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ボードゲーム「カラク」プレイ記その1(3/5)

しーぷ7ターン目

▲前のターンで2本目のカギを手に入れたしーぷは、

▲このターンのスタート地点(★)から、

▲上方向へ2タイルぶん移動して、

▲2つ目の財宝をゲット!

しーぷ「これで2勝利点!」

星屑「やばい、どんどん差が広がっていく…!」


星屑7ターン目

残りHP1と後がない星屑。

しーぷ「HPがゼロになったらどうなるの?」

星屑「意識不明になって、次のターンが休み。休んだことでHPが1回復して、その次のターンから復帰するよ」

しーぷ「ゲームから脱落、とかではないんだね」

星屑「そこがこのゲームのポイントだよね。緊張感は薄れるかもしれないけど、みんなで最後まで遊べるっていうのは強い」

しーぷ「それで、意識不明を目指すの? 撤退するの?」

星屑「もちろん、勝利を目指すぜ!」

星屑「また1が出たのに呪いのせいで振り直せないー!」

しーぷ「呪いがキレイに刺さっちゃったねぇ」

星屑「む、無念…」

▲あわれ星屑は意識不明に…!


しーぷ8ターン目

▲しーぷは、まず下方向へ1タイルぶん移動してから、右方向への移動を宣言。

▲引いたタイルはトンネル。

▲さらに右方向へ移動するも、同じくトンネル。

▲さらにさらに右方向へ移動すると、部屋を発見。

しーぷ「トークンは何が出るかな…?」

しーぷ「やった! またまたスケルトンターンキーが来てくれた!」

星屑「マ ジ か よ !」

しーぷ「宝箱はあと1つ残ってるし、ちょうどいい!」

星屑「なにこの運の格差社会!」

▲しーぷの出目はで、相手のパワーはだが…

▲装備品のナイフで+1、マジックボルトの呪文を使って+1。これで6+1+1=。さらにスキルの【バックスタブ】引き分けでも戦闘に勝利するので…

しーぷは見事にスケルトンターンキーを撃破して、3本目のカギを獲得。

しーぷ「呪文は使ったらゲームから除外されちゃうんだよね?」

星屑「そうだけど、カギが手に入るなら安すぎる対価だね」


星屑8ターン目

▲星屑は1ターン休み。そしてHPが1回復。


しーぷ9ターン目

▲しーぷは4マスぶん移動して宝箱がある部屋へ。

星屑「すごい、まったく無駄のない動き!」

しーぷ「気持ちいい!」

▲トントン拍子で3つ目の財宝を獲得。星屑との点差は広がる一方である。


星屑9ターン目

星屑「もはや、ここまでかな…」

星屑は9ターン目にして、スケルトンウォーリアではなく回復の泉へ向かう。

▲回復の泉でターンを終えることにより、HPを全回復して、カラクの呪いを解く。

しーぷ「また次のターンからスケルトンウォーリアに挑むの?」

星屑「もう、いいかな…」


しーぷ10ターン目

▲しーぷは右方向へ2タイルぶん移動してから、下方向へ。

▲すると、ここに新たな回復の泉が出現!

しーぷ「いいね! ここを拠点にして探索をしよう」

▲その先はトンネルで、4移動を消化したしーぷはターン終了。


星屑10ターン目

▲星屑は一転して右方向への移動を宣言。

▲そこにいたのはミイラ。

星屑「パワーなら勝てるはず!」

しーぷ「がんばれ!」

星屑「あぶなかったけど、ぎりぎり勝てた!」

しーぷ「初勝利だね」

星屑「ここまで長かった…!」

▲星屑はマジックボルトの呪文を獲得し、

▲しーぷはカラクの呪いを受ける。

しーぷ「しまった、呪いがあるんだった。応援してる場合じゃなかった!」


しーぷ11ターン目

▲右方向か下方向へ進むかに思われたしーぷだが…

▲向かった先は回復の泉。

▲ここでターンを終了し、受けたばかりの呪いを解呪!

星屑「判断がはやい!」

しーぷ「星屑が呪いに苦しんでるのを見てたからね。私は苦しみたくない!」


星屑11ターン目

▲星屑は右方向へ移動。

▲そこで待ち構えていたのは大グモ

大グモ(パワー)。
魔法の力によって巨大化し、獣と化したクモ。
カラク城の中では最悪の不快指数を誇る。

▲これも、さきほどとは打って変わって一発で撃破!

▲星屑は回復のポータルを獲得。

しーぷ「それは回復アイテム?」

星屑「そうなんだけど、これ自体が回復してくれるわけではなくて、回復の泉へ飛ばしてくれるアイテム。飛んだ瞬間に全回復して呪いもとかれる上に、そのまま行動を続行できるんだ」

しーぷ「じゃあ、回復のポータルで回復の泉へ飛んで、回復した上で4タイルぶんの移動ができるってこと?」

星屑「そのとおり。その移動先での戦闘や宝箱の開錠もできる」

しーぷ「便利なアイテムだね」

星屑「しかも、自分だけでなく他のプレイヤーにも使えるから、ちょっとした妨害もできる」

しーぷ「宝箱まであと少し…というプレイヤーを遠くの回復の泉へ飛ばしてしまう…とかかな。いろいろと使い道がありそうね」


しーぷ12ターン目

▲しーぷは右方向へ移動。

▲ここにヤバいのがいた。フォールン!!

フォールン(HP:12)。
カラク城の財宝を守る呪われた魂。
その正体は、カラク城で力尽きた探索者である。

しーぷ「パワー12!? 強すぎる…!」

星屑「カラク城で死んだらあんな姿になるのか…」

しーぷ「ここはスキルの【ステルス】で回避!」

【ステルス】のスキルは、入った部屋にモンスターがいた場合、戦うか、または移動を続けるかを選べるというもの。

▲移動先にいたのはスケルトンウォーリア。

しーぷ「こっちなら戦える」

▲装備品で+1して10の勝利!

星屑「あのスケルトンウォーリアーを一撃で屠った…だと…?」

しーぷ「やっぱり装備品があると心強いね」

▲しーぷは撃破報酬としてソードを獲得!

しーぷ「これで、また強くなった!」

星屑「すごくRPGっぽい!」


遅すぎる損切りにより大きく出遅れながらも動き出した星屑。
ダイス運にも恵まれながら堅実なプレイングを続けるしーぷ。
星屑は3VP差をひっくり返すことができるのか…?

(つづく)

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