🚪🤛私の人生をノックした映画たち
随分なお久しぶりです...と始めようと思ったら、わたし直近のnote記事全部それで始めてたので沈黙。
......なんだろう、他にしっくりくる挨拶がない。ということでもう一度。
随分なお久しぶりです🫡
去年の今頃は毎週のように「気まま和訳」の記事書いていたのだけれど、最近は少しお休み気味です。とはいっても字幕なしミュージカルは今でも見てるので、手元で和訳(っぽいもの)はしているので...時間ができたらまとめて体裁を整えていきたいな〜と計画中👀
🍿🎬📽
さて。先日映画「バビロン」を見てきた。
まだ公開中の映画なので詳細は控えたいのだけど、もうとにかく良かった........!!
巷じゃ賛否分かれているみたいでまあそれも納得できるんだけど、個人的にはとっても好み。
強制的全力疾走みたいな汗だくのカオスの中に入り交じる、淡雪みたいにきらきらしたノスタルジーが堪らない。ストーリーの随所に散りばめられた「雨に唄えば(1952)」パロディの描写も、わかる人は思わずニヤっとしてしまうような宝物のようなシーンでした。
そしてこの映画、(ネタバレになるのかな)個人的にかなり刺さった台詞があって。
作中、時代の変化に伴って人気の衰えを感じているかつての大スターに対して、知り合いのゴシップライターが
という言葉を投げかける。
この台詞、すっごくないですか.......!?!?
ドナルド・オコナーはじめ、私の好きなミュージカルスターの多くはもう私の産まれる前に亡くなっていて、それでも私は彼らの作り出す物語に、軽やかなダンスに、やさしい歌声に心を動かされている。
ミュージカルではない比較的最近の作品でももちろん。例えば私が初めて「グッド・ウィル・ハンティング(1998)」を見てボロ泣きした何年も前に、ロビン・ウィリアムズはもう亡くなっていた。
映画は、フィルムの中の人物たちと私たち鑑賞者に「今」この瞬間を共有させる。時間を越えて、国を越えて、言葉を越えて、私と一緒に色んな人生を冒険してくれる彼らが好きだ。
私以外にもそういう映画ファンが、世界中に今も昔もきっと沢山いるんだろう。
先程の台詞は、彼らの一人ひとりがフィルムの中で輝くかつてのスター達に抱いている親しみや感謝、愛が表現されている言葉な気がして、映画館で心臓がギュッとなってしまった...。
2022年を生きこの作品制作に携わった人達だけでなくて、「素敵な映画に出会う」経験をしたことがあるすべての人から、現在にいたるまでの映画史を形作ってきた無数の映画人に宛てたラブレターのような作品でした💌
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ここで表題へ。
私が映画沼に足を踏み入れてから日は浅くて、まだまだ「詳しい」なんて言えたものじゃないのですが。
今まで出会った映画の中の今や昔の映画人に敬意と愛を評して、私の生き方や価値観をぐらりと揺すった素敵な作品を列挙してみようかなという所存。
でも20年程度しか生きてない小娘が、大した偉業も成し遂げていないのに「我が人生に影響を与えた」なんていうと大袈裟なので、ここは「人生をノックした」程度のやさしい表現でいくつもり。
「気まま和訳」では'40-50年代の🇺🇸ミュージカル映画がほとんどだったけれど、今度はミュージカルじゃない作品も含め各国に飛びます。もちろんアメリカ作品が多めなのは事実、でもそれももう少し最近の作品を。いわゆる「おすすめ映画紹介」ではなくて完全に趣味かつ備忘録で。
偶然noteを見た同じ映画が好きな誰かには共感を、まだ知らない人には素敵な出会いを、ささやかに提供できたら幸せだと思うのです。
それでは今日はこのあたりで。
こちらもゆったりと更新していきます✋
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