較してみる。
R2年度→前年度比2.5%↑
R3年度→前年度比1.2%↑
R4年度→前年度比3.0%↑
いずれも全国主要12職種単純平均、対前年度比です。
確かに上げ幅が単純計算250%↑なので爆上げですね。
この全方位苦しいコロナ渦にあって、国を挙げて建設業の待遇を改善しようとしている姿勢には好感が持てます。
・・・・・
このご時世、儲かってるのは土建屋だけだとか言ってはいけません!!
しかし私はひねくれているので、変な考え方をしてしまいます。
大企業3.0%、中小1.5%(いずれも年毎)以上の賃上げ表明企業に対する加点措置ですね。
これはもう選択の余地なく、やらないと勝てるくじ引きも勝てませんから、やるところがほとんどでしょう。
ここともリンクしているのでしょうか?
加点で釣って実勢価格が設計労務単価に追い付くという。
良く分かりませんが、そういうロジックもあるんじゃないかと、根性の腐った私は思います。
因みにこの設計労務単価、あくまで設計ですので、公共工事に関しては落札率をご考慮頂いて、その上で必要経費を別途形状なさるのが宜しいかと思われます。
この話をすると、ちゃんと出来るところと、「難しい事はワカンネからそっちで決めてクリー」的ないい加減な所とで分かれます。
こっちで総額変更なしのうえ、内訳を決めるだけなので、どうでもいいのですが。勿体ないなあと思います。
設計労務単価はあくまで設計額とはいえ、指標として優れているので上手に使い、会社の賃金給与と請負額等のバランス感覚を涵養しましょう。というかワイはそういう風に使ってます。
以 上
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