
開発メンバーとして関わる時に考える事、誘う時に考えて欲しい事
最近、外部のプロジェクトの開発メンバーに誘われることが何回かありました。しかし、都度断ってしまっている現状があり、これではお互いのせっかくの機会を逃しているのでは?と思い立ったので、どういう条件なら関わりたいと思うのかを考えてみました。
課題感
何かの開発メンバーに誘われた時、やるかやらないかは半ばノリで決まると思うんけど、ノリで始めて中途半端になって迷惑かけてしまうんじゃないかって気持ちが上回るんだよね。。うまい付き合い方みたいなのあれば知りたい
— はっさん (@hassasa3) November 30, 2019
現在の人生を構成しているものとして、本業・個人開発・交際があります。その中での自分の優先順位は、本業 > 個人開発 >= 交際 となっています。そしてそこに副業が入ると、本業 > 個人開発 >= 交際 > 副業 となります。
なので、副業を理由に個人開発や交際の時間を減らしたくはありません。つまり、副業に当てられる時間は多くないため、稼働時間に対して副業先が求める期待値に沿わない可能性が大きいです。
これが今副業に対して抱えている課題感です。
副業先に求める事
プロジェクトの開発メンバーに誘う方の目的は、即戦力となる人をプロジェクトに参画させ、すぐに開発を前に進めたいからでしょう。なので、自分もすぐに成果を出せる条件のプロジェクトに関わりたいと考えています。その条件とは、自分が普段使っている技術をそのプロジェクトが使っていることです。(例えば、Ruby / Rails / Vue.js / Nuxt.js / jQuery / AWS など)
これは大前提としてあります。参画してすぐに成果を出すことができれば、お互いに良い精神状態で接することができ、その後も良好な関係を築けることができるでしょう。
次に関わりたいと思わせる要因は、「何か新しい挑戦になるものがある」と「プロジェクトに関わる意義を持てる」です。何か新しい挑戦とは、例えばプロジェクトの PM or 開発マネージャーとしても関われたり、学びたい言語 を使える (例えば TypeScript / Golang) ことです。これらは即戦力部分ではありませんが、それらの経験を積めるとなると、一気に関わりたいという気持ちが泉のように湧き出てきます。これはただ仕事に取り組むだけではなく、エンジニアとして可能性を広げたいという考えがあるからです。
次に自分がなぜそのプロジェクトに関わるのかを考えた時に、腹落ちできる理由が存在する必要があります。なぜなら、例えば上記で挙げたスキルを学んだらそこのプロジェクトにいる意味は無くなってしまい、学びたかったスキル以外にプロジェクトとの関係性を繋ぐ要素が無くなってしまうからです。そして人が離れると、経営陣や開発メンバーはまた新しいメンバーを探す必要性に苛まれてしまいます。
一時的な関係を複数人と回してプロジェクトだけを前に進めて行くという考えもありますが、やる意義を持てた方が熱量の持続性が高く、組織やプロジェクトも安定しやすいと思いませんか?
かなり条件としては絞られますが、この条件に当てはまらなければ副業はやる必要はないです。少なくとも事件に巻き込まれたり、人間関係の悪化などリスクがあるからです。それなら家で Youtube をみていた方が良いでしょう。
どのような状態なら関わり始めやすいか
すぐに Slack と GitHub に招待してもらえて好きな時間にタスク消化する働き方で、かかった時間 × 時給を請求する形で良ければシュッと動けそう
— はっさん (@hassasa3) November 30, 2019
ではやりましょうとなれば、すぐに Slack と GitHub に招待することができ、タスクが (できれば) GitHub にあって閲覧できると良いです。週に1回程度のMTGであれば出社することは可能ですが、移動に時間を取られたくないため作業はリモートでできればと思っています。
週の最低稼働時間と時給は時期によって変動する可能性が高いので、都度直接お伝えさせていただけたらと思います。
終わりに
これらを踏まえたのち、準委任契約などの契約を結んで、仕事を開始する流れですね。
本人が本気で取り組んでいるプロジェクトに誘ってもらえるのは、とても光栄で嬉しいです。考えることは多いですが時間は有限なので、お互いが納得した状態で長く関係性を持てればこの上ないことです。
【誘ってもらえる時に考えて欲しいことまとめ】
・誘いたい人が普段使っている技術をそのプロジェクトが使っているか
・何か新しい挑戦を提供できるか、やる意義を見いだせてもらえるか
・すぐに関わりやすい状態にあるか